"色気" を使いこなせば世界が変わる/ S&S OPEN TALK #67
SLOW&STEADY ではオープン直後から、お客様からの相談窓口として、LINE@を利用しています。 その内容は、商品の在庫状況の確認から始まり、商品ご購入後のアフターケアに至るまで多種多様ですが、そんな中「これは多くの方も同じようなお悩みをお持ちのはず」と感じるようなご質問も少なくありません。さらに、そういったご質問ほど短文では返しづらいのが正直なところで、そこでこの度、そんな魅力的なご質問の数々をピックアップさせていただき、ここnoteにてマガジンという形で回答させていただく、という試みを開始いたします。
名付けて『OPEN TALK』今回はこんなメッセージからです。
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今回はスタッフからのこの質問について当店が運営しているpodcastと連動して書いてみようと思います。
"色気" 確かになんとなくわかっている程度で、言葉にするのは難しいって方も多いのではないでしょうか。
色気とは?
僕が考える色気とは、「清潔感」に「こなれ感(洋服や立ち振る舞い)」それぞれが持ち合わせた「人間味(個性)」が融合することで発せられる空気のことではないかと考えています。
これだけではさっぱり理解できないと思うので細かく説明します。
【清潔感】
男女問わず色気を感じる人は必ず清潔感を持ち合わせています。「どういう異性に"色気" を感じるか」というアンケートはネットを調べれば無数に見つけられますが、必須項目のように上位にきているのはやはり "清潔感" です。このことからも「清潔感」は色気を紐解く上でかなり重要なことだと言うことがわかります。
【こなれ感】
「何をするのも慣れた手つきでこなす」文字で書いても色気ありますよね。
そういった意味で "こなれ感" は非常に色気と密接に関わってくる部分です。
「これは経験が必要では?」
そう思ったならご安心ください。この僕が考えている "こなれ感" というのは慣れていない事柄において、それをカッコよくしようとせず、ありのまま相手に伝えたり、委ねたりする "潔さ" なども含まれます。
※努力は大事ですが
どことなく無理をしているのが相手にバレてしまうと色気なんてちっとも感じてもらえません。それならいっそ潔い方が100倍素敵です。
【人間味(個性)】
これが、人と大きな差を生む部分です。人にはそれぞれ持ち合わせた個性があります。誰しも自分の好きなところ、嫌いなところあると思いますが、それも含めて "個性" です。「直したい」「至らない」と思う部分は軌道修正しながらも、決して "ひた隠す" 必要はありません。
他人と比べたりしても、そもそも人それぞれ違ったソフトが入ったパソコンなんだから、処理速度も得意不得意も違って当たりまえ。
唯一無二の個性を伸ばし、空気に纏わせることでそれぞれの色気は大きくも小さくもなる。いわばこの人間味が色気の味を決定する最終的なスパイスになることは確かです。
色気に必要な3項目の詳細について書きました。要するに、
清潔感×こなれ感×人間味=色気指数
この公式はあくまで僕の持論ですがこの色気指数の大小が "モテる" ことに直結した具体的な数値です。次はこの色気指数を誰でも簡単にアップさせるテクニックをご紹介します。
色気指数をアップさせるテクニック
僕がスタッフに示した色気チェックシートと効果の期待できる項目を書きましたのでよければご活用ください。
▪️爪切ってる?
=清潔感
▪️シューズ、メガネは綺麗に
=清潔感
▪️ハンカチはアイロンしておけ
=清潔感
▪️パンツのレングス
(※パンツに合わせた適正なレングス(長さ)を設定し使いこなす)
=清潔感+こなれ感
▪️襟付きのシャツなら襟は綺麗に整えておく
=清潔感+こなれ感
▪️シャツは一番上まで止めない
= こなれ感+人間味
▪️バンドカラーやノーカラーは程よく開くようにスチームを
=こなれ感+人間味
▪️袖は軽くロールアップ
こなれ感+人間味
▪️おしゃれすぎるな(普通が良い)
=清潔感+こなれ感
▪️帽子はできるだけかぶるな
=こなれ感+人間味
▪️新品は着ていくな
=こなれ感+人間味
細かい説明は省略しますがここに書いた項目は僕が20年以上洋服を販売してきて、効果が出ない人は絶対にいないと言い切れる、効果的かつ基本テクニックです。モテたい、色気を出したいならいますぐから実践してみてください。
「色気とは」
自我、着こなし、会話、所作、全ての事柄について"程よい部分"を見極め自分にストップをかけることで漏れだす "気" の総称(持論)です。
"〜すぎ" にご注意を
ここまでは、色気とは何か?色気がどういう原理で外に発せられるか。そしてその色気指数をあげる方法について僕なりに書きましたが、最後にとても大切なことを書きます。それは「〜すぎ」は厳禁だということ。
例えば、革靴。ピカピカ、テカテカは確かに綺麗ですが、磨きすぎるとどことなく張り切ってる感が出てしまいます。「もう少し磨きたい..」その一歩手前であえてやめておく。そうすることで自然でさりげない見た目を演出できるんです。相手のさりげない所作や言動、着こなし、気遣いに我々は色気を感じます。あくまで色気というのは "さりげなく" というのが大前提だということを肝に銘じておいてください。
✉️
今週は、以上です。
ここでは、あくまで僕の答えられる範囲内にはなりますが、このマガジンを使って、皆様からお寄せいただく「洋服に関するご質問やお悩み」を、ざっくばらんにご紹介しております。個別の商品に関するご質問ももちろん歓迎です。ご質問は、LINE@(http://slow-and-steady.com/news/lineat/)の他に、下記メッセージフォームより随時受けつけております。どうぞお気軽にご連絡ください。
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