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バスは停まってくれない。バスは停めろ!Australiaで初めてバスに乗る前に読む記事[Slovarの留学経験値300%アップ術 vol.12]

「日本の常識は海外では通用しない」はバスにも言えてしまう。バスの何について通用しないのかをリスト化、兼、目次化するとこうなる。

1.バスが時間どおりに来るのは幻想
2.バスは停まってくれない。バスは停めろ!
3.「次は...です。」そんな丁寧な案内はしてくれない
4.初めてバスに乗る人が座るべき席はどこか
5.バスから降りる時に言うべき単語は何か

この記事もSLOVARが留学経験のあるオーストラリアについてなので、カンガルーの国の事情なのだなと思って読んでみて欲しい。

1.バスが時間どおりに来るのは幻想

日本のバスは定刻運行、もしくはほぼ定刻に近い運行をしてくれるため、タイムテーブルにさえ気を使っていればバスに乗り損じることは無いだろう。が、オーストラリアは別だ。時間を守らない運行が非常に目立つ。10分早く来ることもザラなので、バス停に時間どおりに着いた時にはもう誰も居ない、ということもある。当然、10分の遅刻も多く見られる。

バスだけではない、電車も遅く来たり早く来ることがある。時刻表の時間にプラスマイナス10分した時間を信じよう。

というわけで発車時間の10分前に着いておけば、ほぼ確実だ。


2.バスは停まってくれない。バスは停めろ!

日本ではバス停に人が居たら停まってくれるが、オーストラリアではそうとはいかない。なんと、人が居なくても、

運転手さんに手を振らなかったら素通りしていく。

ということで、

これは文化の違いと言うしか無い。日本は察する文化を持つので、バス停に人が居れば「あ、乗りたいのだな」と運転手さんが察してくれる。ところが、1から10まで全て言うのが普通の英語圏では、そのようなことはない。乗りたいです!とちゃんと意思表示をする必要がある。


3.「次は...です。」そんな丁寧な案内は無い

日本では機械音声、もしくは運転手さんが逐一次はどこに止まるか教えてくれる。

なんと親切なんだろうか!オーストラリアではそんなことはありえない。無言で次、次、次、と止まっていく。常にGPSを見ながら座っておくのもよいが、心配なら運転手さんに予めどこで降りたいか伝えておくと良いだろう。この場合、ちゃんと止まってくれる。


4.初めてバスに乗る人が座るべき席はどこか

感の良い読者の皆さまならもうお気づきかもしれない。運転手に一番近い席だ。もし後ろに座ってしまったら運転手さんが大きな声で「~に着いたぞ」と言わなくても良いので、運転手さんの負担が少なく済む。面倒くさがり屋の運転手さんは、止まるだけ止まって、あなたを下ろしたかどうかを気にせずにまた発車してしまう。存在感をアピールするためにも、運転手さんの目に入る、近い席に座ろう。


5.バスから降りる時に言うべき単語は何か

日本では無言で降りていく人が殆どで、降車時に「ありがとう」という人は少ない。オーストラリアでは大きな声で「THANK YOU」と言うのが礼儀だ。言わなかったところで、罰せられることはないが、早く現地の感覚に溶け込むためにもなるべく言うようにしよう。


以上の5点を知っておけば、留学先、特にオーストラリアの場合は、初心者の人でも気持ちよくバスに乗れるはずだ。安全にも気をつけて、快適なバスでの時間を過ごせてもらえたならと、思う。

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。