冷めているやつと、熱いやつ～反対運動編～

―反対運動。―

　なにかの運動を起こすというのは。それを行おうと思う核なるものに熱があり。そして、なんの運動をしているのだろうと思う、遠巻きにいるひとはいつだって冷めているものです。

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「てめえ、ふざけんな！」
○あれ？どうしたの。あまり己の魂が汚れちゃうようなこと、言わないほうがいいよ。
「ソーダ！」
「いい加減にしろ！」
「ソーダ、ソーダ！」
〇…え、なに。騒々しい。どうしたの？

「携帯電話ばっか見てんじゃねーよおおお！」
「ソーダ！」
「こっちだあ！」
「こっちを見ろおおおお！」
「いい加減俺らの熱も冷めちまうぞおおおお！」

〇 なにやら物騒な。みんなおこって、本当どうしたの？

「こっち見ろー！」
「お願い。もう見て、」
「頼む…」

「冷めちまうからよお」
「見てくれよおおおお。」

「ちょっとそれ、貸してくれい。」
「親方っ。」
「こいつは俺に任せろ。」

〇…拡声器？デモですか。抗議活動…？

「いいか。聞こえるか？落ち着いて聞いてくれ。
君たちは既に、反抗期に差し掛かっている。だが、しかし！反抗するのが若者の特権でもあるとも、思っている！」
「長老！」
「親方っ」
「…打合せしたろ、」
「あ、ごめんなさい。」
「カーット！！」
◯だらっとする一同
「おい、誰だこの人参新人」
「すみません。」
「打合せしとけよ。ばろーめ。」
「すいません。すいません。すいません。」
「わたしのせいでおこられて…」
「大丈夫。大丈夫。よくあること。言っていなかった私がわるい(^O^)」
「そう。そう。」
「気よつけな」
「どうしますぅ？」
「続きいけますか？」
「ちょっと待ってねえ～」
〇なんだ、びっくりした。何かの撮影？
「確認とれましたぁ～。いけるそうです。」
「よかったあ～」
「流石、とろろ。(＾ω＾)」
「あの見た目だけど最高。」
「だいすき。山芋さん。」
「見た目は余計だよ。」

〇これ、どういう世界観なの？(;´∀｀)

「はい！本番。集中！」

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「…が、しかし！親に対する反抗を、我々に向けないでもらいたい！！！」

「ソーダ！」
「ソーダ！」
「まんまんちゃんあーんしろおおおおおお」
「え、なにそれ」
「カーット！！何だそれええ！？」
「誰がアドリブ入れていいって言った！」
「え、知りません？…え、知らない？」
「ごめん、分かんない…」
「打合せしとけよ。」
「だって、」
「まあまあ。まあ。」
「時間ないよ―」

「はい！本番。集中！」
◯だからこれ、どういう世界観なの？

「とにかく！俺たちを、くえー！」
○くえコール
「くえくえ、くえ」
「 くえくえ、くえ」

「我々は何も、作ってくれた人に感謝をして食べろとまでは言わない！我々は！作ってくれた人ではなく。我々自身にもっと、感謝をしてほしいのである！」
全員「ある！」
「聞け～」
「聞こえないのか？」
「こっち見ろ」
「みてくれよ(>_<)」
「おねがい、みて～」

「・・・こうしてデモは、彼らの熱が冷めるまで続いたとさ。」

〇演者全員で大合唱。曲は『キネマ天地』

「『虹の都　東の港
　キ〜ネマの天地〜♪ヽ(*´∀`)ﾉ』」

【出演】
（思い浮かんだもの順）

お芋　こんにゃく　レンコン　ごぼう　ご飯　薄揚げ　人参　ブタ　いんげん 　レタス　トマト　かまぼこ　梅干し　きゅうり　あおさ　玉子豆腐　しらす　明太子　マグロのタタキ　エスカベッシュ（南蛮漬け）　わさび漬け　西京焼き　お味噌　お豆腐　お砂糖　お酒　油

【小道具】
しゃもじ　菜箸　おたま　フライパン　お鍋
キッチンバサミ（友情出演）

【衣装】　ナルミ　ノリタケ　

「この作品は、JAグループ提供でお送りいたしました。」といえたらいいにのなあと、思いながらフルスイングで笑い転げながらあそびました～　
♪⁠ヽ⁠(⁠･⁠ˇ⁠∀⁠ˇ⁠･⁠ゞ⁠)♪⁠ ⁠\⁠(⁠^⁠ω⁠^⁠\⁠ ⁠)└⁠|⁠∵⁠|⁠┐⁠♪ワッショイ

またあそぼうねえ〜♪ヽ(*´∀`)ﾉ