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オカダマニラでFIRE!!!———株主総会に行こう!~2022年春🌸


春ですね。暖かくなってきてまんぼうも明け、晴れ晴れとしてどこか浮かれた気分になります。さて、来たる2022年3月30日、オカダマニラの親会社であるユニバーサルエンターテインメント社の株主総会が開催されました。


今年はグランドニッコー東京に来れました

場所は毎年恒例のお台場のグランドニッコー東京のパレロワイヤルです。てっきり今年からバーチャル株主総会に移行したと思い込んでいたのですが株主総会資料と議決権の行使がウェブ化されただけで、リアル開催でしたね。

オカダマニラマニアとしては1年に1回のビッグイベントです。今年はとても大事な1年になると直感しているので(毎年言っている気がしますが…)なんとか社畜の合間を縫って(午前半休で)株主総会に出席してきました。


1.株主総会議案


今年の通知はこちらです。

第1号議案では、バーチャルオンリー型株主総会の開催を可能とする定款の変更の件、第2号議案は、監査役の選任の件です。そもそもユニバ社の親会社であるOKADA HOLDINGSの議決権が過半数を超えているので議決そのものにあまり意味がありませんよね。

私の株主総会出席の意義はフジモンとの質疑応答を聞くことと岡ちゃんの配偶者である岡田幸子取締役を見ることでした。ひな壇の上にいましたよ、オールアップで髪をばっちし決めて。

今年も岡ちゃんはあらわれませんでしたね。

それでは、誰よりも早く、正確に、当日あった質疑を詳しく紹介していきます。


2.事前に用意されていた質疑


①配当金について

・新コロで無配

②遊技機事業について

・2022年1月末以後新規則市場へ移行するが新コロで新台入替が低調

③オカダマニラについて

・新コロ禍でもフィリピン昨年比GDP5.6%成長、宿泊全面再開でクリスマスシーズンは2019年を超えた
・海外からの渡航制限あったが2019年販売客室数を上回った
・経営努力によりEBITDAは2018年を上回った
・タワーB棟(コーラルウイング)全室竣工、ジャンケットルームニューオカダクラブ、19階エグゼクティブラウンジ、15階スカイラウンジ、オールデイダイニング、ファンクションルーム完成
・客室数993室、カジノテーブル599台、スロット4063台

④訴訟関連

・岡ちゃんへの民事裁判は日本で損害賠償請求が確定、香港、韓国で継続中
・香港、韓国、フィリピンにて刑事告発中

⑤子会社のNASDAQ上場

・202021年度、固定費の削減、マーケティングの強化、収益力強化を図り、カジノIR事業をグループの中核事業に位置づけ、企業ブランド価値の増大を目指しナスダック上場
・合併事業価値を26億$とし遅くとも2022年6月末までに上場を実現する
・2021年12月に登録届出書Form F-4をSEC提出、合併ストラクチャー、IRの概要、財務情報を説明中
・SECに登録が認められるとSPAC株式交換と契約書を締結し早期上場を目指す

⑥岡田美術館

・伊藤若冲展とかやってるのでみんな来てね(果たしてこれは質疑なのか?)

3.会場の株主からの質疑



⑦オカダマニラの売上の目標はいくらか?現地の稼働状況を教えて

・新コロそのもの推移よりも政府の決定で売上が大きく左右されるので数字は出しにくい

(現地徳田取締役より回答)
・ピーク時30,000人/日超えロックダウンが現在300から500人/日まで減少しており、隔離からアラートレベル1に緩和
・カジノホテル飲食100%営業可能、ホテル993室稼働率80〜85%、カジノテーブルは曜日によって変え約450台、スロット約2600台、1台置き
・観光客は3回のワクチン接種、72h以内PCR検査で渡航可能、徐々に来客数が増えるだろう

⑧米国のナスダック上場は当初予定した通り進んでいるのか

・Form F-4をSECに提出してから一般的には3回前後の質問やりとりをする
・1回二週間程度のやり取りで現在3回目を提出するところでほぼほぼ予定通り

⑨前回も今回も無配だが配当いつになったら出るのか

・NASDAQ上場で高金利の社債を整理して財務の安定化を図り、不動産事業の再開や従来事業の収益が回復しない限り現時点で配当を優先するとは言える環境ではない

⑩高金利の社債はもっと安く借り換えられないのか?

・高金利の社債により一時的に資金繰りが悪循環に陥ったが、株式公開によって信用が高まり金利交渉も有利になるし、資金も調達しやすくなる
・IR事業とはカジノ含めた総合エンターテインメントでコロナ禍で止まっている周辺不動産開発を再開しつつ高金利社債をなくすことが第一目標

⑪国内カジノ事業に関与していかないのか

・IR事業とはカジノそのものではなく複合的な不動産開発であり、立地性が非常に重要である
・日本でIRを計画している人はあまりよくわかっていない
・シンガポール、マカオなど暖かい南地域でしか成功してない
 ※ラスベガスって言ってましたが冬は寒いですよね(;'∀')
・24時間営業できると周辺地域の価値があがる
・総合的に見たときに暖かい環境だと圧倒的に有利
・インフラ環境と飛行環境(飛行場が近いということか)と規模がそろってなければならずアジアのトップクラスのカジノと比較して最初から負けている
・我々独自のカジノ管理システムや機械を持っているので直接参入しないでもシステム販売することはできる
・サンズにも紹介したことある(売ったとは言っていない)

⑫フィリピンのコロナ前と今で観光客はどう変わったか、マカオが落ちててチャンスではないか

・2021年11、12月の数字(売上)はコロナ禍前まで戻った
・シンガポールは中国人3割以上依存しているが、フィリピンは国内の需要であることが立証された
・入国規制が解除されるので上乗せが期待できる
・マカオは中国政府によりジャンケットが規制されており大きなチャンスが転がってきている


会場に行けなかった株主の皆様、いかがでしたか。意外とすんなり質疑が終わってシャンシャン(いつもそうですが)で平穏に終了しました。富士本社長の「カジノIRはカジノだけにあらず」持論を力説していて印象的だったのと日本のカジノIRにはどうも積極的には進出しなさそうですね。

26Capitalの最初のプレゼン資料にあった日本への参入の記載がいつの間にか消えていたのですが、イケイケのイケメンジェイソン氏に対して親会社の実質的な経営者である富士本「会長」としての威厳をみせつけたようなが気がしてなりません。


トータルの個人的な感想としては、

コレ今年イケるんじゃないの?

でした。

コロナ禍も明けて市況も回復、好調なフィリピン国内+海外観光客回復、NASDAQ上場で資金調達+高金利債務整理、日本国内も新台入替需要、と今まで抑え込まれていた人の欲望が一気に爆発しそうな予感がした株主総会でした。

今回はリアル株主総会でしたが、来期は確実にバーチャルになりそうですね。どんどん時代は変化していきますしオカダマニラも進化していきそうな予感がします。自分も変わらないといけませんね。


4.本日のオカダマニラ


フィリピンは常夏ですが、オカダマニラでは特別に春が訪れています。フィリピンにいたら体験できない文化が花見ですね。同時開催で日本のお家芸コスプレフェアもやっているようです。こういう文化って余暇で楽しむものだから平和じゃないと育まれないんでしょうね。言い換えるとコスプレが流行るのは平和の象徴…。平和のために何ができるか、子供のためにけっこうまじめに考えちゃいます。




5.本日のFIRE


本日は野暮用で社畜をサボり汐留にある炒咖喱(チャオカリー)へ。定番中の定番、ベーコンエッグ野菜カレーを2辛で注文。モラトリアム時代に何百回と食べた懐かしの味、夢民。ポットに溢れたカレーをライスに載せてくれるのがまた嬉しい。生タマネギをこれでもかと熱々のポットに突っ込んで頂くといやーしみじみ旨い。ライオネスコーヒーキャンディはくれませんでした( ;∀;)


当ブログでは全国の、特に東京の本当に美味しいカレー屋さんを感謝と応援の気持ちを込めて紹介していきます。社畜の私はカレーに救われて、癒されて毎日を生きています。あんまり難しいことは考えず、んまそう!と思ったら是非お店に足を運んでみてください。



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