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子育てコーチング体験記2

そういえば、コーチングとは何かということを書き忘れていた。

子育てコーチングとは?

まず目標をたて、設定したゴールに向かって進みます。

その時に伴走してくれるのがコーチです。

コーチは基本的にこちらの話を聞くことに徹します。

こちらが話し終わると、アドバイスというか、ゴールに近づくためになりそうなヒントをくれますが、決して否定的なことは言いません。

自分が成長していくことがメインになるので、一瞬でゴールにたどり着けるわけではないですが、確実に新しい気づきは得られます。

最後は必ず「では次はどうしますか?」と聞かれます。

そうやって目標を少しづつ設定しながら進んでいきます。


インナーチャイルドの話

母親が持っている根っこの思い込みを手放す。

この思い込みというのは、幼少期に親に言われたことや、様々な出来事を受けて、出来上がっている。

・無視されている、さみしかった、悲しい、などの抑圧されていた感情が大人になって表面に怒りとしてあらわれる。

自分に禁止してきたことを子供がすると、腹が立つ、反射的に怒ってしまう。

それはまるでインストールされているアプリが立ち上がるように、自動的に起動してしまう。

その感情を解放する。

手放していく。

幼いころの自分を、大人の自分が今受け止めてあげる。

幼い自分が「私はがんばってきたのに」と怒っていたら、

「よくがんばったね」と話を聞いてあげる。

時々浮かび上がる思い出は、未完了の思い。

子どもの頃の自分がずっと思っていたこと。

そして、自分の子供もそう感じている、らしい。

そしてきっと、私の母親も感じてきていたこと。

その思いを手放せば、この連鎖も終わらせられる。

私自身が根っこの思い込みを手放し、

今度は良い思いこみにチェンジして、人生をイキイキと生きる。


それがコーチングも終盤に差し掛かったときに至った答えだった。


思い込みは、何も親との関係からだけで出来ているわけではなく、学校の先生、友達関係、環境からもつくられると思う。

そして、「自分がそういう思い込みをつくった」だけで、客観的に見れば全然そんなことないのに、と思えるかもしれない。

しかし、事実がどうであれ、そんな思い込みが出来上がってしまったら、それに対処しなければならない。


インナーチャイルドを癒す方法はいろいろとある。

私はCD付の本を買ってきて聞きながら読んで実践したり、幼い自分の気持ちを聞いてあげるようにしていた。

あと、ビリーフチェンジセラピーというものをされている棚田克彦さんの

「自信がない」「人の目が気になる」「言いたいことが言えない」 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法 (大和出版)

という本が参考になった。

他にもいろいろトライしてみた結果、時間はかかったけれど、いつの間にか心が軽くなっていた。

私はやってみたことはまだ無いけれど、催眠療法も効果があるみたい。


人が癒されるときというのは大変な痛みを伴う。

しかし、その痛みを通り抜けて、新しい自分に出会えるのだと思う。


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