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トラとピアスとわたし

我が家には、飼っていないネコがいる。

茶色い優しい顔をした、どこかの飼い猫、我が家では勝手に“トラ”と名付けて親しんでいる。

どこかの家で飼っている茶色い猫トラの散歩道らしく、1階の我が家のベランダを通過していく。

この家に住んで、3年。毎日やってくる日もあれば、もう数ヶ月音沙汰がないときもある。とっても気ままな猫。
最初は警戒していたトラも、すっかり私には気を許しているようで、ここ1年は、窓の前にちょこんと座って、「えさください」とにゃ〜と言って座っている。

気づいた時は、ほんのちょっとだけ、鰹節をあげている。1日1回。ちょっとだだけ。たくさんあげて、お腹を壊してはいけないから、ほんのちょっと。3歳の娘にとって、猫といえばトラで、次女はつい最近トラと対面して、泣いていた。

しばらくベランダでゴロンとして、知らない間に去っていく。まだ鰹節がほしいよ、というときは2時間ぐらいずっと窓の前で座っていることもある。でも鰹節は1日1回ちょっとと決めているので、あげない。しばらくすると去っていく。

そんなトラと坂口家の関係性がゆるくて好き。

ゴロンと遊びにきて、1日1回鰹節をあげるときだけお話して、またトラのタイミングでどこかにいく。わたしたちも追わないし触らないし、どっかに行けとも言わない。

わたしにとって
ねこはそんな風に自由で、何も縛りもない、それぞれが自分の時間を生きていて、時々交わって、一瞬同じ時を過ごす存在。

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そんな緩く、自由さがあるイメージをもとに
デザインした
Catなピアス。

我が家に遊びにくるトラと、Catなピアスのご紹介。

私、コーチングもするし、彫金もするんです。

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