桜井さんの歌と歩く（ミスチル年代記）
Chronology of Mr.Children
自分と同世代の40~50代の方だと、たとえ大ファンって感じじゃなくても、「Mr.Children」といえば、普通に好きな歌が、１、２曲はあったりするんじゃないかと思います。
自分は聴いてるアルバムと聴いてないアルバムがあったり、ライブに行ったこともないので、ちょっと大ファンとはいえない立場です。
でも、そんな自分なんかでも、学生の頃から聴いてるので、ほぼ30年？の付き合いになります。なので、その時代のヒット曲を聴くと、なんかその頃の自分を思い出してしまったりします。
そういう意味では、付かず離れずのままですが、けっこう長い間、一緒に歩いてきた感じがしたりしますね。
曲はもちろんですが、
桜井和寿さんの書く詞がね、やっぱいいんですよね。
恋しちゃった気持ちを素直につづった「靴ひも」や「君が好き」
好きな人のためにこうありたいと願う「HERO」
もう一回会いたいと叫ぶ「HANABI」など、桜井さん流のラブソングもいいし、
「ファスナー」みたいな変な歌詞も面白いし、
でも、なにより好きなのは、桜井さん自身が、自分の生きる姿を重ね合わせているように思える歌です。
そんな歌をシングルで振り返ってみると
6th「Tomorrow Never Knows」 1994/11/10 桜井さん24歳
今より前に進むためには
争いを避けて通れない
そんな風にして世界は今日も回り続けている
15th「終わりなき旅」 1998/10/21 桜井さん28歳
嫌な事ばかりでないさ さあ次の扉をノックしよう
もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅
23rd「Any」 2002/7/10 桜井さん32歳
今 僕のいる場所が 探してたのと違っても
間違いじゃない きっと答は一つじゃない
35th「足音 〜Be Strong」2014/11/19 桜井さん44歳
夢見た未来は それほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ！
自分なりに流れを考えてみると
何かに向かっていかなきゃと、心のまま進み始めた ｢Tomorrow Never Knows｣
その向こうにはきっと素晴らしいことが待っていると、自分を励ましながら進み続ける ｢終わりなき旅｣
どこかにたどりついても、そこは決して終着駅ではなく、そこからまた進み始める ｢Any｣
そして、誰かがいてくれることに気がついて、共に歩いていく「足音 〜Be Strong」
という感じですね。
やっぱり、世代が近いと、その頃のモヤモヤした気持ちに”ぴったり”はまることもあって、けっこう励まされたりするのです。
今年、50歳を迎えている桜井さんですが、60代や70代になって、どんな歌を歌ってくれるのか楽しみなのです。
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最近は、新曲を発表するまでのスパンが長くなっていますが、今年は久しぶりのシングルが発表されましたね。
お父さん世代には、嬉しいチョイスの感じですね。
38th「Birthday」2020/3/4 桜井さん50歳まであと4日
It's my birthday
消えない小さな炎を
ひとつひとつ増やしながら
心の火をそっと震わせて
何度だって僕を繰り返すよ
そう いつだって It's my birthday
「何度だって僕を繰り返すよ」と歌う桜井さん
私も、また歩いていきたいと思います。
♪