CM蒐集家の部屋【癒し系音楽編】
The Room of CM-Collector
CMで流れている音楽との出会いも楽しい出来事ですよね。
ふと耳を澄まして聴いてしまう音楽と出会うこともあったりして...。今回は、そんなインストゥルメンタルの”癒し系の音楽”をテーマに蒐集してみました。
TOYOTA「クレスタ」(狼編)1984
music by ジョージ・ウィンストン *1
このCMで使われたジョージ・ウィンストンの曲は耳に観に残りました~。普段はロックとかばかり聴いてた私でも、思わず聴き惚れてしまうほどの吸引力をもったピアノの調べ。レコードレンタルに走った記憶があるんですが、いつものジャンルと違うんで、探すのに苦労しましたね。
大正製薬「企業CM」1991
music by ポール・ウィンター *2
いわゆるニューエイジ系なんですが、”鯨とセッションする男” というコピーに、すごい魅かれちゃうと思いませんか?
はじめて聴いたポール・ウィンターでしたが、サックスの音色が渋すぎるんですよね。
アルバムを聴いてたら、あまりの心地よさに眠ってしまったこと多し!でした。
mandom「LUCIDO-L」1996
music by ゴンチチ *3
ゴンチチって、妙にひっかかるグループ名でしたが、アコースティックギターの音色が素敵でした。
当時、名前は知ってたんですけど、聴いたことはなかったのですが、ホント涼しげな感じで、夏の時期にピッタリな感じです。
三共「リゲインEB錠」1999
music by 坂本龍一 *4
ご存知、私の大好きな教授の曲なんですが、いつも以上に癒される曲でした。前衛的な感じだった教授が、映画のサントラなどを手掛けていくうちに、人の心に残るメロディを追求した結果のような気がします。『1996』や『BTTB』は、ほんとによく聴きました。
サントリー「伊右衛門」2004
music by 久石譲 *5
ジブリ音楽でお馴染み、あまりにもたくさんの曲を手掛けている久石さんですが、CMならやっぱこの曲かな、長く長く耳に残ります。(けっこう昔から流れてるCMなんですね、月日の経つのは、本当に早いです。)
富士通「暮らしと富士通」(すばる望遠鏡篇)2010
music by 村松健 *6
最後は、昔から好きだったピアニストである村松健さん。
知る人ぞ知るって感じの方なんですが、あまりクラシックしていない作品をたくさん発表していて、私のイメージでは自然や風景とマッチする音楽家さんだと思います。
CMの中でも自然の音と馴染んでると思いませんか。
(脚注)CMに使われている曲を紹介
*1『あこがれ/愛 (Longing/Love)』
*2『Lullaby from the Great Mother Whale for The Baby Seal Pups』
*3『放課後の教室』
*4『energy flow』
*5『Oriental Wind』
*6『思いは海を越えて』
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