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あなたの「強み」の正体とは?

中野丈矢です。

強みが伝われば、お客さんに選んで頂けます。

問い合わせを増やしたり、収入を上げるには、強みが伝わってるかどうかが生命線だということ。

この記事では、そんな強みの正体を暴いていきます。

「人柄」を伝えても、いい人止まり?


僕は現在、「個人コンサル」や「個性で売れるマンツーマンプログラム」を通して、人の可能性を最大化させる活動をしています。

”可能性を最大化”というと、とても抽象的な表現に思えますね。例えば、「個性で売れるマンツーマンプログラム」を通して、可能性を最大化させるアプローチとして、集客の再現性を確立させること。

この4月初旬に、このプログラムの募集をメルマガと公式LINEにて行いました。4月も後半戦に入り、このプログラムも本格的にスタートしました。

すでに起業してこれから大きく飛躍させたい方や、これから起業する方、ビジネス初心者の方まで、幅広い方々がご参加くださっています。

プログラムが本格的にスタートする前、お一人、お一人、じっくりとヒアリングをさせて頂くのですが、その際にこんな質問をしました。

それは、「あなたの強みは何ですか?」という質問です。

すると、こんな解答を頂きました。

「私の強みは、HSP気質なところ」「相手にわかりやすく解説できるところ」「共感能力が高いところ」「何でも気楽に相談できるところ」という解答を頂きました。

上に並べた解答について、今回の記事のテーマ性に合ってるため、他の解答に関しては省いています。

上に並べた解答を、お客さんに選ばれる理由として結びつけてしまうと、どうしても「強み」として弱くなってしまいます。

なぜか?

人柄をいくら伝えても、選ばれないから、なんです。

考えてみてください。

もしもあなたが選ぶ立場であるとき、「この人は性格が良いから、学んでみたい」とは思うでしょうか?

また、「この人は共感能力が高そうだから、言語化が苦手な自分でもエネルギー的な部分を汲み取ってくれる」という理由で、受講を決めるでしょうか?

とても残酷な言い方になりますが、「人柄だけ」では選ばれません。

なぜか?

「人柄」はあくまでも、オマケとして捉えていくべきだから。

「人柄」はおまけ


「人柄を伝えることで、お客さんに選んでもらえる」

そのように考えていた場合、かなり違和感のある内容になっているのは承知しています。もちろん、人柄を伝えることで、お客さんに選んでもらえる場合も、決してゼロではありません。

その理由について、解説していきます。

人柄を伝えることで、お客さんに選ばれる場合、それは限定されたケースです。「限定されたケース」というのは、優れた実績や卓越したスキルが備わった状態ではありません。

では、何か?

「人柄はおまけ」なのは先に述べましたが、土台があってこそ人柄で選ばれるのです。その土台というのは、「あなたの商品で得られる未来への約束」を言語化させること。

言語化によって、「自分の頭の中」と「相手の頭の中」とにブリッジをかけることができます。

「自分の良さを感じる人だけ来てくれたらいい」「言語化しなくても、感じ取ってくれる人にだけ受けてもらいたい」と考える方もおられます。

ビジネスを維持・拡大させるにあたって、集客の再現性を確立させるにはそういった考え方を選ぶよりも、言語化することで強みが伝わっていき、「この人から学びたい」と感じてくれるのです。

『人柄はおまけで、土台はお客さんへの約束』
だとお伝えしましたが、
決して人柄を伝えるのは「やめておこう」と言いたいのではありません。

ここで一緒に考えてもらいたいのですが、例えば、あなたにお金を払うことで叶えたい未来が約束されるなら、その未来に向かって一緒に応援してくれる人を「誰にするか」を決めるため、「人柄」が最終的な決め手になってくるのです。

具体的な事例を用いると、ダイエットのトレーナーを探してるとしますね。Aさん、Bさんのトレーナーがいたとします。

トレーナーAさんは、幼少期からずっとスポーツ万能な根っからのスポーツマン。甲子園にも出場したほどの運動神経の持ち主。体を動かす習慣がDNAレベルで備わっているため、体型のことで悩んだ経験はこれまで一度もありません。そんなAさん直伝のダイエット方法を、あなたに実践してもらいます。

対するトレーナーBさん。

Bさんは幼少期からずっと体型に悩んできました。学生時代は「デブデブ」と言われ続け、悔しい記憶しかありません。その気持ちをバネに、何度もダイエットに挑戦しますが、ことごとく挫折。何をやってもダイエットは成功しませんでした。ある日のこと、ひょんな思いつきから”あること”を始めました。その日から急に、体重は落ち始めたのです。あれほどダイエットに悩まされたBさんは、見事にダイエットに成功。その方法を、今度はモニターを通して、ダイエットに悩む人をサポートしました。すると、モニターさんたちもダイエットに成功。その方法を、今度はあなたに実践していただきます。

・・・・

どうでしょう?

もしもダイエットに挑戦するなら、Aさんにサポートしてもらいますか?それとも、Bさんにサポートしてもらいますか?

「人柄」がよく分からないAさんなのか?

「人柄」がとても伝わるBさんなのか?

答えはあなたが知っているはずです。

「強み」の正体とは?


ここまでみて来たように、「人柄」だけでは選ばれません。

未来への約束(強み)を言語化するとともに、「人柄」も合わせることで、総合的に判断されているからです。


だから、SNSやブログで発信する際に、ノウハウだけを伝えても選ばれない理由も、ここにあったのです。また、”いい人”アピールしても、「いいね」しか付かない理由も、ここにあったのです。

つまり、個性で売れるには、総合的に判断されるからこそ、強みを適切に伝える必要があったのです。

あまた、性質や性格が相手に伝われば、このように感じてくれます。

それは、「この人となら叶えてみたい」「この人の発信は、自分には分かりやすい」「この人の価値観は素晴らしい。だから一緒に叶えてみたい」と感じてもらえるのです。

カウンセラーやコーチ、セラピストやトレーナー、ヒーラーやサロンなど、市場がすでに飽和し切ってるために「誰と一緒に叶えたいのか?」

その決め手を性質や性格が担っています。

同じ結果が手に入るなら、

スパルタがいいのか?
やんわりとした雰囲気がいいのか?
自立を求める人なのか?
etc・・・

といったように、一緒に叶える人を決めるオマケとして、性質や性格を理解してもらうのです。


しかし、、、、

商品の主役は、情報やスキルではありません。

商品の主役は、あなたが主役です。

だからこそ、SNSやブログで個性が滲み出ている発信ができてるなら、けっこう売れます。

僕自身の話になりますが、個性で売れるマンツーマンプログラムを募集した際、無料相談でこのように言ってもらえました。

・詳しい内容は見てないが、ナカタケさんのプログラムだから参加した

・「個性で売れる」が前から気になっていて、ナカタケさんの文章がスッと入ってきたので、それで受講を決めた

・動画で人柄をある程度知ってたので、この人なら成果を出してもらえそうと感じたから

など。

僕が身につけてきた情報やスキル、能力が決め手ではなく、僕自身の個性が決め手だった方がほとんどだったのです。。

「ブランディングとはマーケティングを不要にさせる」という言葉がありますが、今回の募集で、僕はそれを体験しました。

いえ、これまで何度も体験してきましたが、ようやく再現性ある形としてお伝えできると確信したのは、今回の募集でした。

お客さんに対して「未来の約束」を提示し、「人柄」が伝われば、マーケティングを不要にすることも、十分に可能なんですね。


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