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yPad10 かれこれ10年10冊目 Part.1

私とyPadの関係

あと3ヶ月今年の残りをどうすごすか?なんて振り返りのnoteを書いたからなのか、気分はもう年末通り越して2020年に向けて来年はどうしよう、準備準備!ってなってる私。

来年の準備といえば、手帳!

多くの人がスマホで予定管理をしている中、デジタル最先端な私は、わけあって手帳だけはしつこくアナログで尚且、iPadくらいの大きさがあるyPadというアナログ版iPadなちょっと主張の強い手帳を、かれこれもう10年くらい使っています。

毎年微妙〜に進化しているyPadの2019年用に購入したのが「yPad9」で、今年も昨日「yPad10」がリリースされた模様!
(Amazonに2019/09/20とあった)

こちら↑
10周年かぁ。

私は一番最初のyPadから使っていて、途中試しにyPadPROとかHalfも買ってみたけど、やはりこのサイズ感(閉じたらiPadと同じ大きさ)が書き込みにちょうどよくて、戻って来年から10冊目。

私は来年49歳になるので、つまり40代のほとんどをこの手帳とともに過ごし、もしかしたら40代の私を創ってきたのはこの手帳なのかもしれない?

と思うくらいこの手帳のコンセプトと使い勝手を溺愛している次第です。ハイ。

そもそもyPadってなんぞや

 yPadとはざっくりいうと、人気グラフィックデザイナーの寄藤文平さんが考案したスケジュール帳です。

寄藤文平さんは、大人たばこ養成講座のイラスト(こんなの)↓

や、本のカバーデザインなどでも大活躍のデザイナーさんで、今は見つからないけど、10年くらい前に見た文平銀座のサイトにyPadの誕生秘話みたいな紹介がされていたことがあって(うろ覚えで申し訳ない)、

デザイナーである自分は、プロジェクトを何個も掛け持ちで動いていて、それぞれのプロジェクトごとに締め切りやスタートが違っていて、小さな普通の手帳ではまったく管理できないので、手帳で長続きしたことがない、そんな自分みたいな人でも使える、いや自分以外の人でも自由にアレンジして使ってください、なんならネーミングもあのPad(初期のiPad)と同じ大きさで見た目もアナログのiPadに見えるようなユースフル(Youthfulとusefulをダジャレ的にかけているのかは謎。覚えてなくて申し訳ない)なあのPadってことで「yPad」というネーミングだとあったような。

間違っていたら、どうぞ教えてくださいm(_ _)m

とにかく、なんかおっかしな手帳だな〜!と興味惹かれたことと、私自身フリーランスの企業コーチの仕事をしていて、とにかくプロジェクトがたくさん並列で進んでいて、単純に予定だけを入れるものじゃなくて、それまでにやっておくこととか、その他色々プロジェクト管理にぴったりな手帳を探していたので、コンセプトがいい!と思ってすぐ初期のものを購入しました。

初期のyPad

2010年に発売された一番最初のyPadは、今のようなチョコレートカラーではなくて、MUJIなんかの再生紙をそのままコーティングせずに表紙にしました、的な未晒しクラフト紙のような薄いベージュのようなものでした。

すでに39歳だった私は、仕事のスタイルもある程度確立して、デジタル最先端しかり、高級感のある質感の良いものが自分に合うと、そっちの方向で行ってたので、この突然のイメチェンにみんな驚いたことと思う。

だってそれまでは高価なフランクリンプランナーというフランクリン手帳のガラスコーティングされたようなつやっつやの赤いバインダーで仕事できます風だったので、その落差がすごい(笑)。

なんならその前は(20代〜30代前半まで)HERMESの赤いカーフの手帳(ちなみに財布もHERMESの同じベアンという長財布使ってました。どんな金銭感覚だったんだろう…)で品良く決めてましたので、このyPadのイメージとの合わなさってなんだかな?という印象になったのかもしれませんが、私は気に入ったら別に高くても安くてもなんでもいいという大雑把さがあるので、とにかくコンテンツ重視なのです。

この軽さを再重視した安っぽい紙の作りのお陰で、バッグの中で擦れまくり、毛羽立ちなんかが起きてしまって、さっと出すのがさすがに恥ずかしい雰囲気も出てしまうような代物でしたが、実際使ってみるとやはり非常に使い勝手がよく、まるで私のために作られたものではなかろうか??と真剣に感じ入ってしまうほど、複数のプロジェクトを同時多発的に行っている人には「プランニング用」の手帳として完璧な使い勝手だったのです。

背に腹は変えられないので、自作のカバーをつけてなんとか乗り切った一番最初のyPad....(遠い目)

ちなみに使い方の説明として一番最初のバージョンのイラストはこんな感じでした↓

なんだかほのぼのしてとても可愛い。
でも中にはグラフィックデザイナーが使う手帳らしい、黒いシックな紙の裏表には銀色のプリントの2011年〜2012年裏は2013年〜2014年までの一覧できるカレンダーがついていたり↓(銀箔っぽい銀字です)

後ろのページにはシックな「書体見分け表」「紙寸法表」「角丸見本・線幅見本・円のサイズ見本」「書体名称表・ファイブライン」など

めちゃカッコいいデザインされたページが差し込まれていて、とてもクリエイティブなところが気に入って、なんか知らない間に使い倒してしまった1作めでした。

ノートの使い方はこんな感じ↓

だいたいの使い方のガイドラインは、手帳の最初の方のページに毎回指南されていますので、カスタマイズしない方はこの通りに使うのが一番使いやすいです。

ああ、使い方までこの会で説明するとすごいこと(文字数)になりそうなので、今回はこの触り程度で、yPadの使い方はこれから連載にしてみよう。

こんなに熱量を持ってるツールなんて(なにしろ10年使ってる…)私にはないのだから、これを深堀りすることで、さらに自分を見つめ直すいい機会になるかもしれないしね。

好きなんだけど、表紙がなんとかなったらいいのにな〜、と思っていた1年目でした。

次回に続く!!


ヒカル


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