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もらって嬉しい九州のお土産「銘菓」談義

 Discussion of The Local sweets.


 今回は、九州中心の話題となりますが、ご容赦ください!


 まあ、GW中、ささやかな親族の集まりがありましてですね。
 そこで、九州各地のお土産の話になったんです。

 

 話題のきっかけとなったのが、宮崎県に住む叔母の買ってきた「チーズ饅頭」なんです。


宮崎県『風月堂のチーズ饅頭』


 おお、これが、噂の「チーズ饅頭」なのか~

 と、初チーズ饅頭を、美味しくいただきました。

 それで思い出したのが、いつも楽しく読ませてもらっている”みゆさん”の記事….

“玉名チーズ饅頭。これがめっちゃ美味しくて、いつもこれを買うために玉名に寄るんです。これは、ここのお店か玉名パーキングエリアでしか買えないんです。 スコーンのような生地にチョコチップが入っていて、クリームチーズが包まれているんです。ほんと、美味しいんです。”

みゆさんの記事から


 そのことを思い出した私が
「熊本にも美味しい『チーズ饅頭』があるよね?」
 という話をすると、すかさず熊本の叔母が、
「”むらた”のでしょう、あれ、美味しいのよね。」
 と言って、しばらく、お土産とする「銘菓」談義が始まったわけです。

宮崎の叔母「宮崎は、マンゴーや日向夏を使ったお菓子が多いんで、銘菓って感じじゃないのよね。」

私「自分は『青島ういろう』とかもらうと、けっこう嬉しいよ。」 

宮崎の叔母「”ういろう”は、他のとこのもあるからね…」

 ….なんか、宮崎県ならではってのを叔母は求めてるみたいです。

 と、いうことで、どちらの『チーズ饅頭』も美味しいに違いがないのですが、様々な店から展開している宮崎県、特に風月堂 の『チーズ饅頭』を、もらって嬉しい宮崎銘菓とすることで落ち着いたのです。


 さて、熊本の叔母の方がお土産として持ってきてた銘菓が

熊本県『誉の陣太鼓』

 私も大好きなんです。これ…
 ずしっとした『陣太鼓』を一人占めして食べるのは贅沢なんですよね~(背徳感もありありです!)
 熊本土産というと、やっぱりこれって感じなのです。


 その後も談義は続くわけなのですが、私の親戚たちの中で、九州各県ごとの ”もらって嬉しいの銘菓” について意見を出し合ったので発表していきたいと思います。(すごい狭い意見ですみませ💦w)



沖縄県『雪塩ちんすこう』

 沖縄と言えば、やっぱり『ちんすこう』です。
 いろんな種類がありますが、中でも一推しは南風堂の『雪塩ちんすこう』で、宮古島の塩「雪塩」を加えて作られた、ほのかな塩味も感じさせるこの『ちんすこう』は、ほんと美味しいのです。



長崎県『福砂屋のカステラ』

 長崎は不動の定番、"長崎カステラ" ですよね。
 特に『福砂屋のカステラ』は、たまごを感じさせる甘みとザラメの感触のバランスが抜群なんです。
 個人的には「ハトシロール」も好きなんですが、お菓子じゃないだろうということで却下されました。w



佐賀県『さが錦』

 佐賀県も不動の定番があるんですよね~。
 それが、村岡屋の『さが錦』なんですが、これも美味しいのです。
 「ぼうろ」という意見もありましたが、やっぱり嬉しいのは『さが錦』の方という意見でした。



鹿児島県『かすたどん』

 鹿児島は「かるかん」だろう!、という、叔父・叔母の意見を抑えて、私が推したのは、薩摩蒸氣屋の『かすたどん』です!
 いや、だって好きなんですもん!
 これがお土産だったら、素直に嬉しいのです。



 さて、ここまで、多少の小競り合いはあったものの、順当に各県の銘菓を挙げてきたのですが、福岡県については、意見が割れてしまったんですよね。

 そもそも銘菓が多いんです。
 

 定番の『博多通りもん』や『博多の女』、『鶴乃子』に加えて、新興勢力の『めんべい』も捨てがたい!


 ただ、特に嬉しいものとなると、『博多ぶらぶら』か『筑紫もち』の二つに絞られたのですが、結果としては…


福岡県『筑紫もち』

 最終的には、黒蜜や菓子楊枝も一緒に "風呂敷で包んだような姿" に特別感があるということで、如水庵の『筑紫もち』となりました。
 やっぱり黒蜜を垂らすとこなんて、ファンタジーなんですよね。



 さて、最後はわが県、大分なのですが…
 大分にも定番の銘菓があるんです。(というか、他にあまりないw)

大分県『ざびえる』

 他県のものと比べると、あんまり周知されてないかもなんですが、大分県の銘菓となると、やっぱ、これなんです。

 天文20年(1551年)に渡来した宣教師フランシスコ・ザビエルにちなんだ名前なのです。
 大分は南蛮文化が盛んだった時期もあって、お菓子の『ざびえる』の方も、純和風の白あんの "銀のざびえる" と、ラム酒に漬けたレーズンを刻みこんだ南蛮風のあんの "金のざびえる" の2種類があるんです。

 地元民の間では、通称 "銀ざび" と "金ざび" と呼ばれてるんですが、私個人は "金ざび" 派です。
 独特の風合いがあるので、大分にお越しになった時は、お土産としてお薦めなのです。


+  +  +  +  +  +


 他にも美味しい銘菓はあるし、もらって嬉しいのは人それぞれだと思うんですが、そこに集まっていた50歳~70歳世代の者たちの意見でということで、ご了承ください!

 でも、こんな話をすると、いろんなとこに行きたくなりますね。
 うん。


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