中学生の頃、聴いてることを秘密にしていた洋楽アーティスト
What I kept secret
以前の記事でも少し触れていたことなのですが、あるアーティストの音楽が好きなんだけど、友達には秘密にしていたことが何度かあります。
皆さんには、そういうことありませんか?
いわゆる ”隠れファン” ってやつなのです。
対象がアイドルとかだとよくあるかもしれませんが、自分の場合、実は普通に洋楽アーティストさんたちの中にも秘密にしてたことがあるのです。
今回は、そんな、友達には言わなかったけど好きだった洋楽アーティストさんたちを ”note” していこうと思います。
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中学時代に洋楽に目覚めた自分なのですが、当時、洋楽はロック!みたいなイメージが強くて、仲の良い友達たちの手前、ちょっと静かなタイプの曲のバンドは話題にしづらかった時期があるのです。
あのビリー・ジョエルなんかも、敬遠してたぐらいなんで、私たちの仲間内ではロック魂が燃えてたんですよね。
でも、でもですね。
実は、私は静かな感じの曲も大好きだったんです。
多少、軟弱に映っても、心地いいメロディアスなタイプの曲とか、たまらなく魅かれてたんですよね。
まあ、高校生になると洋楽好きの友達も増えて、ぐっと守備範囲が広くなるので、言えずに苦しい思いをしていたのは、中学時代、80年代の初期のあたりに限定されるのですが、その中学校時代に秘密にしてた3組(人)のアーティストを紹介します。
【シカゴ】
1969年にシカゴで結成された、ロックにブラス・セクションを取り入れ、ブラス・ロックと呼ばれるジャンルを確立したバンド。
まず秘密にしてた最初のバンドは ”シカゴ” です。
いや、今、思えば、デビュー当時から70年代の ”シカゴ” は、決してメロディアスな静かな音楽のグループとは言えないのですが、自分たちが洋楽を聴き始めた80年代初期は、ラブなバラードのヒット曲が多いグループだったんです。
「素直になれなくて」や「ラヴ・ミー・トゥモロウ」などなど、ピーター・セテラの澄んだ歌声が印象的なバンドで、アルバム『シカゴ16』とかけっこう聴いたアルバムなのです。
「素直になれなくて - Hard to Say I'm Sorry 」
【エア・サプライ】
オーストラリア のソフトロック・バンド。
日本でも80年代前半に、夏のイメージでヒットを放った。
暑い夏の日の、ひと時の清涼剤となるような ”エア・サプライ”
今回、調べてみて初めて知ったのですが、オーストラリアのバンドだったんですね。
自分の中学時代の音楽情報は、ほとんどがラジオからだったんですが、恐ろしいほどよく流れてた記憶があります。
「さよならロンリー・ラヴ - Even the Nights Are Better」
親戚のお兄ちゃんがこのアルバムを持っていて、すかさず録音してもらったんです。
が、日本盤あるあるで、やっぱりジャケ写が違いますね。
当時のジャケットはこちらかな.... ロゴも含めて爽やかすぎです!
【クリストファー・クロス】
アメリカのシンガーソングライター。
トレードマークはフラミンゴ。
そして最後はクリストファー・クロス
日本のCMで流れてた曲が、とってもいい曲だったのです。
それが「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」だったのですが、静かで、メロウで、クリストファー・クロスの透き通った声がピッタリの曲だったのです。
この曲も親戚のお兄さんがシングル盤を持っていて録音してもらったのですが、そのジャケットには本人の画像が付いていたのですが...
あれ?、この人が歌ってるの?みたいに感じたのも秘密にしてたことなのです。(失礼だろ!)
「ニューヨーク・シティ・セレナーデ - Arthur's Theme 」
原題は『Arthur's Theme (Best That You Can Do)』だったので、カタカナでそれっぽくしていても独自の邦題なのです。
映画『ミスター・アーサー』の主題歌だったので、原題はそのままだったのですが、歌詞のイメージから『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』と名付けられてヒットしたので、それはそれでファインプレイだったのかもしれませんね。
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と、以上のアーティストの方々が秘密にしてた方々なのですが、今、考えると、何でだろうって感じですね。
中学生特有の背伸びや見栄みたいなものだったのでしょうね。
後になって考えてみれば、友だちに黙っていたのは、いわゆるAORだったわけなんですが、邦楽ではシティ・ポップなんかを聴いてたくせに、洋楽ではロックにこだわっていたなんて、なんか不思議ですよね。
これらの方々の曲は、今、聴いても素敵に感じられて、やっぱり自分の性質や趣向は変わらないなぁと思います。
ロックも好きだしAORも好き、ラテンミュージックやレゲエなんかもいけるし、アニソンやクラシックだって嫌いじゃない.... そんな節操のない音楽の趣向は中学時代から変わってなかったりするのです。
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