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母乳工場閉鎖/決行したらノンストップ

ただいま断乳4日目の夜。思い立った初日は激しく泣き叫び、私のトータル睡眠時間がおそらく3時間ぐらいだったあの日から、3回目の夜。ねかしつけが完了して、待ちに待った日本酒を飲んでnoteを書いている彫金作家でコーチのぐっちです。

前回書いたこちらに続き、またまた「断乳」について書いてみたいと思う。

賛否あるだろうけど、断乳は、一度決行したら、無事完了するまでノンストップだと思う派だ。

大きな理由は2つ。

1)欲しいと泣けば出てくると思うと、本人も諦められない・やめられない
2)一度吸うとまた生産再開となり、母乳工場が再出荷の準備を始める

小児科の先生や他のお母さんの意見は別にあると思う。あくまでも私の意見としていうとこの2つ。

1)欲しいと泣けば出てくる思うと、本人も諦められない・やめられない

当たり前だけど、赤ちゃんはおっぱいが大好きだ。栄養でもあり心のオアシスだ。欲しいに決まっている。ほしいよ〜!と泣けば、その泣き顔が辛くて“ごめんねごめんね。辛いね。やっぱりあげるね”と差し出していては、あれ?泣けばもらえるのか。ときっと思う。しばらくしてまた母は決意する。「断乳だ!卒乳だ!もうやめよう!」と。するとまた供給は途絶えて、また欲しいよぉと泣き叫ぶ。そしてまた母の心が折れてどうぞ、とする。

永遠にやめられないし、その度に赤ちゃんは泣き叫ばないといけない。どうせならその辛い時間は1回で終わらせてあげたい。泣き叫ぶ顔をみていられなくて、心が折れて飲ませたら、辛かった時間が無駄になる。断つんだと決めたからには、心を強くもってゴールテープを切った方がいい気がする。

2)一度吸うとまた生産再開となり、母乳工場が再出荷の準備を始める

母乳は、脳で生産しろ!という指令を受けて生産されるらしい。せっかくやめていても赤ちゃんがチュッチュと吸えば、出荷停止らしぞと思い始めた脳から「再開!」の指令が出てどんどん溢れてくる。

もういらないんです。母乳工場さん、廃業してください。

脳がミスなく廃業命令を出してくれる様に、一度決めたらもう吸わせずに、乳腺炎に気をつけながら冷やしたり色々して乗り越えたほうがいいのでは?というのが今回の私の見解だ。

1歳児は執着がないけど、工場はすぐに止まらない

断乳4日目の今。次女は、もう2日目の夜からすっかり母乳のことは気にならなくなった様だ。すっかり忘れている。案外1)はすぐ終わった。おそらく11ヶ月さんは、まだ”おっぱいが嗜好品になっていない”からか、それほど執着がなく、忘れてしまったようだ。それはうちの娘がそうなのか、一般的にそうなのかわからないけど、割と小さい方が離れやすいときく。

問題なのは、 母乳工場の生産が止まらないことだ。

私と娘の場合、2人とも辛かったのは初日の夜だけで、あとずっと辛いのは母乳工場が廃業せず生産しつづけている母だけだ。4日経ってもいまだ生産が続いている。だけど少しづつ張りも引いてきた。乳腺炎は避けれた様だ。

これから断乳するお母さんへ

お子さんのタイプによりけりだと思うけれど、これから夜の断乳を考えているお母さん。初日の夜は間違いなく泣きます。激しく求めてきっと泣きます。やると決めたら、初日は睡眠不足覚悟でやり遂げてください。赤ちゃんにはかわいそうだけど、泣いて泣いて泣きまくて、いつか寝ます。それが1時間後なのか、2時間後なのか、3時間後、4時間後・・・いつになるかはわからないけど、くたっとくたばる様にいつか寝ます。

できれば夜の断乳の初日の翌日は1日予定がない日に決行することをお勧めします。寝れないから寝不足で1日ぐったりするでしょう。

私の場合、3時に起きてそこから断乳を開始して、泣きに泣いて7時20分にようやく寝てくれた。そして7時50分に長女が起きて、ご飯つくって!というので一緒に次女も起きてしまい、保育園に送った後から私の背中で4時間近く眠り続けた。おんぶしている状態で私も一緒に寝ることはできない。軽く机でうつ伏せになるくらいだ。

次女が目覚めてお腹もいっぱいになって満たされてご機嫌になってから、やっと床に寝転がってゴロゴロすることができるようになった。だけど、その頃から母乳工場の需要と供給のバランスの崩れが目に見えて現れて、胸がパンパンになる。どんどん溢れてあっという間にかちこちになって、決してリラックスなんてできやしなかった。そんなこんなでお迎えになり、夕飯の支度で怒涛の時間が始まった。

伝えたいことは、初日の日中は地獄絵図だ。でも今となっては完全にそこがピークだったので、その1日だけ耐え忍び、心折れずに断乳断行してほしい。

夜だけやめて、日中の回数を減らしていく徐々にフェードアウトする方もいれば、私の様に突然ある時を境にぱったり止めるハードな方もいるだろう。いろんなサヨナラの仕方があって、お母さんの気持ちと、お子さんのタイプ・年齢と、家族のスケジュールがあって最適な方法があるだろう。

私の場合は、それらを踏まえて、一度決行したらノンストップ!でなかなか思い出深い断乳4日目を迎えている。

次回は少しコーチらしく断乳×対話について書いてみたい。もしママさんで、参考になった!私も同じ状況よ、がんばるわ!という方がいらっしゃったらスキと言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!

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