指令性1位が語る「指令性」
はじめに
あなたは「指令性」という資質(才能)を説明できますか?
私は難しいです(笑)
だけど、私はストレングスファインダーで「指令性」が1位です(笑)
こりゃ私が話すしかないと思います!
指令性1位の方にまだ出会ったことがないので、自分も学びたい!
また、指令性が1位であることを納得できない期間が長くありました。
しかし、今は指令性が1位であるのは必然だと認識しています!
私の経験を踏まえて、この変化についても述べていきます!
今回は指令性上位者の1つの参考例として、エピソードや思考を知って頂ければと思います!
そもそも指令性とは
主導権を握る
自分の考えや想いをはっきり伝える
意見を率直に偽りなく伝え合いたい
決断力がある
自分が選択権や決定権を持ちたい=コントロール
困難状況でもリーダーシップを発揮できる
言葉の重みや存在感、影響力がある
人を巻き込む力がある
物事から逃げたり、曖昧にしておくことが嫌い
まとめると、自分の意見や考えを強く持ち、それを貫くリーダーシップと決断力を持つ特性です。強い意志と影響力で周囲を導き、困難な状況でも迷わず行動できる資質です。
指令性を活かしたエピソード
グループワークの発表は自分が率先してやる
アルバイトでも頼まれてやることが嫌だった
美容室で切り終わったあと「どうですか?」と聞かれて「ここもう少し切ってください」や「痒い所ありますか?」と言われた時、はっきり言う
(みんな言わないって聞いてびっくりしたw)学校で何かあるごとにリーダーをやっていた
未だに同級生に「お前のいるクラスが常に1番やばいクラスだった」と言われる。
学生時代、「自分の影響力を自覚しろ」と担任に怒られた。
レストランでメニューを選ぶ際に、迷わずにすぐに決める
何もしていないのに怖いと思われる
電話がかかってくるのが嫌だ。行動を止めれられたくない。
指令性1位の納得が難しかった
指令性の特徴を知り、自分に当てはまるとは思いましたが、1位であることが納得できませんでした。
例えば、2位の活発性でいうと、「まず考えるより、とにかく行動」、3位の着想は「新たな視点で案を考えるのが好き」、4位の学習欲なら「知らないことを学びたい」などと日常生活でかなり自覚がしやすく納得できました。
確かにリーダー経験も多いけど、リーダーじゃないときもあるしな~、意見は言うけど、相手を傷つけないようには言っているしと思っていました。
むしろ、普段の私生活から見て、活動的だし、学びに貪欲でインプット中毒なので、「活発性や学習欲の方が上」と感じていました。
しかし、コーチングの自己理解プログラムでの資質の勉強や人と話す中で、なんで1位だと納得するのが難しいのか理由が分かってきました!
納得するのが難しい理由
①指令性を発揮している場面とその結果が出るタイミングにズレがある
体育祭で応援団長を務めたエピソードでいうと、体育祭の成功を目指し、チームと学校をまとめ、準備期間や体育祭当日のパフォーマンスなど、「成功するという目標の過程」で指令性が発揮されます。
体育祭が終わってみると、「楽しかった」や「大成功した」と結果や思い出に焦点が当たります。要するに指令性はプロセスで発揮されているので、結果が出た後の達成感や楽しい思い出に埋もれがちになるわけです!
チームで目標に向かって練習したことや議論で揉めたことは確かに覚えていますが、やっぱり終わった後の達成感やみんなの笑顔が思い出に強く残っていることを自覚し、納得できました!
②認識がしづらい
2位の活発性と比較してみます。
行動の即時性 vs 内面的な強さ
・活発性:すぐに行動を起こすため、目に見える結果や行動の変化が自分でも認識しやすい。
・指令性:内面的な強さや決断力が主で、外部から見えにくい。また、行動よりも意思決定やリーダーシップに関わるため、自己認識が難しい外部からのフィードバック
・活発性:すぐに行動に移すため、周囲からの反応やフィードバックを得やすく、それが自己認識に繋がる。
・指令性:他人の反応は指令性の結果として現れるが、直接的な行動ではないため、フィードバックが間接的で自己認識が難しい。
(自分の意見を述べた際に、周囲が自然と同意して従うことが多い。周囲が特に強い反応を示さないため、自分の指令性の影響力を実感しにくい。)日常的な行動の違い:
・活発性:日常的に多くの行動を起こし、その都度自分の活発性を感じやすい。
・指令性:特定の状況で発揮されることが多く、日常的に常に感じられるわけではない。
③指令性は他の資質との組み合わせで使われることが多い
・指令性×責任感×最上志向×自我
デートでは、行く場所やレストランの候補をいくつか出して、選んでもらい、予約もする。自分が誘うからこそ絶対楽しませたいし、いい日だったと思ってもらいたい!
・指令性×活発性×着想×自我
コロナ禍で学校行事が無くなり、つらい思いをする母校の後輩に応援動画を作成。
応援団長だった卒業生16人(4学年×4人全員)に連絡をし、協力してもらった!
・指令性×活発性×自己確信
大学を1日で退学することを決意。
ずっと行きたいと思っていた第1希望の企業の内定辞退。
どうしても「活発性」や「責任感」の方がわかりやすく認識しやすいので、②で述べた通り、指令性が埋もれてしまうと感じました。
指令性そのものが「自分!」
もし「指令性」がなかったら自分はどうなるのか考えました!
すると、わかったんです!
私は指令性が発動しないと上位資質も全く機能しません。
例えば2位の「活発性」も受動的だと動く気になりません。
主体的でないと考えようともしないので、3位の「着想」も活かされません。
4位の「学習欲」ではまさに大学受験で現れました。
みんなが勉強しているときは、中途半端に勉強しましたが、浪人時代は自分でやると決めたので、真剣に取り組むことができました。
私は、指令性がないと人として成り立たないことがわかりました(笑)
自分=指令性です!
指令性が最も発揮されたエピソード
私が指令性を1番発揮したと思うエピソードをお話しします!
それは高校生の頃、応援団長を務めたときの体育祭当日のエピソードです!(応援団長をやること自体、指令性ですが笑)
体育祭で協議の判定に不服があり、抗議をした生徒がいました。
その影響で、体育祭の雰囲気がかなり悪くなってしまいました。
(そこまで熱を持って体育祭に取り組んでくれたから嬉しかった笑)
そこで「これはまずい!」とすぐに察知し、他の団長を集め、その場で思いついた盛り上がるパフォーマンスをしました!
すると、抗議前よりもさらに盛り上がりました!
約800人が一体になったあの瞬間は忘れられない!
余談ですが、体育祭後に生活指導の怖い先生に感謝されてめっちゃ嬉しかった(笑)
【おまけ】指令性が発揮できない時の対処法
じゃあ指令性が発揮されなかったら、常に無気力なのか?と言われるとそうではありません!
資質を勉強していく中で、指令性の短所の補い方を学び、指令性が発揮されない場面での対処法を見つけました!
社会は一人で生きているわけではないので、どうしてもやりたくないことや頼まれたことをやらなくてはならないことがあります。
まず、それを受け入れるようになりました。
ただ言われたことをやるだけだとやる気も起きないし、態度にも出るので、その作業の目的を自分で決めることで、主体性を持たせるようにしています。
このテーマに関して以前noteに書いたので、気になる方は見てください!
また、会社やアルバイトなど組織にいるとどうしても頼まれることがあります。
それをもうわかっているので、自分から「何かやることありますか?」「手伝えることありますか?」と言うようにしています!
そうすると、仮にやりたくないと思っても、「自分から言ったから」という理由で責任感や学習欲に繋げることができます!
最後に
指令性の理解や指令性が高い人がどのような人か、読む前より少しでもわかって頂けたら嬉しいです!
やっぱり1位の資質なので、熱く語っちゃいました!
上位資質は自覚しづらいですが、特に指令性は難しいと改めて実感しました!
ずっと1位であることにモヤモヤしていましたが、諦めずに指令性の理解を追求したので、自分の中でスッキリしています!
関係ありませんが、私は「唯一無二」という価値観を大切にしているので、「指令性1位」という珍しさに喜びを感じています(笑)
まだまだ「指令性」について勉強中なので、何位であっても「指令性」に関する知識やエピソード、使い方を皆さんから教えて頂きたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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