社長の朝活123 金融機関と企業の関係性

おはようございます。

昨日は毎年恒例にしている取引銀行への新年挨拶訪問の日でした。

毎年役員幹部と共に取引銀行三行へ新年のご挨拶へ向かいます。

その際に直近の試算表と、五か年計画表、そして本年の大きな取り組みなんかを話に行きます。

今年から一行増えて4行へ行くことになり、丸一日挨拶回りをしていました。

いつもなら銀行側が弊社へ来社するのですが、この新年の挨拶周りだけはこちらから向かいます。

多分こんな事してる会社って滅多にないと思うのですが、銀行側も恒例としている事を認知してくれてまして割と歓迎されます。

お金を借りる側だから、お客さんだからこちらから行くのは筋が違う。

そんな事思いますか?

いいえ、取引する以上は企業もお客さまも同等なのです。

お金を払う方が偉いと言う風潮がありますが、そんな事はありません。

お金という対価を払い、それ相応のサービスを受けるわけですから同等のはずです。

お金を沢山出されても売りたくなければ売らなくても良い訳です。

まして金融機関ともなれば、お金を借りたりお金を貯金したりするサービスなので、お金が沢山あっても銀行が無ければ保管ができません。

とても大変です。

まぁそれはさておき、金融機関というのはやはり物凄い人達の集まりであり、営業となれば物腰柔らかく謙虚に訪問に来ますよね?

そして当たり前のように決算書を持って行ったりします。

その時、会社の財務状況や社長のカリスマ性、ポテンシャル、力量などをしっかりと分析して帰るのです。

そうしていつも監視されてる訳です。

つまり私はそれらを逆手に取って、こちら側の成績を見て頂こうという気持ちで訪問してるわけです。

必ず支店長にアポを取って訪問してますので、だいたいいつも支店長と担当の方の2名が同席してくれます。

そこで一年の振り返りや今年の抱負や計画なんかを話したりする訳です。

お金を借りている立場なので、向こうも真剣に分析するはずです。

こうした地道な訪問によって、金融機関との密なお付き合いが出来てくると、いざ金を借りるときに有利に働いたりします。

金融機関と言えども人間です。

財務状況は確かに大切なものですが、社長や役員の人柄、力量によって支店長の裁量で借りれないものが借りれたりする事もあるのです。

年始にゆっくりビジネスの会話を楽しめるなんて面白くないですか?

支店長と話す機会も少ないので、私は毎年この年始の訪問がとても好きなスケジュールとなってます。

改めて自分に喝を入れられたし、今日も気持ちよく過ごせそうですね。

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