書籍『図解コーヒー一年生』は、コーヒーの淹れ方から豆や歴史についても学べる入門に最適な教科書
バリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さんと山田コロさん(イラスト)によるコーヒーの解説書 『図解コーヒー一年生』。
最適な教科書と題しましたが、まさにコーヒーについて学びたい、知りたい、美味しいコーヒーを淹れたいという人に最適な本です。
価格は、1,400円+税なので、自分的にはかなりお得な本だなーと思います。
ちなみに、こんな読者を想定されているようです。
あ、これ自分かもと思ったら読む価値がある一冊ですよ!
最も、自分がコーヒーにハマったのは、『世界一美味しいコーヒーの淹れ方』井崎 英典 (ワールド・バリスタ・チャンピオン)
から入りました。
こちらは、コーヒーを美味しく淹れたい!というところがスタートで購入しました。
こちらも良書なので、ぜひ読んで欲しいのですが、コーヒーってなんだ?
興味はあるけど、何から手をだして良いかわからない?
って人には、『図解コーヒー一年生』をおすすめします。
という事でレビューさせてもらいます。
コーヒーの基本のキが学べる
コーヒーの味って、千差万別に表されますよね。
ナッツの味わいであったり、柑橘系の・・・、チョコレートやキャラメル、ジャスミンのであったり、
いやいや、そんなのわからないよ!
っていうのが、正直な気持ちかなーと思います。
わたしも意識して飲むようになるまで、コーヒーの味わいって
苦い、酸味が強い、薄い、濃い くらいしか感じませんでした。
でも、自分でハンドドリップで淹れるようになって、本で学んだりしながら、
なるほど、この豆は、こんなイメージなんだ。
だから、こんな表現なんだというのがようやくわかってきたところです。
少しずつ、味の違いがわかるようになって来ているなと自分では思っています。
そんなコーヒーの味わいかたについて、漫画を読みながら理解し、後の解説でなるほどとなるのが、コーヒー一年生です。
コーヒー豆の種類やロースト方法、産地について基本的な事が学びたいなら十分な書籍です。
コーヒーの産地と種類がしっかり学べる
コーヒーの産地といえば、日本人なら、ブラジル、コロンビア、ハワイなどの産地がパッと出てくるのではないでしょうか?
コーヒー豆の生産国は、いろいろあります。
生産国がキャラクターとして紹介されているので、コーヒーの種類をイメージしやすくしてくれています。
それだけでなく、味わいやその国の格付け方法も記載されているので、コーヒー豆の見分け方も自然とマスターできるのが良い点でした。
自分も、新しいコーヒー豆を買ったら、コーヒー一年生を、見返して特徴を確認しています。
品種も擬人化されたキャラクターで紹介されています。
よく聞く品種の『ティピカ』や『ブルボン』といった種類から、一躍高級豆となった『ゲイシャ』種などもしっかり掲載されています。
スペシャリティコーヒーを、もっと知りたいと思う場合も、こちらで十分学べると思います。
おいしい淹れ方が学べる
粕谷さんといえば、4:6メソッド。
バリスタチャンピオンになった4:6メソッドの淹れ方がしっかり解説されています。
それだけでなく、様々な淹れ方が学べるので、自分にあった淹れ方を見つける事ができると思います。
自分は、アイスコーヒーがあまり好きではなかったのですが、
この本を読んでから、家でアイスコーヒーを淹れてみたところ、あれ、案外美味しい!
この淹れ方はアリだなと思って、何度も淹れるようになりました。
本格的な淹れ方ではなく、急冷式スタバのアイスコーヒーの淹れ方で、家でも美味しいアイスコーヒーを楽しめるようになりました。
それ以外にも、深煎りのコーヒーの淹れ方やネルドリップや、エアロ式、悪魔のスイッチ式といった淹れ方まで紹介されています。
コーヒーと相性の良い料理やデザートなんかも少しですが紹介されています。
と、こんな感じで、コーヒーの世界を漫画を通して学べるので、すごく気楽にコーヒーの世界に入っていける事が特徴だと思います。
そして、粕谷さんが書かれている内容も、素人が興味を持ちやすいように事例を上げながら、身近なところからコーヒーに入れる工夫を感じました。
コーヒーの飲み方は『正解は誰もまだ知らない』のだから、なんでも試してみよう!
とありました。
まさにそうだと思います。
コーヒーの好みは、人によって異なります。
正解も多種多様だと思います。
ハマれば奥が深いコーヒーの世界。
少しでも、コーヒーを知りたいと思ったら読む価値があると思います。
読んだあとは、きっとコンビニのコーヒーを味わっても違いがわかるようになっていると思います。
一人でも、コーヒー仲間が増えるきっかけになれば良いなと思います。
コーヒー一年生でもっとコーヒーを知りたいと思った方は、
こちらもオススメ!
誰でも簡単! 世界一の4:6メソッドでハマる 美味しいコーヒー (自由時間サプリ)
粕谷哲
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