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私の場合の普段着きものの選び方

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普段着きものというカテゴリーは、実はなかなか難しいものだと思う。
なにしろ、「普段=洋装」な方が多い中で、きものなのに普段着って??
ってなりますよね。

なので普段着きものっていうのは、いわゆる「パーティーや式典ではない時のお出かけきもの」って感じになるのかな。
私の中ではそういう理解。

そしてこのカテゴリーは華やかさがないので、一歩間違うと「中居さん」と間違われたり、着物をきてることによって「老ける」「田舎の素朴な感じに見えてしまう」となりやすく、
これを回避するためにおしゃれさを入れようと思えば、デコラティブなコスプレっぽくなってしまう罠にはまらないように気をつけたほうが良い感じで、私のイメージするところは「樋口可南子さんのような」着物がいいなというのがあるのでなかなか難しいのであります。

お祝いや式典にお招き頂いた時などは、できれば「華やか」さを演出した装いの方が、喜ばれると思うので、はんなりとした絹の柔らかい落ち感がキレイな、光沢のある訪問着などをチョイスすることが多いです。いわゆる京風といえるのかな?梨園の奥様が着ているようなイメージの着物。

パーティードレスと同じくらいの格(バランス)が保たれるように、と、相手の立場や呼ばれた自分の役割に合わせてそのようにしていますが、

普段着に近い着物のときはどちらかというと、仕事中の自分の洋服の時に近いイメージのものにしています。

日常的な仕事の時の自分のファッションの好みはどちらかというと「クール」で「かっこいい」感じのちょっとモードが感じられるくらいのラフな装いです。

それとよく合うバランスは着物でいくと、紬やデニム(紬に見えるような細い糸のもの)に半幅帯です。

私自身の着物の好みはコスプレみたいにデコラティブにしてしまうのは自分の雰囲気に合わないので、お茶の稽古に行ったんです、、、的な白い襟と白い足袋がマストかな。

意外とこなれた感じが出ると思う。

そして、自分の普段のファッションから乖離しないほうがいいと思うので、紬やデニムでも「光沢」があること、シックであることを大事にしています。

理由は「統一感」がある方が、大人っぽくて知的だと思えるからです。

ファッションそのものが大好きなので、自分に似合うものはいつも探し求めています。似合うものを身につけると、着ているものや身につけているモノよりもそれを纏っている「本人そのもの」がよく見えるのではないか?と思うからです。

自分のパーソナルデータでいくと
●パーソナルカラーは「ブルーアンダートーン」で少しだけグレーのくすみの入った濃くて鮮やかな色が似合うタイプである。

●骨格診断でいくと、骨格は「ウエーブ」であるが、頭の形、首までの印象は「ストレート」にも似ているタイプであるので、ヘアスタイルは「ストレート」に合わせてカットしている。

●魅力マトリックス(美塾)では「艶」である。

以上の組み合わせだけでみても、私が似合うのは、カジュアルよりもフォーマルより。「優しい」よりも少し「強めの意思」「グラマラスで華やか」にしていたほうが、より自然に感じられる。
日常的に「艶」があったほうがフォーマル寄りに演出できるので、自然と「シルク素材」「サテンの質感」「ハイゲージの光沢のあるニット」「革のブルゾン」などのチョイスになります。

カジュアルな時でもリッチな高級感があったほうが、一般的に考えられるカジュアルの素朴でラフな感じよりもより自然にナチュラルに感じられるのはずなので、今回の写真のようなデニム素材(綿)に紬風の光沢が入った一重の着物に、さらに馴染ませて光沢を提供するパリッとした博多の献上の半幅帯。さらに輝くような青みがかったグレーの帯締めで光をリフレインさせるように、あえて半幅に三分紐も足しています。

もし私が正反対の「イエローベース」で、骨格が「ナチュラルタイプ」で、魅力マトリックスが「清」だったら、まったく違う、素朴でゆとりのある感じの着物を選ぶだろう。まずは自分のタイプを知って洋服だったらどんなのが似合うのか?を知っておくことが大事なんじゃないかと思う。

着物の時のポージングは通常、開いてしまう右側の脚を下げるのが普通ですがカメラの位置の関係上、逆の脚を前に出しているのはわざとです。

普段着は、既製品のMサイズとかで購入することになるので裄丈が私には短く、写真ではうっかり襦袢がちらっと見えてしまっています(笑)。
見えてもかわいい色の濃いものを合わせればよいのだけれど、襟を付け替えたり、それに合わせて買ったりすると襦袢って結構大変。

今度は普段着用の襦袢はこちらを買ってみようかと思っています。


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これは襟も袖も楽してるからカテゴリー的には「おおうそつき」かも♪

ヒカル


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