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「人に伝える意識/心の理論のおはなし」

こんにちは、スライドPTです!

普段は、Twitterをメインとして

「痛みの神経系」・「基礎中の基礎の運動器」を発信しております。

そしてこの度、noteもはじめました!

ー簡単な私の紹介ー

現役の理学療法士をやっております!
コロナにより趣味がすべて出来ず、
突然、勉強に燃え、痛みの勉強を開始
運動器に関しても勉強を開始
今に至ります。

〇Twitterでの推移〇
4月12日      発信スタート
4月15日    フォロワー様50名

4月17日    フォロワー様100名
4月19日    フォロワー様200名
4月20日    フォロワー様300名
4月26日    フォロワー様400名
4月30日    フォロワー様500名
5月2日      フォロワー様600名
5月3日朝     フォロワー様700名
5月3日夕方    フォロワー様800名
5月3日深夜前   フォロワー様900名
5月4日    フォロワー様1000名


はい、ってな感じで、

発信開始3週間で、ゼロから1000名までの超絶上昇を果たしました!

なぜこんなに上昇したか、、、

それは、間違いなく(いや、恐らく、たぶん)

「スライドのちから」

言い換えると、発信しているコンテンツの力ですね。

皆様に見ていただけたからです!!

でも、コンテンツをみてもらうには、伝えるための意識が必須ですよね。

今回は、コンテンツの内容に関してではなく、

私が、考えている「人に伝える意識」について述べたいと思います!

スライドPTが感じていること・考えをお伝えしようと思います!!

おそらく考えに関して、そんなこと分かってるわ!という方もいるかもしれません。それくらい、当たり前のことを書きました🙇‍♂️

それでも、読んであげるという心優しいお方は、次のセクションへお進み下さい🙏





はじめに

進んでいただきありがとうございます。誠心誠意、心を込めて書きました。見てやって下さい🙏

Start!!!

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さて、皆さん「心の理論」という言葉をご存じでしょうか?

聞いたことがある方も多いかと思います。

この話の中心には、サブタイトルにもある「心の理論」が度々出てきます。人と接するうえでは、かなり重要なキーワードだと個人的に思っている言葉です。皆さんもぜひこの機会に覚えてください!

「心の理論」とは?

なぜ必要なのか?


では、早速いってみましょう!!

👉人に伝える意識

1.相手の視点にたつ

 (心の理論をもつ)

普段皆さんは、相手に何を意識して伝えているでしょうか?

様々なものを意識する必要がありますが、

私が何より意識していることは

「相手の視点にたつ」

これをとても大事だと考えています!

ヒトは、あらゆる事柄を伝えるとき、基本的に主観で伝えると思います。

この主観が厄介なんですよね。。。

では、そんな主観を伝えるときに

相手が自分の伝える内容に関して、周知・共通認識があれば問題はありませんが、後輩指導などの際は、どうでしょうか?

基本的に知らないことを伝えることの方が多いと思います。

ここで、先ほどの「心の理論」という言葉を

ご紹介したいと思います!

心の理論

簡単に言うと、

「他者の心を類推し、理解する能力」です。

人が他人に優しくなる上で必須の能力。

つまり、相手に何かを伝えるときは、「心の理論」がないと相手の気持ちを類推できず、一方的に自分の主観を共有していることになります。そのため、「伝える相手が誰なのか=ターゲット」を意識する必要があります。

相手の気持ちにたって考える上では、1つのキーワードになるので、ぜひ覚えておいてください!

ポイント4

ここで、告知のコーナー!笑

⬆️は、ポイントがあるときにちょいちょい入ってくる私のロゴですw

今後、このロゴが出たあとは、個人的に重要な価値観を述べていると思って下さい!



はい!!では、話を戻します!

ここで、冒頭に戻りますと

「相手の視点にたつ」「心の理論」があるかだと、捉えることが出来ます。

まだよく分からないと思うので、簡単な具体例をあげてみます。

皆さんは、小学生といった歳の幼い子供と話すときに難しい言葉を多用するでしょうか?

しないですよね。というよりは、するわけないですよね。

なぜって、「心の理論」があり、伝わらないことを知っているからです。

では先ほどの、後輩指導を例にあげるとどうでしょうか?

分からないと知らず、専門用語、知識を多用していることもあるかと思います。

さらに、多用したうえで、知らないことに対して苛立ちを覚えたことがあるかもしれません。

「なぜ、こんなこと(常識)も知らないんだ」

って

「やる気はあるのか」

って

先輩は伝わらない・知らないことに苛立ち、後輩は怒られ萎縮してしまう。よくありがちな光景かと思われます。

さ、「心の理論」の時間です。

◎スライドPTのポイント!

ポイント4

自分にとって当たり前の知識(常識)は、
相手にとってはそうではない!

あるようで、普段あまり意識していないのがこの考え。これは、どんなに簡単な内容であっても、学校教育の内容であっても当てはまります。

「学校教育の内容くらい覚えておけ」至極ごもっともな意見です。

でも、皆さんは本当に学校教育の内容を完全に覚えていますか?

そうなんです。覚えてない人の方が大多数なんです。覚えているという人は、あくまで自分の知ってる範囲(自分の常識)を話して、さも全て覚えている気になってる可能性があるのではないでしょうか?

ヒトは、「いらない情報」「無機質な価値の感じられない情報」を勝手に忘れるようになっています。

そのため後輩は、知らないことだらけ(価値を感じなかった情報だらけ)になっていることが想定されます。

知識の程度は、その人が過ごしてきた「過去」に影響をうけ、人それぞれで変化するのではと考えています。

職業(職種)でも、勤務している職場でも、指導して頂く先輩でも、学校教育でも、家庭でも、

これらの過去が異なるのであれば、知識も異なります!

これが、

「自分にとっての当たり前の知識(常識)は、

相手にとってはそうではない」

の原因になると考えています。

いつからかヒトは、その人の過去を主観で類推し、各くくり(学校教育、勤務場所、セラピストetc...)に応じた

「これくらいは知っているだろう」と

主観で相手の境界を決めます。

注意したいのは、

あなたが決めた境界」であって、

「その人の境界になっていない」ことです!

そして、あなたの決めた境界の範囲内にいないことで怒ったりするのは、個人的には何か違う気がします。

つまり、自分の覚えている範囲が全てだと思い、相手の境界も勝手に近いものだと勘違いをし、実際の解離で衝突する。

主観の怖さが伝わったかと思います。

だから、相手を思いやり(心の理論をもち)、心穏やかに伝える。知らないだろうなくらいがちょうどいいんです。

そうすると、お互いギクシャクなく、優しくなれるのではと思います。

綺麗事だ、そんなことしてたら育たないという意見もあるかもしれませんが、1つの考えとして心の隅に留めていただけると幸いです。

もちろん、厳しくしなければいけない場面はあるので、これの限りではないですが、、、

☞まとめ

まとめ用

相手に何かを伝えるときは「心の理論」をもつ!
「主観で決めた境界」は「真の境界」ではない
可能性がある!

こんな感じですかね。

なので、心の理論をもって伝えることは、とても大事なことだと思うわけです。

オンライン、オフラインともに何かを伝える際は、是非、意識してみて下さい。

『心の理論』大事!

2.Twitterにおける心の理論

前のセクションでは、目の前の人に対する「心の理論」の重要性を説明しました。

では、Twitterで発信する際には、何を意識していますか?

専門性の中で更なる専門要素の発信?

新人や学生に向けた専門要素の発信?

詳細な内容?概要や大枠としての内容?

ターゲットにより変わりますよね。

Twitterにおける発信でも同様に「心の理論」が重要だと考えています!

このセクションでは、そんなターゲットに対しての意識について述べたいと思います。

では、話を進めやすくするために

【ターゲットをセラピスト】

このことを前提とします!

一度、発信する上で、「心の理論」がないことで想定される状況を考えてみました!

伝わった

こんなことになっているかもしれませんね。

境界を特に何も考えない(心の理論なしの)主観で決めたがゆえに。。。

ほとんどの人に伝わっていない。。

この原因として、今回取り上げるのが

「補足説明」「略語」です。

つまり、受信者はこれくらい知っているだろうと仮定し、「略語を多用+補足説明などを省く」とほとんど伝わらない内容を受ける可能性があります。

では、「真の境界」を拡大する、もしくは、正しく認識するには何を意識する必要があるのでしょうか?

ここではセラピストによくある、

「専門的内容を専門用語を用いて発信する」

の中でも、「専門用語」に着目して進めていきます。これが、分からなければ全てわからない。

個人的に、

Twitter発信では、先ほどあげたように「補足説明」と「略語」を上手く扱うことが大事だと思っています!

当たり前っちゃ、当たり前ですねw

当たり前ですが、学生や新人を対象としたり、セラピストというくくりに対して発信する際には、意識しておきたいです!

では、実際の説明にうつっていきます!

 2-1)補足説明

何かわからない単語をみるとヒトは好奇心がない限り、諦めるようにもういいやとなり得ます。

だからこその「補足説明」

スライドPTのポイント!

ポイント4

補足説明をすることで
「あなたにとってわかる言葉」

あなた以外もわかる言葉」
というように共通言語になります!

おそらく誰しもが知っている運動器の言葉(前十字靭帯)を用いて、簡単な例を挙げます。

×「前十字靭帯は、関節の安定性に寄与している」

〇「膝に存在する前十字靭帯は、膝関節の安定性に寄与する」

これだけでも、印象が変わると思います!(あえてくどくしてます🙇‍♂️)

これで、受け手は、前十字靭帯は、膝にある靭帯で、膝関節の安定性に寄与するものなんだとコード化する(言語に意味を付与し、理解し、1つのくくりにする)ことができたと思います。

 2-2)略語

引き続き前十字靭帯を例に、話を進めたいと思います。

ACLは、セラピストには前十字靭帯として認知されていると思います。

しかし、中には前十字靭帯は知っているけど、ACLを知らない人がいるかもしれません。

つまり、

「前十字靭帯と発信すれば伝わったけど、ACLで発信したがゆえに伝わらない。」

なんてことも想定できますよね!

そんな人にとってACLは「暗号」そのものです。だから、略語はできるだけ避けるに越したことないです。

さすがにACLくらいは知っていてほしいですが😶これも主観ですね。


はい!話を戻します!

Twitterにおける発信は、そうは言っても略語を用いたいです。早いので(笑)

でも、想定しているターゲットによっては、暗号になりえるので、使うにしても残念ながら一度、補足説明が必要になる可能性があります。

今までをまとめ、発信内容を例に挙げると

「ACLは、膝にある前十字靭帯の略称で、膝関節の安定性に寄与している。」

というように、想定しているターゲットによって、繰り返しになりますが、もし使うなら略語を使う前に補足説明が必要ということですね。

手間です、手間ですがこの手間が人に伝えるという意識なんです。

と言っても、ここまでを意識してTwitterで発信していくには、手間すぎるので、このような意識が少しは必要だなと感じてもらえると幸いです。

絶対すべては無理😶

セラピストだからって、ACLを全員知っている訳じゃないということです。かなり常識のはずですが、そうじゃない可能性もあるんですよね。

だから、発信する際のターゲットは、ACLも知らない人を含めたものにするのか、ACLは知っている人にするのかと境界を設定する必要がありますね!

設定した上で、知ってる人向け、知らない人向けと発信内容を変える必要があります。

 2-3) まとめ

では、上記を踏まえて「心の理論を用いた境界の設定」について考えていきたいと思います!

スライドPTのポイント!

ポイント4

「〇〇は知っているだろうとする
(推定であり確定ではない)境界」

「〇〇は知っている人だけが存在する
(確定した)境界」
この2つには大きな差がある!

この差を、心の理論を用いて意識することが大事なのではないでしょうか!

これらを意識した境界の設定をし、発信にうつるわけです。

初学者(その範囲の知識が乏しい方)を対象とする際は、なおさら意識が必要ですね。

☞まとめ

まとめ用

心の理論がないと伝えたい内容も
伝わらない可能性
『〇〇は知っているだろうとする境界
(推定であり確定ではない)境界』

『〇〇が知っている人だけが存在する
(確定した)境界』
はかなり異なる!

スライドPTのポイント!

ポイント4


冒頭の「心の理論無しスライド」と上記を踏まえた「心の理論ありスライド」を比較します!

補足説明

冒頭の、心の理論が働いていない場合と比較すると、境界が拡大することで、伝わった範囲が拡大しましたね。

境界を正しく認識(補足説明なしでも伝わる範囲を把握)し、必要な配慮を施した結果です。


上記を踏まえて発信上の注意をスライドにしてみました!

発信上の注意

はい!

わざわざ、スライドにしましたが、可視化すると理解が進むと思います。

Twitterで発信する際には、文字数の影響もあるので、おそらくどちらかによるかと思います。

端的にいうと、「詳細」「概要・大枠」を伝えられるかの違いですね。もちろん、どちらも達成できる発信が1番素晴らしいと思います!

はい、ここまでで、冒頭の3つの疑問である

「専門性の中で更なる専門要素の発信?

新人や学生に向けた専門要素の発信?

詳細な内容?概要や大枠としての内容?」

これらには、少し考えれるようになったかと思います。

この内容に関して、すでに分かっている方も、

考えていただける機会になればと思います!


ということで、Twitterで発信する際の

「心の理論を用いた境界の設定」

について、あまり考えていなかった方も、考えていた方も改めて心の理論について考えて頂けたら幸いです!

今回は専門用語を用いた発信を例に挙げました

しかし、この考え(心の理論を用いた境界の設定)は、相手に考えを伝えるとき、仕事の内容を伝える、教育などなど、人に何かを伝える際の全てに当てはまる可能性があります。日常から注意したいです!

『心の理論』大事!

3) さいごに

ここまでで心の理論の重要さ、境界の設定などについて説明してきました。

ここまでは、意識のおはなしで、実際のコンテンツの話はしておりません。

そして残念ですが、字数の関係で

コンテンツの話は、次回に引継ぎですm(__)m

そちらのnoteでは、スライドを例に挙げて、コンテンツを伝える意識について述べたいと思います!

慣れていない分、想像以上に多くなってしまいましたww

初noteでした。よく似た話を意図的に繰り返してました。

くどくてすいませんw


ここまで、読んでいただきありがとうございました!

「共感した」「なるほど」「面白い」「amazing」

と思って頂けたなら幸いです!

また、本記事を

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などをしていただけますとスライドPTが激しく喜び、前進のかてにします!笑

#理学療法士 #柔道整復師 #鍼灸師

#セラピスト #Twitter   #初投稿







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