yPad10年目_part4.カスタマイズ編①
yPadに向いてない人
part1〜part3まで熱く語ってしまった私にとってのyPadについてのこと。
なにしろ初代から使い倒して10年目。
とにかく素晴らしいyPadなんですけど、いかんせん自由度が高すぎて、どう使っていいのか?悩んでしまう人続出…。
はっきりと申し上げます。
そんな悩むくらいの人は、yPadは使わないでよろしい。
なぜならば、このノートは
従来のスケジュール帳の概念を遥かに超えて、じつは『自分の未来をプランニングするためのノート』だからです。
それ以外の一般的な使い方であれば、基本的なマンスリーかウィークリーカレンダーに予定を書いておけばよろしい。
おさらいになりますが
yPadには「誰かの都合で入ってきた予定」を書く手帳ではなく、「自分がこの日にこの予定を入れたい」と強い意思を持って、自分の未来を作っていくために「自分の意思」を記入するための手帳
なので、
「自分の意思がない人」
「他力本願すぎる人」
「自分で考えないで教えてもらいたがり」
「自分の未来は自分が切り拓いていけると思ってない人」
「自分が何をすれば嬉しいと感じるかを知らない人(自分を知らない人)」
あたりは、甘ちゃんすぎてカスタマイズどころか、自分と違うスタイルの人の使い方を見てもきっとなんの参考にもならないでしょうし、むしろできる人と比べて自分の出来なさに落ち込む人もいるかもしれない。
でも、厳しいようだけど、人と比べて嘆いてるうちはまだまだ甘々の甘ちゃんです。
カスタマイズっちゅうのは、自分で自分が使いやすいようにアレンジを加えてオリジナルに仕上げちゃう、ってことなので、「自分」のライフスタイルや自分の「思考のクセ」に合わせる方がだいぶ重要で、人がやってみてよかったことは、参考にしこそすれ、そうでなければならないなんて思う必要なし。
人と比べる限り、幸せは一生訪れないと心得て、昨日の自分と今日の自分の成長を比べることに重きを持ち、一刻も早く自分との闘いに勝利できる人になりましょう!
いきなりハードル上げてしまいましたが、逆にいうとこんな人はyPadを使った方がいいと思えます。
yPadを使ったほうがいい人
上記(yPadに向いてない人例)のような自分が嫌になってきて、
「自分の意思を持ちたいと思っている人」
「自分を信じられるようになりたいと思ってる人」
「自分を知りたいと思っている人」
「自分の未来を自分で切り拓いてみたいと思っている人」
あたりは、自分を知るためのツールとして、真剣に取り組む価値のある『トレーニングツール』として地道に取り組んでみれば素晴らしい発見が多いのかもしれません。
このカスタマイズ編では、私が9年かけて見つけだした、yPadを『楽しく使いたくなる』参考にしてほしいツールやグッズを紹介します。
スタートダッシュに準備したほうがいいツール
カスタマイズ編①となる今回は、
今から来年のためにyPad10を買った人のために、来年になる前にこんなことを準備しておくとスタートがいいよ、というものをまずは羅列してご紹介し、
(絶対に説明が長くなりそうなので)その後、カスタマイズ編②〜と、ツールやグッズを深堀りしていきたいと思っています。
ぜひ、ついてきてください♪
まずはスタート時に無いよりも合ったほうが断然使いやすくなるものをひとまず並べてみました↓
【ペン類・筆記具】
□フリクションシリーズのペン(赤・青)
□無印良品のカラーペン
【定規】
□しなりの良い短めの定規
□しなりの良い長めの定規
【ポストイットとテープのり】
□強粘着のポストイット
□貼ってはがせるテープのり(GLOO)
ペン類・筆記具について
スケジュールに変更・訂正はつきもの。
キレイに使いたい、見た目に気分が左右される性格の人は、絶対に!
書いて消せるペン、PILOTのフリクションシリーズを使うことをおすすめします。
消せるという点でえんぴつやシャープペンシルでもいいんじゃないかと思う方もあると思いますが、このクリーム色の紙に対してシャーペンの細さと濃さはわりと地味で目立ちませんし、
えんぴつだと濃いかもしれませんが、予定を書き込むには筆圧によっては字が潰れます。
なので細くてもくっきりするペンの方が私は好きだと思うし、使いやすい。
フリクションの色は、黒でもいいんだけど私はノートにはいつも
敢えて「ブルー」か「ブルーブラック」のインクで書くようにしています。
理由は、
白地には、黒より青の方が目に優しくて疲れないこと
ブルーの方が脳が活性化してクリエイティブな作用がある
と知っているからです。
ブルーのインクは万年筆で大事なだれかにお手紙書いてるようで、大事な誰か(自分)にお手紙を書く(yPadに記入)くらいの丁寧さが合ったほうが、自分を大事にしているみたいで気分がいいです。(単純)
そんな行為をわざわざやってるところが、自分を客観視しているようで、yPadで客観的に自分のプランニングをするのにはぴったりと思います。
個人的におすすめしたいのは、フリクションシリーズの中でもビジネス用のフリクションボール2ビズ(2色のペンホルダービジネス用)です↓
替芯はデフォルトで超極細0.38mmペン先のサイズのが入っていますが、人によりますが筆圧が高い人は、0.5mmに変更したほうが紙に穴があかなくてなめらかに書けるので、書きやすいと思います。
ちなみにこの2色タイプに入れる替芯は
びっくりするほどすぐ無くなりますので、常に3本入をストックしておくといいかも。
ちゃんと使いこなしていたら1ヶ月くらいで2色とも無くなります。
インクが切れたペンなんて、バッテリーを入れ忘れたカメラを持ってきてしまったくらいのショックさでしょう。
書きたい時にかけない無駄さといったら、準備してなかった自分にがっかりしてやる気をなくすこともあると思います。
(私はそんな些細なことに左右されるくらいの気分屋です。)
すぐなくなる替芯に楽しさを見出したいならば、発想を転換させて、
こんなにたくさん書いた(yPadに書き込んだ)ってことは、自分の未来をこれだけたくさん作ってることになるんだわ!
と、脳を騙すことです(笑)。
インクがなくなればなくなるほど、新しく未来が創られている!
人間は騙されやすい生き物なので、ぜひ脳科学も活用して長続きするクセをつけていただきたいものです。
おすすめしといてなんですが、特筆すべきことに、なんとこの「フリクションボールビズ2」は、外側のホルダーだけで(デフォルトの黒と赤の芯がセットされていますが)3,000円(税別)もします。
250円くらいのプラスチックホルダーのフリクションから考えるとわりとお高め。
それだったら普通のプラスチックのでもいいやん?と思いますか?
私は個人的には、自分が持つ文房具(や自分の道具)に凝らない人(使えればなんでもいいと思っている人)は何事に対しても客観性が薄めで追求心や探究心が少なめな傾向があるなと思っています。
それを持っている自分がどう見えるか?そこまでわかって「わざと」「理由があって(使いやすいとか・これでなくては!とか)」普通のペンを持ってる(フリーランス)の人はそれでいいです。
自分のスタイルやイメージにぴったりに見える文具を使っている人は、自分をわかってて、一貫性が感じられて趣味が良く見えます。
yPadを使える人は「自分をよく知ってる人」です。
そうじゃないと自分の好きな使い方も構築できませんからね。
自分をよく知ってる人が使うペンは、その人らしくあってほしい。
私の場合はビジネスでは「洗練されていて」「スマート」で「高品質」かつ「最先端」な雰囲気を感じてほしいと思っています。
(プライベートは違いますよ)
まず第一印象で、この人を選んでよかった、と、信頼してほしいからです。
知れば知るほどますます、ああ、こんなのを使ってるんだ、やっぱりこの人でよかった!、っていうのが小出しにたくさん出てきたら選んでくれた人もきっと嬉しくなってくれますよね。
自分の判断が間違ってなかった!って思う回数が増えれば増えるほど、相手は幸福感を感じたり自分(の選択)に自信が持てるのではないかしら?
私は私に関わる人を幸せな氣持ちにさせたいし、自分って幸せだなと思う人を増やしたいので、そんな相手のためにも、文具でもなんでも絶対に手を抜きたくないのです。
なので、
ビジネスだったら、選ぶ色は無彩色(白・黒・シルバー)〜ブルー系でシンプルで子供っぽさがないものが好きです。
(プライベートは違いますよ…2回め)
持ち物は必然的にクールなシルバー色になる傾向があり、MacBookもペンも周辺機器もシルバー色。
周辺のコードは全部白、iPhoneも白、Apple Watchはオールブラック、ビジネスのバックは黒か白黒のゼブラ柄。と徹底していますので、そんな中にプラスチックの2色ホルダーのボールペンでは全体のイメージに合わなくて、一気にそこだけ日常感が出てきて、そこだけなんか軽くて浮いてしまうのです。
人は「なんとなく」な雰囲気で相手の仕事の出来栄えをイメージしますので、会社名というバックボーンが無い人は、自分がちゃんとしとかないと、超越した専門知識が無い限り、お仕事の依頼なんてきっと来ません。
そこまでわかっているなら、せめてフリクション使いたいんだったら、ホルダーは変える方がいいと思ってます。
(高級なペンを新たに買うよりだいぶ安いと思います)
ペンの色の「赤」と「青」ですが、「赤」は予定と違う「線(ライン)」を引く時に、ブルーの予定の線が際立つために縦線用に使っています。
↓こんな感じ
トリコロールとはよく言ったもので、「白(紙の余白の色)+ベースカラー+赤」の3色の組み合わせは、調和が取れていてとても素敵なので、私は白地に青・赤で使うことで、ページ内のトーンをあわせて、『ちょっとでもかわいく見えてテンションが上がる』ように工夫しています。
これは、毎日yPadを開きたくなる、書き込みたくなるためのちょっとした工夫です。
さあ、そんなにこだわってトリコロールにしているのに、なんのための無印のカラーペン?
って思いますよね。
これも実は意味はあって、私はこの優しい色合いのカラーペンは日付を書き込むために使っています。
例えば、こんな感じで、桜や春色の季節の4月はピンクで日付けを。
若葉がたくさんでてくる5月は黄緑色、夏は空の色に合わせてブルーとか。
季節感を日付の色で表現しています。日本人は季節感がないと大体すぐ飽きます。飽きっぽい自分を知ってるので、せめてなにか工夫を織り込んでおくことがあとで自分の身を助けます。
ただ、ここは個人の自由ですので、好きな色でどうぞ。
日付は書き間違えるとショックが大きいので、それこそフリクションで書いた方が本当はいいのかもしれません。
定規について
次に【定規】です。
フリーハンドで予定を記入しようと思ってる方は、定規は必要ありませんが、見た目は定規を当てた方がやはりキレイです。
色々使った結果、ピシッと硬い素材の定規や分厚いものは、yPadの厚みからくる微妙な曲線に対応できなくて、相性悪いみたいでした。
例えば買ってしまいそうな、「無印のシルバー定規」などは、硬いし分厚いしで合いませんでしたし、よくある「プラスチックの定規」も硬くて線が引きにくかったです。
横ライン用(予定時間記入用)の短めのものであれば、100円ショップでも売ってる、よくしなる柔らかいタイプのものがむしろ安いだけにペラペラで良い感じ♪ ↓こんなの
クリップみたいに上の部分がしおりのかわりに使えるタイプのものがyPadに挟めて無くさず便利です。
それよりも長い横の線を引く場合は、美術館でよく売ってる、名画の絵が入った紙製の定規が紙のたわみに沿って、ぴったり引きやすいです。
以前、アイデアとして、下敷きで定規の代用したこともありますが、まずこのyPadのサイズが微妙すぎてぴったり合う下敷をみつけることができなくて、はみ出した下敷きを見てモヤッとしたり、はみ出して強度が弱いと折れたりしたので下敷きは適切ではないと判断。
紙製の長めの定規は、私はルーブル美術館で買ったモナリザの定規を使ってますが、線を引く時に名画が見えるとちょっと和みますよ♪
美術館で売ってる20cm(8インチ)の定規は、yPadの横幅よりも短いので、後で説明する裏表紙に取り付けたポケットにぴったり収納できてしなやかです。
モナリザ(表の絵)の定規↓
あとは写真の【貼って剥がせるテープのりGLOO】と【強粘着ポストイット】こちらの使い方は、また次回に(^^)
次号チラ見せ
↓貼って剥がせるテープのりGLOOで、ノートページをカスタマイズする↓
その次の号予定
↓強粘着ポストイットでPC代わりの使い方
↓裏表紙にポケットをつけよう↓
などなど
まだまだ続くカスタマイズ編。。。どうぞご参考に。
ヒカル
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