DJと潜望鏡と生まれ変わる未来-scope-
スカイチアーズDj Hantaiです。
望微鏡を覗くように自分の未来も覗くことができたら、果たして人は幸福になるのでしょうか？
星占いは horoscope ホロスコープ
望遠鏡は telescope テレスコープ
あらゆるものを覗いてみたいというのは、人間の本能なのかもしれません。
前回、屋根の上に登って星を見る小学生の頃の日課のお話しをしました。
わたしと姉は、長い間カギっ子でしたので子供だけの時間が沢山ありました。
わたしは心配性でビビりでしたが、反対に姉にはいつも友達がいて、仲間内で楽しい遊びのアイデアを誕生させていたり、わたしが初めて見る新しいおもちゃをサンタさんに頼んで、学校で流行らせたりしていました。
わたしはと言うとティッシュペーパーでりかちゃん人形の住む謎のお城を作って1人ままごとをしたり、自分しか読まない自作の漫画を書いたり。
そんな姉妹だったので、学校から家に帰ると、私は、いつも姉と姉の友達のことを覗いていました。
そう。覗くだけです。家の庭で開催される姉グループの楽しそうな遊びに入れてもらうことや、触ったことのないの玩具を貸してともらうことは、決してできませんでした。年上の姉の友達の中に入るのは、恥ずかしいし、怖いし、緊張するし、ただただ、見つからないように遠くから覗いていました。
そんな小学生のある日。
私は、図書室で衝撃的な本と出会いました。そこに掲載されていたアイテム
それが、「潜望鏡」でした。
潜望鏡とは、2重の鏡で角度をつけて、届かない場所を観ることができる
アイテムです。
こんな感じです。
↓
私は、これだ！と直感的にひらめきました。
これさえあえば、遠くからみなくても、姉たちが遊んでる直ぐ近くまで接近して、どんなゲームをしてるのか、どんな話をしてるのか、知ることができる。
私は、家に帰って、早速手作りで作ってみました。小さな手鏡とダンボールで作った潜望鏡。わくわくが止まらなかったのを覚えています。
自分の覗いている姿は発見されないように頭の部分だけを窓に設置し、姉の友達が、家に集まりやがて庭で遊び始めるのをひたすら待っていました。
感動の瞬間は、すぐに訪れました。
わあ、楽しそう。
こんなに近くで姉たちの遊びをみたのは、初めてでした。
覗いていると間もなく
鏡の中で、姉の友達の1人と目が合いました。
一瞬ドキっとしましたが、大丈夫。
こちらからは見えても、向こう側から私の姿は見えない。
そう。私は、潜望鏡を手に入れたのです♪
しばらくすると、さっき目があった姉の友人が、
両手を広げて皆に声をかけて集合させています。
わあ、楽しそう。
次はどんな遊びをするんだろう。
その瞬間でした。
潜望鏡から見える景色、小さな円形の鏡のなかに、姉のグループ全員の姿がすっぽり入ったかと想うと、一斉にこっちをみて、指さしました。
そうです。見事に私のこと。いや。潜望鏡の先っぽが見つかったのです。
鏡の中央で、姉がすごい顔で、こちらを睨んで、どんどん接近してきます。
その後は、想像にお任せします。
わたしは潜水艦のように自分の生活に戻りあの -scope- が窓に登場することは2度とありませんでした笑
潜望鏡のことは、ずっと忘れていました。
noteを書きながら、小学生のころを思い出していたら、ふと想い出しました。そしてあの日の出来事を書き残しておきたいと想いました。
なぜでしょう。
潜望鏡は、あれ以来、二度と使うことがありませんでしたが、
私の心には、ずっと潜望鏡が、どこかに存在した気がします。
学生のころはもちろん、社会人になっても
いろんな瞬間で、ありとあらゆる心配を先に見つけて。やっぱりやめておこうかな。失敗するかな止めておいたほうがいいんじゃないかと自分に言い聞かせて。安全な場所で遠くで眺めてるばかりでした。
SNSが流行ったときも、読むだけです。
足跡もつかないように、こっそり覗いていました。
DJやキャンドル作りを初めても、それは変わってなかった気がします。
いつもどこかに、潜望鏡を隠し持って。
でも、最近になって、自分が作った作品を届けていくには、遠くから伝えるのではなく恥ずかしくても、緊張しても、かっこ悪くても、自分のありのままを見せて伝えていかないと届かないことがやっとわかってきました。
この記事を書いた日をきっかけに
潜望鏡は、あの日、姉に見つかった日に返品してこようと想います。
私は、自分を変えて、未来を変えようと想います。
だから、自分の目で未来を見にいきます。
私のように潜望鏡を手にしてる人、少しだけ潜望鏡はお休みして、
一緒に見にいきませんか。
もし、タイムマシーンが世の中にあるなら、小学生のあの日。
潜望鏡を覗いている私に伝えたいです。伝えても、あの日の私はできないかもしれません。
だから、一緒に大きな声で言ってあげたいと思います。
「お姉ちゃん 仲間に入れて！」
新しく作ったsnowキャンドルを、mine というサイトに登録しました。11月10日土曜日より予約受付開始しております。少し前からもっと多くの人に見てもらいたいなと想いながらも、サイトは覗いてだけいました。。昔の私ならいろんなことを言い訳にして、覗くだけだった気がします。作品を見つけてもらう為には、いろんなことにチャレンジしていきたいと想っています。少しでも遠くまで、作品が運ばれるる瞬間を自分の目れるように☆
手作りクリスマスsnowキャンドルです。是非↓覗いてみてください。
ＤＪガイドに紹介してもらいました☆↓
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