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名主題歌で振り返る「私の70年代少女アニメ史」



『キャンディ♡キャンディ』1976

 歌:堀江美都子

 これまでエンディングの「あしたがすき」の方は別記事で紹介したことがありますが、あらためてオープニングの方を聴いてみると、やっぱり名曲ですね。
 チェンバロで奏でられるイントロも素敵だし、転調してからのスリリングな展開もドラマティックです。

 自分には妹がいたせいか、TVアニメなんかでも、いわゆる「少女もの」もよく観てた記憶があります。
 もちろん小学校あたり、年代で言うと70年代に限定されるんですが、その時代の「少女アニメ」には、印象的な主題歌がいっぱいなんです。
 そんな名主題歌を振り返りながら、自分が観ていた「少女アニメ」について ”note” していこうと思います。


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◎魔法少女シリーズについて

 やっぱり「少女アニメ」と言えば、”魔法少女シリーズ” に触れないわけにはいきませんよね。

 『魔法使いサリー』から始まるこの系統の作品は、90年代の『セーラームーン』、そして00年代からは『おジャ魔女どれみ』、『プリキュア』と、現代まで連なる王道の「少女アニメ」シリーズなのです。

 原作:横山光輝の『魔法使いサリー』と、原作:赤塚不二夫の『ひみつのアッコちゃん』が ”魔法少女シリーズ” の源流なのですが、実は、私はリアルタイムでは観てないんです。
 私が、おぼろげながら記憶している、”初・魔法少女シリーズ” となったのは、1973年放映の『ミラクル少女リミットちゃん』なんです。

『ミラクル少女リミットちゃん』1973

 主題歌「幸せを呼ぶリミットちゃん」歌:大杉久美子

 なんと、このリミットちゃん、飛行機事故で重傷を負って、科学者である父親によってサイボーグ手術で蘇ったという設定なのです。
 時々、サイボーグであることの哀しさが描写されたりして、今、思うとけっこうハードな「少女アニメ」だったのです。


『魔女っ子メグちゃん』1974

 歌:前川陽子

 リミットちゃんに続いて放送されたのが『魔女っ子メグちゃん』なんですが、前川陽子さんによる主題歌は『キューティーハニー』と並ぶ、ちょっとアダルティな曲でした!
 ちょっと男の子には恥ずかしい歌詞の部分が、より印象的でした。
 メグちゃん、セクシーで可愛かったです。
 シャランラ♫ されたかったです。はい。(←いちころやん!)


『魔女っ子チックル』1978

 歌:堀江美都子

 実は、あまり、ちゃんと観てないんですが、エンディングテーマの「チックルチーコのチャチャチャ」が印象的過ぎるんです。
 ♪ ~二人は双子、似てない双子♫ ってフレーズは歌ってた記憶ありありです!


『花の子ルンルン』1979

 歌:堀江美都子

 そして、私が観ていた記憶のある「少女アニメ」の最後が、この『花の子ルンルン』です。
 さすがに観てるのは恥ずかしくて、途中からは観なくなった感じです。
 探していた「花」は見つかったのでしょうか…


『コメットさん』1978

主題歌「キラキラ星あげる」歌:大場久美子
作詞:伊藤アキラ/作曲:平尾昌晃/編曲:萩田光雄

 「少女アニメ」ではないんですが、魔法少女シリーズの素材を集めている時にみつけてしまって….w
 紹介しないわけにはいけませんよね。
 大場久美子さん主演の『コメットさん』なのですが、ウルトラマンタロウやウルトラマンレオも共演したりして、男子の心をつかんでたのです!



◎主題歌が印象的過ぎた「少女アニメ」

 さて、続いては、私の大好きな主題歌を紹介していきます!


『ラ・セーヌの星』1975

 歌:アレーヌ

 『ベルサイユのばら』に先駆けて、フランス革命をテーマにした「少女アニメ」です。
 後半はけっこうハードな内容だったんですよね~
 主題歌も勇ましい感じだったのですが、ちょっとたどたどしい感じで歌うと、この上なく盛り上がります!
 ただし、冒頭の「エトワール・ド・ラ・セ~~ヌッ!」から始めないといけません!


『はいからさんが通る』1978

 歌:関田昇介

 大和和紀さんの原作漫画の方も楽しい作品なんですよね。
 ただ、このアニメ版は、なんか知らない間に終わってた印象です。
 80年代に南野陽子さんの主演で映画化(「少尉」役は阿部寛さんw)されて、主題歌も南野陽子さんが歌ってましたが、自分にとってはアニメ版主題歌が印象的で、やっぱ、こっちが好きなのです。

 クラビネットの音色も印象的で、やけにファンキーな仕上がりなんですよね~、この歌では、♫ハーイ、ハーイ、ハ~イを皆で歌うと鉄板です!


『エースをねらえ!』

 さて、女子も男子もはまった作品だったのが、山本鈴美香さん原作の『エースをねらえ!』なんですが、実は、1973年版と、1978年版の『新・エースをねらえ!』があるんです。
 アニソンの名曲として紹介されるのは、1973年版の方が多いんですが、私が大好きなのは1978年版の方だったりするんです。

1973年版の主題歌がこちら
 歌:大杉久美子


『新・エースをねらえ!』1978

主題歌「青春にかけろ!」歌:VIP
作詞:竜真知子/作曲・編曲:馬飼野康二

 いや~、イントロから泣けます!
 青春の情熱が凝縮された一曲だと思います!!
 なんか、目に浮かびませんか「岡… エースをねらえ!」の文字が…

 この名曲の作曲者は馬飼野康二さんなんですが、調べてみると、歌ってた ”VIP” ってグループはジャニーズ事務所所属のグループでした!(え、女性所属のグループもいたの?!)


『ベルサイユのばら』1979

主題歌「薔薇は美しく散る」歌:鈴木宏子
作詞:山上路夫/作曲・編曲:馬飼野康二

 実は、池田理代子さんの原作漫画は読んだことがないのですが、このアニメは、私の中で上位にくる作品のひとつなのです。
 そして、馬飼野康二さんによるドラマティックアレンジの「薔薇は美しく散る」は、私にとって、もっとも忘れ難い主題歌だったりします。
 『ベルサイユのばら』の結末を知ってからだと、より一層、タイトルが悲しいんですよね。


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 と、いうわけで、私の観ていた「少女アニメ」を振り返ってみたのですが、けっこう観てるな~って感じですね。
 でも、面白いものは、男子が観ても面白いのです!(きっぱり!w)

 基本、再放送ではなく、リアルタイムで観たものばかりなのですが、もっとも古い記憶のひとつに『星の子チョビン』という作品があったことを思い出しました。
 ♫ 僕らの町にやってきた~ って始まるやつなんですが、この歌が好きだったんですよね~。
 ただ、同時にエンディングテーマの方も好きだった記憶があるのに思い出せない💦
 ということで、今回、調べてみると、エンディングテーマが渋すぎて… でも、すごく好きだった記憶はあるんで、ちょっと笑ってしまいました。

 最後に、平尾昌晃さん作曲の『星の子チョビン』のオープニングとエンディングテーマを、ぜひ、お聴きください!

『星の子チョビン』1974

歌 - 藍美代子
作詞:石森章太郎/作曲:平尾昌晃/編曲:竜崎孝路


エンディングテーマ「星のしずくの子守唄」



(アニソン関係note)