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聴かないことも必要

子育てしてて上手くいかない時
辛いなーって思う時

そんな時って大抵勝手に子供に期待してて
思い通りにいかなかった時が多い

冷静になれば
そんなのって親のエゴだよね
子供を思い通りにしようなんて無理に決まってるじゃん
大人だって嫌になる時だってあるじゃん
子供だったら尚更嫌になった時に
自分を奮い立たせて
嫌なことに立ち向かうなんて
難しいに決まってる

だけどさ

「がんばってみる」
「明日は行くね」

なんて前向きな気持ちを聞いたらさ
つい期待しちゃうじゃん
特に応援してることに対してだと尚更
大好きな子供の言うことなら尚更

「やったね!」
「疲れたでしょ?お菓子食べよっか!」
って帰ってくるのを迎えてあげたいじゃん

でもそんなのもただの自己満に過ぎない
子供からしたら全く求めてないかもしれない

戦ってるのは本人だ
私じゃない

いや私も戦っている
だけどそれは子供にとっては別の話だ

子供にとって親の気持ちは十分わかってるだろうし余計なことではない…と思う
余計なことだと思っている子もいるかもしれないが…
だけどそれはそれ、これはこれだ

親の支えは本人にとっては
ごく一部に過ぎない

それを踏まえた上でだとしても
どうしても自分勝手な感情に振り回される

期待しちゃダメだって思おうとしても
勝手に振り回されて、勝手に疲れて、勝手に怒りの感情が湧いてくる

なんともどかしいのだろう

感情を捨てたらどんなに楽だろうと思ったこともたくさんある

実際に笑うことも、泣くことも、怒ることもなくて何も感じなくなった時期もあった

でもそんな私の凍った心を溶かしたのも我が子
「ママ笑って?」
とばかりにおどけて見せる子たちを見て涙が溢れた

どれだけ冷静を努めても
子供の一言一言に敏感に反応してしまう
だからこそ
耳のボリュームを下げて聴かないことも時には必要だと思うのだ

「聞くけど聴かない」

耳のボリュームをというより
心の扉を少し閉めておく

子供の心からのヘルプを見逃してはいけない
母親の直感とも言えるセンサーは感度良好な方がいい
母親の不安定さはすぐ子供に伝わるし、それは悪影響にしかならないので扉は完全に閉めてはいけない
このバランスがとにかく難しい

親は子供を育てる
子供は親を育てる

母親年齢もうすぐ15歳
母として成人できるのはまだもう少し年月が必要だ

だけど…
大好きな子供になら
振り回されたっていいと思う私もいる

時には
「振り回されてやるか」
って思えるくらいの余裕が持てるようになりたいものだ。


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