見出し画像

紫陽花と杜若の絽のきもの_6月の月釜

衣替えの季節になりましたが、通常でいう6月は「単衣」
しかし単衣はすでに暑い(笑)。

そして私の「紫陽花と杜若の絵柄が華やかな大正ロマン風のこのレトロな絽のセオαの着物は、紫陽花があるうちに着ておきたいけど、薄物には季節が1ヶ月早いっていうので、10年ほど前に買ったきものだけど、タイミングがなかなか掴めなくて着損ねてしまうタイプのきものでした。

きもの始めたばかりの12年前は、なにかと決まりを守っておとなしくしていたけれど(お茶も習っているし先生にご迷惑がかかるとちょっと氣になるのでね…)、温暖化も進んでるし、今しかなかろーや!(福岡弁)
と思って、月釜に着ようと思っておりました。

雨が降る予報でしたが、悪運が強いのか今日は曇り空。
せっかくなので、家の近くのあじさい寺で紫陽花模様の着物で写りました。

あじさい寺で

普段は、色無地か江戸小紋、もしくは付下げや訪問着など、シンプルできちんとしたのを(ショートカットだというのもある)選びがちだけど、たまにこんな絵柄の大きな小紋の着物も華やいだ氣持ちになるからいいですね。

月釜は、お菓子やさんがやっている気軽なお茶会なので、小紋でもよいのがいいですね。
今年は季節に合わせてこのきものを着ることができて満足度が高いです。

合わせた帯は紫陽花と雨の雫をイメージして部分的に水玉みたいになっている夏帯です。

アイスブルーのキャンディみたいな帯留めをアイスブルーの三分紐と馴染ませて。

また来年もどこかで着たいきものです。

宗光(SoCo)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?