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♪風の国

かれこれ数年前に作った曲。

なかなかこう、寒い、冷える風が吹かずに穏やかな気候が続いてますが
風は季節を運んだり、感じたりする、自然界の便りなのかな、とか思ったりする。

まだその便りが届かないのかな。

そんなことを小さい時から考えていたら、もしかしたら風は1つの生命体で、風達が住む国がどこかにあるのかもしれない、という妄想で作った歌が風の国。

ちなみに、終盤に出てくるワードは私の個人的な願い。
未来は明るいものであってほしい。でも、越えてはならないものもある。と。
神の領域とか、自然界のこととか。

試聴はこちらから。↓↓


「風の国」
 
たなびく風の独り言 佇む木が聞いた
青い空に飛び交うのは おぼつかないツバメ達
朝日が昇る頃に見た 遠い薄明光線
光に導かれるように 歌いだす星の歌
名前も知らない花は笑っていた
慰めの言葉より優しく 
 
高く舞い上がれ 変わらない地平線眺め
永久に響け 忘れてはならぬ歓喜を 
 
たなびく風が立ち寄った とある街の隅で
聞こえてきた憂いの 透明な幼き声
運ぶ事が許された 季節の文と心
ガラスの背に乗せながら 声の主の元へ
海を渡り 鳥と並びながら
運んでいくよ 次の旅立ちまで

高く舞い上がれ 空に手が届くように
永久に続け 止まない歌がある限り 
 
流れる雲は手を振り 舞い踊る花びら
水面が揺れる月夜に 満ちる願い
時の鐘 
 
高く舞い上がれ 海原を走り抜けて
永久に響け 心の闇吹き消すように
高く舞い上がれ 変わらない地平線眺め
永久に響け 忘れてはならぬ歓喜を
閉ざしてはならぬ未来を
越えてはならぬ天の国を

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青央
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