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Creative Unityとわたし~婦人と家庭~

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ここではちょうど100年前に発行された『Creative Unity』という本に納められた9番目の随筆 ”Woman And Home" を一文づつ訳しながら読んでいきます。原著…
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2022年10月の記事一覧

Intermission(ほんじつはおやすみ)~彼女におれいをいいたいな~

この間、同じゆるいのぼりざかをおのおのが それぞれにいそいでいて、競っているはずもない知らないだれかで通勤者同士、って以外は多分、何の接点もないかなと思うその二人の目の前で大通りに出ようとしてタイミングを逃した車のおしりがずうん、と行先をふさいだとき、スピードをおとさないワタシが車を迂回しようと自分の方に幅寄せしてくる分までうんと大回りして通りを抜けて、何事もなかったように追い越してったその小走りの背中は、もう先の歩道の峠にのぼって横断歩道を目指してるー表情はもう解らないー怒

Intermission(ほんじつはおやすみ)~包丁をおる~

冷凍保存にしかけた魚がかなり凍った頃になって、まるごと冷凍したらあとが難儀とふと気がつき、今更ながら筒切りに分けよう、と包丁の背を木槌で叩いて刃がたちはじめた何打目かでウッカリ刃先側をヒットしてしまい、手のなか木柄の中で鋼が折れたー形あるものだから運命としてそうなったのではなく、これはうっかりとせっかちの帰結で、でもうっかり者でせっかちだが、ドコカノ鍛治屋さんがそれを直してくれるものなら結構長く待てるだろう…柄の中で折れている包丁はまな板の上で豆腐を切るにも難儀だし、キャベツ

Intermission(ほんじつはおやすみ~り、り、り~

台風が開けていった秋 細々と響きあっていたむしたちの楽の音も 独奏にかわってきたな こころかろやかなときにも 深く重く、こころ引き摺るときも 一頭の虫の息づきをきくときには 同じ星空のもとにかえる 云っている。 聴いている。 とてもそんなにきれいにはいきられない そんなところから響いてくるおと

Intermission(もーちょっと続くおやすみ)~

からすざんしょうのたけたかく おもえばひとには謎ばかりだー例えばこの木は何枚の葉を育てて来たのか、とか 葉は、植物の歯、だな おひさまの光キャンディ どんなおとでかじる?とか 鈴の音のように喜びさざめいて かやくぐりたちがたどりつくさき 灯台のようにコンクリートいろの波間に それはみえたことだろう  とか

Intermission(ほんじつはおやすみ)~となりの客~

ーよりもよく柿くうワタシ、今年も、かくじつにそうであろう。

Intermission(ほんじつはおやすみ)~こうなると~

おやすみ、とよんでいる分が仕事とか日課で、それ以外のときのがおやすみ、みたいだ!でも違うのだ…思考のなかに二階とか屋根裏とかの構造があれば同じこの人が三倍活動しながらもそれぞれの階で行うことー思考ーは互いに干渉しないのかもしれないけれど、単純にしておこうとそれはワタシが努めてそうしてきた結果実際に単純で、つまり、立場がどこにあろうと誠実に自分でいようとするなら、それは足のした原っぱ、なのだ、何をしていようともーなのにいまのワタシの昼間の活動は不本意の割合が多すぎて刈りたくもな

Intermission(ほんじつはおやすみ)~がっかりする。~

ようやく焦げ付きをおとした鍋を満を持して火にかけてはうっかりまた焦がしてしまうと。あ~あ。

Intermission(ほんじつはおやすみ)~根の日々~

あの日も間にあったのはシュラグしてるようなこの緑で、その向こうの笑顔と立ち話をしたのだった ー…ジンジャーでしょうか ーしょうがの仲間らしいですね 一本ひょろりと伸びた茎が差し出す左右の葉は風に翻ると白く、成長はしていてもまだおずおずと辺りの様子を確認しているようで こどもの背丈ほどでいる ーよく知らないんですけどきれいなはながさくからって分けてくれて ーいい香りもしますし、たのしみですね お友達からの到来物だというその球根は充分に幸運ー真ん中の花壇にではないけれど、根を下ろ

Intermission(ほんじつはおやすみ)~語算~

くり=九里=きゅうり いも=十三里=じゅうさんり くりいも=九十三里=きゅうじゅうさんり =372,000メートルくらい…? #日記 #読書

Intermission(ほんじつはおやすみ)~たりざん~

くり=九里 いも=十三里 くりいも=(九十三)里=二十二里 にっこにっこ里…

Intermission(ほんじつはおやすみ)~九里・四里・十三里~

…っていうことは、美味さを讃える言い方だと考えていた「くりいも」の呼び方は、実は十三里に届かない、芋としてはなさぬ味ということだろか??

Intermission(ほんじつはおやすみ)~それで、~

いつものように、台風の勢力は眠っている間にこのまちをあとにしたのだろうと、今は風の音もほとんどない表へ出て、何を買いもとめるのだったかはもうにじんでよめないメモみたくぼんやりのまま、とにかくおやつを買いにだ、と、普段にない目的を掲げて歩き始めて、目には声のない濡れそぼつ空間をぐるりと映して確認ー鳴いて枝先でこちら見ているのはどこのしじゅうからだよ!、藪から藪へふた跳ねで渡る狭間で先をまったく急いでいない緊張感のないバッタは何者?!、あろうことか!!、普段はあまり見かけもしない

Intermission(ほんじつはまだまだおやすみ)~たずねてみれば~

街を流れて止まないきんの薫りの川を遡り会いに行ったーが、そこでも待っていてくれた橋のたもとのぎんもくせい

Intermission(ほんじつはおやすみ)~このころは~

夜間に、少し離れたところから眺めるといい。