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【推し活】わたしのすきなひと

推し活の、「推し」という言葉は『その人を応援していて、第三者に広めたいと思っている』ことをいう。
今の『推し』はそういう部分もあるけど、少しだけずれ始めていることに気づいた。

たしかに彼は現役で、叶ったらいいなと思えることがたくさんある。それは応援したいと思ってる。年齢なんか関係ないし、それに一歩でも近づけたらいいなとも思っている。
そことは違った形で、彼のことが気になっている。多分、応援したいと思ってることと分離して、考えてるんじゃないかと思ってるけど。

分離していることは、知らないうちに気になり始めて好きになっていた。試合の時の彼も好きだけど、試合後に笑ってる(勝っている試合限定)のも大好きだ。本人もそんなことを言ってたなあと思い出す。
彼の写真を見るだけで幸せな気持ちになれるし、好きだと思えちゃう気持ちが少しずつ感じられる。動いていると尚更好きになっちゃうから、早く観に行きたいと思っている。

もし、これが2次元だったら世界は変わったかもしれない。本当に好きになって、ヴァーチャルの世界で付き合って、結婚したいと思い始めたかもしれない。しかし、そんな世界じゃないから叶わないと思っている。ただ、頭の中で世界を描いて、ヴァーチャルな世界に落とし込めてしまえば何も怖くないのに。

気がついたら好きになってた。この気持ちは否定しちゃいけないし、思い込みすぎるのも要注意だ。世界を描くのは簡単だけど、困らせちゃいけないと思ってる。久しぶりに(30年ぶり)恋愛をしているというか、好きな人が出来たから手足が右左同じ方向で同時に出るような感覚だ。

そもそも結婚はおろか、恋愛も諦めていた。自分は永遠に『喪女』というカテゴリーに当てはめて、「自分には出来ない」と思いこんでいて。でも、彼に出会って、知らぬ間に好きになっていてそれが単なる思い込みだと気付かされた。ただ、これは制限がある恋愛だ。いつか熱が冷めてしまったら、変わるかもしれない。ココロの中にしまい込むか、忘れちゃうかわからないけど、彼のことは好きでいられたら――と思っている。

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