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大沼公園と「おだんご」と(北海道旅編4)

列車乗るついでに大沼公園に来ました(?????)。

藤城支線と言えばたぶん鉄道ファンなら分かると思います。で、付近の特急停車駅が大沼公園駅くらいだったので下車、函館に戻るための折り返しの特急列車を待つのですが……折り返しの特急列車が1時間は来ないらしい。ということで、大沼公園行ってみよー。

大沼公園駅はその名の通り大沼公園の最寄り。IWT県某H駅のような名ばかり最寄駅も存在しますが、ここはちゃんと徒歩圏内に大沼公園が存在します。徒歩10分かかりません。

ということでやってきました大沼公園。柵の向こうが一応池です。氷が張ってるその上に雪が積もってるらしく真っ白ですが、乗れると信じて柵の向こうに踊り出たらバキバキバキィという音とともに池の黒い染みになると思います。たぶん
学校の記念撮影にでも使ってくださいといわんばかりの台が置かれてるのが草。雪被っとりますやん。

雪が積もってますがサラサラしておりベチャベチャした雪ではないので濡れることはほとんどないです。新雪もなく踏まれた後もあるので結構歩きやすい感

小島があり橋で相互が結ばれております。ちなみに観光客は全体で見ても(写真に写ってる人含め)両手で数えられるくらいの人数でした。年末とはいえリーマンが休暇に入る前の平日ともなるとさすがに人がいないっぽい?

いつもの屑運が発動しました。橋が通行止めらしいです。年末年始跨ぐのに容赦なく通行止めってここ冬の間はそんなに人来ないのかな。

駄目みたいっすね……
迂回します。

ぐるっと迂回して向こう側に来たあたりで撮れた写真。見えるのは渡島富士こと北海道駒ヶ岳。この日は快晴でしたが駒ヶ岳は笠を被っていました。これはこれで貴重?といえばそうかもしれませんがうーん

どうでもいい豆ですが函館札幌間の特急は山の左側を、上りの貨物列車は右側をぐるっと迂回する線路を走ります。

とまあ大沼公園の話はこれくらいにしておいて本題。大沼公園駅の付近には「沼の家」なるお店があり、ここのだんごが古くからの名物なんだそう。車内販売があった時代にこの付近の駅を発着する特急北斗号でも扱ってた、鉄道マニアや北海道好きには言わずと知れた名物です。

胡麻+醤油と餡+醤油の箱があり、それぞれ小と大がありました。小が奥の箱で、大はあまり出ないのか数は控えめ。餡+醤油の小をひとつ買って戻ります。

これは市内に戻るための函館行特急列車。まわったのは手前側だけではありますが、50分ほどで軽く見られるくらいには駅至近。小沼も含めてしっかり巡るなら車は欲しいところです。ちなみに線路は小沼と大沼の間を走り、特に小沼は至近に結構しっかりと見えます。乗ったこの列車は車掌による観光案内もありました。

大沼のだんご

どこか懐かしく人々に愛される大沼の味
大沼湖・小沼湖を表現した「大沼のだんご」


かつて、駅売りから始めたという大沼のだんごは、上質な材料を使った餡、胡麻、正油の3つの風味で販売。団子の柔らかい食感と、どこか懐かしく飽きのこない味は、今も昔も変わらないシンプルな口当たりです。
「大沼だんご」は折に入っており、あんこや醤油、ごまの「あん」が大沼湖・小沼湖を表現、中の団子は湖の島々に見立てているとか。
楊枝に刺して食べる一口サイズのだんごは、大沼ならではのスタイル。大沼に行くと恋しくなるこの味には、今も根強いファンが多いことで知られています。

「沼の家」では、元祖大沼だんご。「谷口菓子舗」では一度に3つの味が楽しめる3色だんごを販売中です。

http://onumakouen.com/feature_dango/

ということで少し跳んで札幌行特急列車内。

開いてみるとこんな感じ。奥に見えるのが醤油(というかみたらし)、手前が餡です。餡のなかには奥の醤油のなかに見えるサイズ感のだんごがたくさん入ってます。

棒が付いてます。これでつついて食べるんですね。
だんごは一口サイズ、少し細長いだんごは柔らかく、醤油も餡もだんごにしっかり絡みます。
みたらし多めなのでみたらし団子好きな人には嬉しいタレの量。餡の方はこしあんで、上品な甘さで美味。

ちなみにカロリーはまあまああったので普通の駅弁として楽しむかおやつとして食べるなら家族など複数人でシェアして食べるのがよさげ。

元祖の大沼だんごを売ってるところだと2つの味ですが、谷口菓子舗では3つの味が楽しめるとかで。

古くからの大沼の名物、大沼函館観光のついでに訪れることも可能な範囲内の観光地ですのでもし来る機会があれば是非どうでしょうか。

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