個性で選ばれ続ける「人の流れ」の作り方
中野丈矢です。
あなたが発信する目的は何ですか？
「認知してもらうため」でしょうか？
それとも、「フォロワーを増やすため」でしょうか？
あるいは、「商品を売るため」でしょうか？
人によっては、「習慣だから」とか、「（僕のように）書かないと体調を崩してしまう」など感情的で個人的な目的を持つ人もいるでしょう。
いずれにせよ、目的を果たすには「何のために発信するのか？」。これを絞りきって発信することが大切です。
・自己表現したくて発信している
・個性を知って欲しくて発信している
・自分の考えを広げるために発信している
など、さまざまな理由で発信をしているでしょう。
事業者が発信する目的は、「商品を売る」ため。なぜならば、商品が売れなければ「即撤退」だから。発信すらできなくなります。
では、「個性で売れる」ための発信はどうやって構築すれば良いでしょう？
「個性で売れる」までには順序がある
まず、抑えておくべきことは、商品やサービづが売れるまでの順序について。これは「集客導線」と言われるもので、僕が起業初期に学んだ当時は、「なんのこっちゃ、わけわからん。順序をすっ飛ばして売れないか？」などと考えてました。
心理的ハードルを超えるために集客導線を構築していきます。その集客導線とは、
集客
↓
教育（ファン化）
↓
販売
↓
サービス提供
↓
（↑今回の記事ではここまで書いてます↑）
↓
結果を出して頂く
↓
お客さんの声として頂いて、
新たな顧客との出会いが待っている
という順序。
フェーズに合った発信をしなければ、売上にはつながりません。
では、フェーズに合った発信とは何か？
見つけてもらうのが集客
いくら良いコンテンツでも、いくら素晴らしいスキルを持ってても、お客さんに見つけてもらわなければ、話になりません。発信を続けるにあたって、真っ先に考えるべきことは、この「集客」です。
「集客」とは、お客さんを集めることですから、見つけてもらうことを最優先していきます。
ですが、どんな人であれ、発信した段階では「道のない山奥でひっそりと営む料亭」です。料亭に足を運んでもらうには、見つけてもらい、さらに、道を作って、来てもらう道順も丁寧に解説して、メニュー（売っている商品）を知ってもらわなければなりません。
この一連の流れを集客導線と言います。
あなた「個性」で、「買うか買わないか」を判断される
どの市場でも似たようなサービスや商品がたくさん並んでいますね。そこで重要になってくるのは、「事業者がちゃんとしている人」なのかどうか。ここ、めちゃくちゃ見られてます。
なぜなら、お客さんは「良い人だから商品を買おう」とはなりません。お客さんが欲しいのは、良い人かどうかより、購入した後の未来（変化）です。
・信頼できる人なのか？
・何年、やってる人なのか？
・信頼できる人なのか？
・詐欺っぽくないか？
・この人の商品には再現性があるか？
・自分がやっても効果あるか？
・お客さんの実績は？
・大切にしてる価値観は？
・人間的にどんな人なのか？
・自分のことをわかってくれる人なのか？
など、専門知識や実績も含めた総合的な判断をされているのです。
ダイエットなら、「この人にお願いすると、自分は痩せられるか？」という視点でお客さんは見ています。
コーチなら、「この人なら自分の悩みに共感してくれ、解決方法も提示してくれて、きちんと伴走して頂けるか？」と見ています。
「ちゃんと活動している人」だと認識してもらうために、SNSやブログで発信すべきことは、
・どんな想いで商品開発をしていったのか？
・なぜ、その商品を扱おうと思ったのか？
・商品の説明がわかりやすいか？
・生き様や価値観
です。
あなたを見つけてもらった後は、教育（ファン化）です。では、教育（ファン化）では何を発信すれば良いのか？次の項目で、見ていきましょう。
見つけてもらった後に、ファン化できる発信をしよう
あなたを見つけてもらった後は、あなたの「個性」を信頼してもらい、ファンになってもらうフェーズです。
見つけてもらう発信ではなく、ファンになってもらう発信をしていきます。
やるべきことをごちゃ混ぜにしないように、見つけてもらう発信と、ファンになってもらう発信とで、分けて発信をしていきましょう。これについて詳しく書いたのがこちらの記事。
ファンになってもらう発信とは、
あなたの価値観
あなたの譲れない想い
あなたの理念やビジョン
ユーモアやエンタメ性
です。
見つけてもらう導線ができてない場合、実績や信頼が不足した状態で、ファン化のための発信を続けても、商品は売れません。
今、やるべきことは、見つけてもらう発信なのか？それとも実績づくりなのか？あるいは、ファン化の発信なのか？
慎重に見極める必要があります。
熱量込めて誠実に「オファー（販売）」する
最終段階で、オファーがあります。このオファー（販売）する時に、「個別相談」を通す人がほとんどです。
この個別相談は、お相手の方の願望や要求と、自分自身ができることや叶えられることの「マッチング」させるために行なっていきます。
「誰でもやれちゃいます」とか、「簡単にやれちゃいます」などの聞こえのいいフレーズを並べるのではなく、「何で、今すぐやらないの？」などの煽り文句を並べる必要は一切ありません。
お相手の方の願望や要求を、ご本人が自覚できてないところまでヒアリングしていき、こちらが言語化してお伝えしていきましょう。
その中で、「お相手の方が本当に欲しい未来」を、一緒に叶えていけるかどうかを見極めさせて頂く場が、個別相談だと僕は考えています。
そんなことからも、個別相談にお申し込みくださった方へは、注意書きとして「無理なセールスは一切ありません」と書いているのも、そういった誤解を解くためです。
やるべきことを間違わなければ、個性で売れる
ここまで見てきたように、「個性で売れる」ための発信で選ばれる導線づくりには、フェーズに合った発信方法があります。
今、やるべきことを正確に捉えていけば、必ず「個性で売れる」ことはできるはず。
発信していても思った成果が得られない場合、必ずどこかでエラーが起きています。「エラーが起きてるなら、修正すればいいだけ」と捉えれば良く、不要な心配や不安を抱えることなく、冷静にやるべきことを判断していきましょう。
今回の記事を参考にエラーの解消につとめていきましょう！
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