見出し画像

私たちは、何を感じながら相手と話しているのか?という話(オンライン会議)

 Something to say


 世の中では、すっかりオンライン会議が定着してきましたね。
 自分の職場でも、まあまあ進んできて、時々、開催されるようになりました。自分の席から電話をかけるように会議に参加するなんて、なんか、不思議な感覚ですよね。

 最初は、操作にとまどうこともあったのですが、慣れてくればなんてことないんですよね、ほんと便利な世の中になったものです。

画像1


 そんな便利なオンライン会議なんですが、会議の体裁は取れるし、情報交換の上では申し分ないのですが、まだまだ、対面式の会議の方がいいって意見もよく聞きますね。

 「本音で協議するなら対面の方がしやすい」

 たしかにですね、言いたいことはわかります。
 自分もですね、便利と思いつつも、コミュニケーションという部分では軽くなった感じがするんですよね。
 やっぱり対面型の会議の方が、相手の雰囲気みたいなものが伝わってくるような感じがして、間をとらえた発言や協議がしやすいと感じるのです。

 軽く感じるというのは、何かしらの負担が減ってるということでもあるので、いい部分もあるんでしょうけどね... 。
 きっと自分みたいにオンライン会議に軽さを感じてしまう人は、普段、相手と会話する時に、表情や声だけでなく、もっといろんな情報を全体でとらえてコミュニケーションしてるんだろうと思うのです。
 いつも捉えている情報の全てが伝わってこない分、軽く感じてしまうんでしょうね。

+ + +

 実は、この軽さを感じることは、昔々、電子メールが一般化されてきた頃にも感じたことなのです。
 その頃、同じ建物内の部署であれば、関係者に連絡といえば電話、もしくはそこに行って対面しながらって感じでした。
 そんな中、電子メールが導入されて、連絡事項をメールで送ったりするようになるんですが、それが軽く感じられてしまって、メールを送った後に、わざわざ「メールを送りました。」っていう電話をかけたりしてたんですよね。

 今、考えると、何のためのメールやねん!って感じではあるのですが、メールで済ませることへの遠慮みたいな気持ちが確実にあったのです。

 最近では、そういう感覚も少なくなってきたんですが、そんな軽さの変化も、10年ぐらい?かかった感じなのです。

 まあ、時々、インターネットニュースとかでは、バイト先の欠席連絡や退職願いをメールとかで済ませてしまうことに対する怒りの声なんかが載っていて、メールの軽さに対する感覚は、まだまだ様々ある感じですね。


+ + + + +


 ただ、視点を変えてみると、オンライン会議でのコミュニケーションに軽さを感じてしまう自分みたいなタイプは、ある意味、オンライン画面から情報を受け取ることに慣れていないだけなのかもしれないとも思ったりもします。

 コロナ禍の中、オンライン授業とかも行われてたりしてるので、オンラインでのコミュニケーションが普通の環境で育った人なんかは、オンライン上でも適切に必要な情報を見て取れるのかもしれません。
(オンライン飲み会が楽しいって話があったのですが、今でも、頻繁に行われてたりするんですかね。)

 でも、その一方で、オンラインでのコミュニケーションが普通になった人にとっては、対面することが”重い”ことになってしまったら、どうしよう.... みたいなことも考えてしまいます。

 対面で話すことが負担!

 まあ、そんなことになったら大変だ!と...  心配したりしても、その頃には、コミュニケーションの在り方自体も変化してるかもしれませんね。

 取りあえず、回数をこなして、オンラインでのコミュニケーションスキルを高めていきたいと思います。😅



 なんか、互いの捉え方の違いを考えていたら、あいみょんが聴きたくなってしまいました。