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声をかけよう

周りで所謂病みツイートしてる人とか、明らかに環境が急に変わった人がいたりして。
「なんかあったんかなー」
と感じることがここ数日ある。

まあね、私もそろそろ40になる。
大人も大人で、周りにいる人も大人で、人のトラブルには首を突っ込まない方がいいのかもしれない。


ただまあ。


しんどい時はさ、自分から「しんどい」って言いづらいものでもあってさ。
特に大人になると、そういう…正直な気持ちを言えなくなるもんでもあってさ。


私は他人のしんどい気持ちに気付いて、かつ、自分に話を聞く余裕がある時には声をかけることにしている。
「どうしたん?」とか「何かできることがあったら言ってね」とかね。


なんていうかさ。


大きな不運が続いたりすると、何も信じられなくなることってあってさ。
「神様、どうして」とか「味方なんかいないんだな」とか嘆くわけ。


そんなときにさ。
「希望」が一つでもあれば、変わる未来ってもんがあると信じてるんだよ。

私も「もうだめだー」と思った時に、かけられた何気ない一言によって救われたことがたくさんあるからさ。
ほんと、「気持ちが楽になる」とかのレベルではなく、「救われる」って時があるわけ。


冒頭の話に戻って。


最近ちょっと「大丈夫かな、元気にしてるかな?」って人が複数いたんだけど、取り敢えず今日連絡が返ってきてコミュニケーション取れたんだよね。

その返事は「大丈夫だよ」って内容ではなく、「ありがとう」ってしか返ってこないもんであったり。
「なんかそんなに気落ちしてるように見えた?」って、空振りのような感じになったこともあったけど。


なんていうかな。
別に、救うためだけに声をかけてる訳ではないからそれはそれで良かったかなって思う。

何より、落ち込んでいる人に声をかけられず、少ししてから後悔するぐらいなら、今見当違いのことを伝える可能性があっても、何かをしておきたいわけで。


とにかく。声かけて良かったなって。


言葉ひとつや、想いひとつで救われる瞬間や、切り開かれる未来があるってことを体験してきた身だから。
そういう…大切なものをずっとずっと、抱え続けて生きたいと思うよ。

それがもっと歳をとった後であっても。
それがどんな相手であっても。ね。


迷ったらやってみる。声をかけてみる。
空振ったら、冗談で済ませればいいと思うし。


…案外素直に感謝を伝えられないだけなのかもしれないからさ、相手は。
空振りのように見えて、ランニングホームランになってるかもしれないから。

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