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〖本紹介〗超短編!大どんでん返し

こんばんは。8回目の投稿です。

お久しぶりの投稿となってしまいました😅
大学生の私は絶賛夏休み中でして、実家に帰ったり、インターンシップに参加してみたりとなかなか充実した夏休みを過ごしております。

さてさて、私自身夏休みに入ってからバタバタとして読書にあてる時間をなかなか取ることができず...。

夏休みに限らず、普段から小説とか読んでる時間ないよ!っていうお忙しい学生さんや社会人の方もいらっしゃると思います。

時間は無いけどなんか本は読んどきたいんだよねー。通勤通学時間スマホ見すぎて目が🤦‍♀️なんて方におすすめしたいのが今回紹介するこの本!

【超短編!大どんでん返し】
小学館文庫編集部編

【内容紹介】

裏表紙より


【おすすめポイント①】
スキマ時間に読める超短編集!!

この本には30編ものお話が詰め込まれているのですが、そのどれもが2000字適度!つまり1話につき4ページ程で読み終わってしまうのです。

1冊まるまるの小説だと、次読むまでの時間が空いてしまうと登場人物がごちゃごちゃしたり、話の内容忘れちゃったりと、読むのが途中で嫌になってしまう方もいると思います。

しかし、この本なら1話4分で読めるので、寝る前や通勤通学時間、料理中のタイマーを待ってる時間などにサクッと読めちゃうんです!

スマホをいじる時間をすこーしだけこの本にあててみませんか??
きっと充実したスキマ時間を過ごすことができるはずです!


【おすすめポイント②】
2000字とは思えない読み応え!

私は正直、読み始める前は2000字でどんでん返しとか、そんなことできるの?って思ってました。だだの短いお話ならまだしも、どんでん返しを2000字でやるってなかなか難しいと思うんです。
だから2000字のどんでん返しって想像もつかなくて、どんな感じなんだろうって思いながら本を開きました。

でも、そんな心配は1話目でぶっ飛びます!
1話目の「なんて素敵な握手会」を読んだ時にはもう、「あ、2000字のどんでん返しってこういうことね」と。

このお話を1話目に持ってくるのもさすがです。
まるで「これが2000字の大どんでん返しじゃ!」と言わんばかりのこのお話。
こんな感じで進んでいくんだというのも明確に示してくれるこの最初の1話で、私の心はすっかり掴まれてしまいました。

2000字でこんなに素敵なお話が書けるんだなーと。

ミステリー作家さんが書いたお話なので、けっこう怖いお話が多いのもおすすめポイントです。分かると怖いみたいなお話が多くて、正直1回読んだだけではよく分からないお話しもあるんですけど、分かった時に鳥肌が立つ!って感じです。

このどれもが2000字で書かれていると思うと、ほんとに作家さんの技術に驚かされます。

特に私が好きなのはこのお話たち。

「なんて素敵な握手会」
「愛妻へのプレゼント」
「your name」
「不運な患者」
「尋問」

「愛妻へのプレゼント」と「尋問」は、かなり怖いお話になっていますが、2000字でこの怖さを表現できるのがすごい!と思ってしまいました。
この2つは、かなりサイコパス的要素多めです。笑


私自身も時間が無い無いと言いつつ、スマホを触る時間は永遠にあって。すごく無駄な時間を過ごしてしまった!という日が多々あります。

本は読みたいけど時間が無い!何から読めばいいか分からない!という方にはほんとにおすすめしたい1冊です!
スマホをいじる時間を少しだけ読書にあてたいという方にもぜひぜひ読んで欲しいです。きっとスマホを見ているだけでは得られない感情やドキドキがあなたを待っています💓

以上!
「超短編!大どんでん返し」の紹介でした!

私にとっては、あと3週間ほどの夏休み。読書もnoteもまた頑張りたいと思います️💪

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