社長の朝活129 売り方が9割②「ハズキルーペをヒットさせた背景」
おはようございます。
前回マーケティングの話をしましたが、やはり商品は売り方が全てです。
今でこそ皆様は一度は聞いたことあるであろうハズキルーペ。
このハズキルーペも500万個売れたヒット商品も、売れるまでの道のりはとても険しかったと言われてます。
それまでも、テレビCMは大量に行っていた。
主に地方局を中心にCMを流して いて、それなりに認知度も上がっているようだった。
しかし、「これから全国区 で、大々的にテレビCMを出そう」となった2018年、ある事件が起きた...。
前々から、ハリウッドスターである渡辺謙さんの大ファンだったのでいつか渡辺謙さんにCMに出てもらおうと心に決めていた。
そして、ちょうど全国 区にCMを出すタイミングでオファーをすると、渡辺謙さんは快くCMの出演を引 き受けてくれることになった。
このCMが、ハズキルーペの命運を握っていると言っても過言ではなかった。
このCMの制作費は100億円。
まさに、当たれば天国、コケれば地獄という一世 一代の大勝負だった。
しかしその内容はあまりにも理想とかけ離れていたらしく、社長は落胆した。
所詮はCMクリエイター。
魅せるCMは作れるはずだが、商品が売れるためのCMではないと悟ったのだ。
そこで社長は自らCM制作に着手し、あの渡辺謙さんが鬼気迫る形相から始まるCMが出来上がり爆発的ヒットをだしたのである。
その年のCMグランプリも3冠でタイトル総なめ。
広告作りの素人が業界を震撼させたのです。
CMクリエイターの立場なし!
結局商品の魅力を一番上手に伝えられるのは、他の誰でもない社長なのだ。
会社で最も上手に商品を売ったり、お客さんを集められるのも、社長だ。
これだけ大きな会社の経営者でも、「トップの仕事はマーケティングだ」と 言っている。
僕たちも、改めて肝に銘じておかないといけない。
さぁこれを読んでどう思うだろうか。
ハズキルーペは確かに良い商品だったのは事実ですが、あのCMが無ければ多分ここまで浸透してなかったでしょう。
悪い言い方かもしれませんが、商品の価値よりも伝え方の方が大事なのです。
それだけで商品価値は1000%以上変わるということです。
胸を突き刺すたった一言のキャッチコピー。
是非考えてみましょうよ。