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micro:bit に搭載されたセンサーを使ってみよう

micro:bit に搭載されているセンサー

はじめに、micro:bit に搭載されているセンサーを簡単に紹介します。

  • 加速度センサー / 磁気センサー
    micro:bit には、加速度センサーと磁力計が組み合わされているモジュールが搭載されています。

    • V1.5 → LSM303GR,  V2 → LSM303AGR

  • 温度センサー
    独立した温度センサーではなく、NRF52(V2)アプリケーションプロセッサーに搭載されている温度センサーを利用

  • 明るさ(環境光)のセンサー
    5x5のLEDマトリックスセンサーを光センサーとして使用しています。
    受光した光を0〜255(明るい)の256段階で識別します。

  • マイク(騒音?センサー)
    micro:bit の V2 はマイクが内蔵されています。マイクでひろった音の大きさを 0(無音)〜255(大きい)の256段階で識別します。

加速度センサーを利用したプログラム

加速度センサーを利用することによって、micro:bit は shake や logo up, logo down, face up, face down など、さまざまな動きをジェスチャーとしてプログラムに利用することができます。

これを利用して、micro:bit を ゆさぶったとき、logo を上にむけたとき、logo を下にむけたときに、それぞれ、違うアイコンを表示するプログラムを作ってみましょう。

プログラムを作成したら、micro:bit に送って、micro:bit で動かしてみてください。

プログラムを作成してみよう

プログラム

# Imports go at the top
from microbit import *


# Code in a 'while True:' loop repeats forever

while True:
    if accelerometer.was_gesture('shake'):
        display.show(Image.CONFUSED)

    if accelerometer.was_gesture('up'):
        display.show(Image.ARROW_N)

    if accelerometer.was_gesture('down'):
        display.show(Image.ARROW_S)

マイクの騒音検知機能を利用したプログラム

micro:bit の V2にはマイクが搭載されています。
micro:bit ではこのマイクを利用して、音をひろい、ひろった大きさを識別することができます。
周囲のおとの大きさでアイコンがかわるサンプルプログラムを動かしてみましょう。

プログラムを作成したら、micro:bit に送って、micro:bit で動かしてみてください。

プログラムを作成してみよう

プログラム

# Imports go at the top
from microbit import *


# Code in a 'while True:' loop repeats forever
while True:
    if microphone.current_event() == SoundEvent.LOUD:
        display.show(Image.HAPPY)
    elif microphone.current_event() == SoundEvent.QUIET:
        display.show(Image.ASLEEP)

まとめ

いかがでしたか?少し、micro:bit に慣れましたか?
今回は、サンプルプログラムを動かすことで、micro:bit に搭載されたセンサーを利用する方法について紹介しました。
次回は、プログラムの基本を学習しながら、micro:bit の磁力センサーを利用して方位を知るプログラムを作成しましょう。


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