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糖尿病と言われたら薬を飲む前にはじめてみようか。

 生活習慣病の糖尿病。小生は酒が飲めるわけでも食通でもない。たまに甘いものを食べるが大した量でもない。そんな小生が糖尿病と言われ継続的に病院にかかり薬を続けで来たが改善しないので、一念発起ではじめたことを書いてみる。
 誰でも出来ることではあるが誰にでもあうとは限らないので参考になれば幸いだ。

1)はじめて糖尿病と言われたのは治験の診断
 もう随分前の話になるが、治験を勧められその時の診断で糖尿病がわかった。はじめは身体に異常の自覚がないので舐めていたというのが本音で糖尿病の治験に参加した。無料で治療できるのでラッキーくらいの感覚だ。治験は薬の試験だが偽薬のときもある。つまり、改善を目的としていないことに気が付かず3ヶ月位の周期で治験内容が変えながら1年以上もやっていた。
 この頃のa1cは6の後半くらいで治験をやってるのに数値は余り変わらないという状態だ。
 身体に異常を自覚しないので本気でもなく治験を止めてからは糖尿病は放置状態が続いた。

2)他の病気の検査の時に再確認
 正直何の病気で病院で血液検査をしたのかは覚えてはいないのだが、検査の結果で驚いたのは覚えている。a1cか8.1%になっていた。ここから薬を本格的に飲み始めることになる。しかし、自覚症状はない。疲れやすいとか身体が重く感じるとかはあるがそれを自覚症状とは認識してはいない。そこから毎月一回の病院通い血液検査が継続することになる。薬を飲むとa1cは7%台になる。
 確かにこの頃は運動不足である。車の移動は多いものの歩かない。間食は殆どしないが、たまに甘いものは食べる。お酒は飲めないがたまに付き合いで飲むと真っ青になり倒れ込む。
 a1cが7%台で推移していると余り心配はしないというか薬が習慣くらいの感覚だ。糖尿病とは一生付き合うことになるのかと考えたりもする。
 この頃の体重は75kg前後で80kgに迫るようであった。身長は167cmだ。肥満である。
 ある時期薬を飲まない時期などがあったりしたので、最悪の時はa1cは9.1まで上昇した。薬を飲めば7%台にはなるのではあるが(笑)。

3)野菜食への挑戦
 昔、まだ糖尿病でもない若い頃。三十代の始めの頃だろうか仕事で出雲を訪れていた時にお客様から聞いた話を思い出したのが切っ掛けだ。お客様は糖尿病で野菜食してよくなったとの話であった。奥様が毎日野菜を調理してくれているそうでこれを続けたら血糖値が下がったということだった。今時インターネットで検索すればそんな事例は多くあるのだろうが小生は検索はしていない。今も検索はしていないのでやり方はオリジナルと言える。だから誰にでも合うやり方かどうかはわからない。定期的に血糖値等の検査はするときに医師には自力で改善する旨や野菜食や毎日の運動(1時間程度の散歩)はしてることは告げているが何の問題もないようだ。

4)実際にやってみる
 食通でない小生には食事が程々に美味かったら別に何を食ってもよいという適当な思考だ。肉が食いたい魚が食いたいはある。
 現在妻もいない小生には3食野菜を中心に食べることは無理なので取り敢えず夜だけは野菜食にすることにした。調理などはしたことはない。ラーメンを作る程度であるが、道場六三郎さんが言っていたように男の料理は卵焼きを入れただけの味噌汁でもいいとのことを真に受けてやってみることにする。
 はじめは野菜と言えばサラダから(笑)。スーパーでカットされたキャベツ、胡瓜、トマト、玉ねぎ、パプリカなどを買って来た。皿に大盛りになる程の量だが腹一杯にはならない。はじめはドレッシングも変えたりしたが、ポン酢醤油が小生には合う。物足らない感じに惣菜で買ったトンカツを食べたりした。炭水化物を取らなければいいかもという自己判断でそうした。
 朝はパンとコーヒー。昼はラーメンや弁当。月に1、2度おはぎを買って食べていた。実はこれは今も余り変わらない。今もインスタント・ラーメンにしめじと長ねぎと卵を入れて昼食にした。
 夏場はサラダと肉(牛や豚肉、鳥は唐揚げだけ)で継続し野菜炒めも覚えてきた。夏前から始め秋を迎えた頃から急激に体重が減少しはじめた。何か大変な病気になったのではないかと思うほどで体重が10kg以上も減った。
 この頃は土鍋でご飯を炊き味噌汁を野菜を沢山入れて作り3日か4日毎に昼に食べるようにしていた。食事は充分である。
 病院に久しぶりに行き検査をする。他の病気の心配からだ。検査に異常はない。体重が減った理由は不明のまま。この時点のa1cは7.4%位で医師から薬を出すと言われたが自力でやってみることを話した。血圧の薬や便秘薬、睡眠導入薬は貰った。血圧の薬は自力改善を考えていたが貰うことにした。血圧は上が普通140〜150前後でだったか。この頃体重は62kgくらいだが減少は止まらない。
 昨年秋くらいから野菜も鍋で食べ始めた。炒めたりレンジでチンしたりして食べていたが鍋にすることにした。身体が暖まる。
 鍋には大根、小松菜、白菜、人参、玉ねぎ、ナス、じゃがいも、さつまいも、さといも、長ネギ、生姜、ゴボウなどあらゆるものが入る。20cmくらいの鍋にいっぱいに入れるが煮ると丁度良くなる。勿論、魚や肉も入れる。これを醤油味、味噌󠄀味、コンソメ、カレー味などのバリエーションを加える。食べられる程度に美味ければよいが醤油味が安定の1位だ。お陰でカボチャを炊いたり、肉牛蒡、大根味噌󠄀、煮魚、豆ご飯などをするようになった。何れにせよ主役は野菜で腹一杯食べる。スーパーの惣菜も食べてる。

トンカツは惣菜
ステーキもやきます

5)やっと結果が見えてきた 
毎月病院へ検査と血圧や他の薬を貰いに行く生活になった。年末には体重が57kgになった。どこまで減少するのか心配していた。a1cは6%台に入った。順調に減少してるようだ。しかし、6.5%になるとまた上昇したりしながら4〜5ヶ月平行線。やっと6.4になったと思うとまた上昇した。食事は変えてない。当初運動は一万歩としていたが8000歩になり、今は6000歩になっているが、あまり数値とは関係ないようだ。毎日続けることだけを守っている。

6)気をつけた事
 ①炭水化物は朝と昼だけ。
  腹一杯になるほどはとらない腹八分。
 ②夜は炭水化物は取らない
  夜遅くの食事は避ける
  野菜は腹一杯食べる(ほとんど水分)
 ③便秘にはならないようにする
 ④毎日運動は続ける
  ついでに買い物をする
 ⑤間食をしたいときは一食と同じと考える
 ⑥調理の時短でレンジをうまく利用
  手間や時間がかかると調理したくなくなるの
  で上手く利用する 
 
 こんなところであろうか(笑)
 奥様がいればご協力してもらうのがいいです ね。

 a1cが6.3になり6.4にもどり、6.6から6.4になり今は6.1になった。5%台になればよいが(笑)
 食後血糖値が落ちて来た。最近で食事後3時間でも200近くあったのが100くらいになってきたので多少嬉しい。現在、体重は55kg。
 ちなみに甘いものはストレスがない程度にとり毎日の運動はストレス発散に必要になっている。
 まだまだ道半ばではあるがご報告と小生の記録のために書いてみた。

あまり役に立たない話かもしれない。自力でも下げられことがわかってもらえたらと思う。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。
 


 
 

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