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生誕半世紀経過、人生B面のDINKS妻です。 2016年から住まう街で働いています。 …

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生誕半世紀経過、人生B面のDINKS妻です。 2016年から住まう街で働いています。 自分に出来ることで人生を満たしたい🐾 楽しみながら学びある人生を送りたい。 スタエフ始めてもうすぐ2年📻️✨ ウクレレとフリートークを不定期で発信しています。

最近の記事

デート。アップデート。

9月が駆け抜けていった。 年初に夫が骨折して、 春先に私がコロナになり、 長引く夏に 両家の親が体調を崩し、 その後我が家も体調を崩した。 私は扁桃腺炎で発熱。 夫は寒暖差で背中を痛めた。 (ぎっくり腰は背中にも起こる) 体調不良の合間を縫って たまたま訪れた品川神社。 そこから東海道の街並みを歩いたら しながわ宿場まつりの開催を知らせる ポスターを見かけた。 そしてその目玉としておいらん道中が 復活開催されることを知った。 開催日は、1週間後の9月最後の週末。 体調も戻

    • ぽこぽこぽこぽこ

      あわぶくみたい メダカの卵。 3度目の隔離。 成功から、 3度目なので 厳密には 4度目の隔離。 卵とフンを ときに同時にぶら下げて メダカは泳ぐ。 夫は卵が落ちるのを 今か今かと見守るが なかなか落ちないし 気づいたら落ちている。 あれ!??? 卵ついてない!! という声に立ち上がる私。 ライトで照らしながら 水草の上で ぶどうの房のように纏まっている メダカの卵を見つけて スポイトで吸い上げた。 掌にポトンと落とす。 とびっこみたいな感触。 指で擦るようにして ス

      • アイについて思うこと

        推しの子の原作最新話に、衝撃。  アニメは閑話休題の総集編だった。 アイを巡る物語に 漫画やアニメを飛び越えて惹き込まれている。 作品の扱う内容は、 最近起きている(起きた)事件とも 大きく絡むものであり、 設定自体はファンタジーでありながら リアリティを感じてしまう。 アイの愛は 嘘をつくことだった。 物語が進むにつれて 愛とは その人を知ろうとすることでは? と思うようになった。 葬送のフリーレンの セリフのように。 誰かを 何かを 好きになるとき、 気になる

        • 夏を刈る

          毎年8月の処暑を過ぎたあたりで 地元の田んぼの稲が刈り取られる。 枯れ草の上で 猫が気持ちよさそうに横たわる。 稲が刈られると 夏が終わる。  そんな気がする。 今年は我が家も バケツ稲を育てている。 まだ刈り取っていないが、 来週には収穫時期を迎える。 夏の終わりには 台風がやってくる。 今回は歴代最大級の 台風10号(サンサン/柵柵)が 鹿児島、九州で猛威を奮っている。 関東平野はどうなるのだろうか。 それを見越してか、 大慌てで稲が刈り取られていた。 いろいろ、

        デート。アップデート。

          縁あって、横浜へ。

          平日の横浜に泊りがけのお出かけ。 こんな機会に恵まれた。 横浜には、楽しい思い出しかない。 そして実際、 楽しい思い出がまた増えていった。 葬送のフリーレン オーケストラコンサートの抽選に 当選した。 金曜ロードショーで作品を知り、 音楽からその世界観に惹き込まれた私は、 にわかファンに過ぎないけれど、 こうして横浜に泊りがけで しかも共に楽しむ仲間とランチをして その後も夜景と共に余韻を味わうなんて、 コロナ禍以前の私には… いや、葬送のフリーレンを知る前の私には 想像

          縁あって、横浜へ。

          終戦の日に。

          2024年、79年目の終戦の日。 父の人生は、その年の1月に始まった。  怪我で兵隊にならずに済んだ祖父から 命を授かって私に繋がっている。 訪問先で、東京大空襲の日のたびに 難しい表情をして口数を減らしていた男性が、 5月末に95年の人生を自宅で終えた。 約1年半前に、コロナで入院となり、 夫であるその男性と会うことなく旅立った 奥様は、戦時中、学徒動員で日劇の工場で 風船爆弾を作っていたと教えてくれたことがあった。 その話を今年、テレビで初めて見て、 もしかしたら映り込

          終戦の日に。

          セカンドランドリーは二層式

          我が家のドラム式洗濯乾燥機、 排水エラーで故障中。 コインランドリーに通う 部活のような時間も さほど苦ではなかったけれど、 いい機会だから、と 非常用に使えそうな ポータブル洗濯機を夫が選んだ。 いろいろ検討した結果、 届いたのは二層式。 私の実家も現役の二層式。 訪問先は縦型の洗濯機が多いが 時々二層式を見かける。 洗う、と脱水する、が 手動なのは面倒に思われるが、 意外と分別は苦にならない。 届くやいなや、 夏季休暇中の夫が 試運転する動画を送ってきた。 小さいな

          セカンドランドリーは二層式

          夏を終わりに

          2024年の夏は、終わったの? 暦の上ではね。 私達には、関係のないことよね? うん、そうね。 8月10日の夕暮れ時は 猫がそんな会話をしながら ゴロゴロを楽しんでいるようだった。 職場ではまだ、 新たなコロナ陽性者が現れている。 お盆休みは代行が難しく、 ヒヤヒヤ、ハラハラか続いている。 職場の仲間が、亡くなった。 原因は、わからない。 私達は組織に属しているだけで 個々の繋がりは殆どない。 訪問型サービスを受けている人は 仕事柄事の顛末を知ることができるが、 我々は

          夏を終わりに

          勇退指南

          「来年の3月で、終わりにしましょうね」 義母が呪文のように言葉の端々にねじ込む。 「うん………」と、まだ実感のわかぬ義父は、 バイデン大統領より2つ年上の83歳だ。 地元中堅企業の敏腕営業マンだった義父は お家騒動に巻き込まれた事から自ら進路を変えた。 中小企業診断士や技術士の資格を武器に 医療関係の企業で経験が認められ、 現在もなおコンサルタントとして活躍している。 「願わくば生涯現役でぽっくり逝きたかった」と 先日の心臓の血管へのステント追加手術後、 退院して帰路につ

          勇退指南

          2024年、原点回帰の夏。

          暑さが容赦ない。 コロナも容赦ない。 職場で感染者がでて、 あわやクラスターになるかと思ったが 幸い接触リスクを免れた。 ホッとしたのも束の間。 訪問先で陽性者が出た。 家族に発熱があったと聞いていたので フェイスシールドに、マスク2枚重ね。 訪問先を出たら即、マスク交換。 初期と比べて恵まれているのは マスクがあることだろうか。 当の本人は、家族も含めて マスクの習慣がない。 お願いしても、マスクがなくて 持参の予備マスクを着けてもらったらしい。 仕事柄というのもある

          2024年、原点回帰の夏。

          いとなむ。なむなむ。

          淡々とした日々に 突如現れた非日常。 2週間前に両親がくれた 楊貴妃メダカが産卵をした。 水草にポトポト産み落とす と思っていたのだが、 漁網を引く漁船のように 卵をしばらく引きながら泳ぐ メスのメダカは不本意そうだった。 途中、 ヌマエビを水槽に加えたが フィルターにはさまれたり 水換えの水温差にダメージを受けたりで 新入り2匹は短命に終わった。 日々、 支えを必要とする人と過ごす私にとって 淡々と自身の生活を保つことは 穏やかながら修行のような日々。 寒暖差で鼻炎と喉

          いとなむ。なむなむ。

          バケツ稲とメダカ

          平日休みの木曜定休。 やりたい事を詰め込むと なんだかんだで忙しい。 何かに追われぬ日々は幸せ。 何でも出来るけど やらない事を決めるのがいい。 歯医者のメンテナンスは 月に一度のペース。 口腔衛生は万病を予防する(たぶん)。 いつも帰りは実家へ行って 両親を車に乗せてランチに出かける。 残念ながら母が外出。 父が近所のラーメンをご馳走してくれた。 4月に植えたバケツ稲が だいぶ育ってくれたので 3つ用意したバケツのうち ひとつを里子に出した。 実家のある団地では

          バケツ稲とメダカ

          奏ノ奇跡

          鬼滅の奏 刀鍛冶の里 ありがとう 令和6年(2024年)5月。 鬼滅の奏オーケストラコンサート刀鍛冶の里編。 奏の文字を背中に描いたTシャツを着て マチネ後に再会したのは 非公式の鬼滅の奏メンバーである。 冒頭の一句は、その仲間がくれた どらやきの焼印であった。 奇跡のつながりを、 改めて振り返る。 令和2年(2020年)11月。 コロナ禍であらゆる交流に支障が出る中、 SNSを通じて偶然、鬼滅の奏オーケストラコンサートの配信を知った。 アーカイブ配信もあり、期間中いつ

          奏ノ奇跡

          風薫る季節に

          今年に入って ようやく穏やかな日々。 思えば矢のように 年明けから月日が流れていた。 コロナに罹って 嗅覚のない数日を経て 味わう喜びを取り戻し、 人生のB面、 51歳の誕生日を迎えた。 自我は自身を飛び出して 生きること自体を 味わうことを欲している。 何かになるべくも 何かを成し遂げるもなく、 私という存在を あるがままに輝かせたい。 相変わらず 外の世界は賑やかだ。 お世話になった人や 名の知れた立派な人が 次々と空へ旅立っていく。  見事なまでに 空へ溶けてい

          風薫る季節に

          54文字の文学賞

          未来屋文庫で 応募ハガキをみつけた。 未来 または 勇気 が、お題とあった。 どちらも魅力的だ。 あなたなら、 どっちで応募する?? noteでも 作品を応募する企画があるようだが 私の限界値は1000文字程度。 応募が叶うなら 勇気ある未来だ。 応募締切は6月9日。 GWに、54文字の作品に 挑戦するもよしである。

          54文字の文学賞

          嗅覚なくして復帰なし?

          コロナになって、 静養7日目。 副鼻腔炎の診断を昨日受けた。 5日目休んで 熱と症状がなければ出社可能だと認識され、 「いつからでられる?」 と判断は当人に委ねられる。 (鼻の中には膿があり鼻水と痰絡みがある) 「自主的に10日間休む人もいるけど」 という誘い水に、乗ることにした。 幸い、有給休暇は余っている。 8年目にして、大型連休取得だ。 「後半はさ、どこか出かけておいでよ」 と、同僚も肯定的だ。 「じゃあ、ハワイにでも行った気になって 美味しいものの匂い嗅いでくる

          嗅覚なくして復帰なし?