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3歳児、なめたらいかん

3歳の娘の力強さと可能性を実感した2日間の話。

土日まるまる朝から夜まで夫が システムコーチングの研修のアシスタントで出かけたので、3歳と6ヶ月娘2人とフルで2日過ごすことになった。

どちらか1日はあったけど、2日間は初の試み。しっかりものの長女とよく寝る次女なので何とかなるかと思いつつも、大人1人と子ども2人(うち1人は完全乳飲み子)でどうしたもんかと思ったけど、秋晴れ!快晴!
久しぶりの気持ち良い週末!
こんな気持ちの良い日を逃したら後悔するぞ!と意を決して、
電車でお出かけすることにした私のチャレンジ。

土曜日は、秋葉原の大好きなお店まで。知り合いも多いので何とかなる自信があって、日曜日の昨日は上野公園まで。

行く前に散々、

「えりちゃん、今日パパがいないから、ママ一人でえりとかずを両方みることになるのね。かずちゃんまだ小さいから、えりちゃん、ママのこと助けてほしい。途中でえりのこと抱っこもできないし、イヤだー!って叫ばれるとママ困っちゃう。だけど外は気持ちいいからお出かけしようかと思うけど、えりどう?そんな感じでも大丈夫?もしママのこと助けてもらえるんだったら、ママも頑張れる気がするから一緒にお出かけしようかと思う。どう?」

この確認をすると、

「えりちゃんだいじょうぶ!ママをたすける!かずちゃんちいさいから、
えりのベビーカーはかずちゃんにかしてあげる。えりちゃんあるく!」

そうたくましい顔で言ってくれたので、よし!もうこうなったら行ってみよう!!!と意を決して行き慣れた上野公園に行ってきた。

上野公園までは数駅。あっという間に着くし、いよいよのときにタクシーで変えることもできる距離。

えりが保育園に入る前は頻繁に二人で行っていて、勝手知ったる公園だ。お昼ごろに行って、上野公園のecuteでお弁当を買って、噴水のある広場で腰をかけて噴水をみながらご飯を食べる。少し広場で遊んで帰る。ドアtoドアで3時間弱のお散歩。これが定番の流れ。今回もこれに挑戦することにした。

出発前の頭の中は、

・かずはが途中で起きてギャン泣きしたらどうしよう・・・
 ▶︎そしたら国際こども図書館の中の授乳室を借りよう!
・えりが眠たくなって、イヤイヤ言い出したらどうしよう・・・
 ▶︎最悪タクシーに詰め込んで帰ろう!
・えりが途中で歩きたくない!って喚いたらどうしよう・・・・
   ▶︎ベビーカーのかずはを抱っこ紐に切り替えて、えりを乗せて帰ろう!

傾向と対策を頭でまとめつつ、どうかちゃんと帰ってこれますように・・・と願いながら出発進行!

そしたら驚きの発見や経験、いろんな気づきがあった。

・玄関で妹をベビーカーに乗せると、「ママ、えりがかずちゃんみてるから、くつはいていいよ。」とゆっくり靴を履かせてくれた。
・道を歩く時も、「ここはくるまがとおるみちだからあぶないもんね。えりちゃんちゃんときをつける!」とやたら張り切ってキョロキョロして歩く。
・駅でエレベーターに乗るときも、「どのボタンおしたらいいの?」「ここをおしたらちゃんとでんしゃのところにいくんでしょ」としっかり確認する。
・お弁当を選ぶ時も、はっきりと「これがいい!」と主張してくれる。

などなど、思ってもいないしっかりぶりを発揮してくれて、驚くほど動きやすかった。まさかこんなに成長していたとは・・・

そしていざ公園。
ドキドキの公園は、予想の10倍楽しかった!

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好き勝手して駄々こねるかなという
親の決めつけは見事に外れ、娘はもっと強く賢く成長していた。
(因みに次女は、昨日も今日も目的地に着いたら眠り、最寄駅に着いたら目覚めるナイスタイミングで感謝しかない。)


できない、困らせる、わたしが1人で頑張らないといけないという思い込みは長女に対して失礼だったなーと反省。もっと娘の可能性を信じたい。と思い知る。

と同時に、

ホームドアなし駅にドキドキして、
何かに気を取られながら歩くので人混みでよくぶつかり、
すぐいろんなところを触るので、手を吹き消毒したりでわたわたしたり、
いろんな楽しそうなものに目が行き、なかなか進まず困ったり、
次女がいつ起きるかヒヤヒヤしたりで、
すごーく気疲れはあったけど、記憶に残したい貴重な2日間になった。

ずっと次女が寝ていたことで、思わぬ長女と濃厚な2日間を過ごしたことがとても充実した気持ちの大きな一因な気がする。どうしても次女に気を取られ片付けても片付かない部屋にイライラしがちで、長女は適当に自分で遊んでちょうだい!か、パパに遊んでもらって!となりがちだったここ半年。

抱っこ紐もなく、自由に動けるママとたっぷり遊べて楽しかったようで、昼寝もそこそこにいつもは23時半ぐらいに寝る娘は22時にバタンと眠ってしまう良い休みになったようだった。

2人の命を握っている!何かあったら助けがいない!という不安は大きかったので、何度も一人は大変だぞ、と思いながら、こういう長女とべったり過ごすことを噛み締める時間はとても尊いと思う休日だった。

何より、長女の想像を超える成長に、感動感激してこれからもこの子の可能性を潰さないよう、伸ばせるよう、応援したいと強く思った。

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