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気候変動の脅威を警告〜動物学者デイビッド・アッテンボローさん

今年95歳になるイギリス人動物学者、生物学者のデイビッド・アッテンボローさんが、先日、国連の安全保障理事会に向けて、気候変動が「街や社会を破滅させる」と深刻な表情で警告していた。「気候変動が現代人類が直面している、安全保障を脅かす最大の脅威」なのだという。

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若い頃からずっとネイチャー番組を手掛けているアッテンボローさん。昔の番組を見ていると自分で世界中どこへでも行って、いろんな動物、昆虫を観察・調査していたようだ。人生を通して、地球や生き物をずっと見てきた、そんなアッテンボローさんが、そのデータ、経験と感覚で、地球が変わってきているのを実感しているのだろう。そう思うと、事の深刻さがひしひしと身に詰まるように、身近に感じられてくる。

我が家で、デイビッドと言えば「ベッカム」でも「ボウイ」でもなく、「アッテンボロー」。と言うのも、我が家の晩ごはん中に見るテレビはデイビッド・アッテンボローさんなどが製作した、ネイチャー番組に決まっていて、毎日毎晩、どこかの国の、どこかの森、山、海、川の生物の生き様を見続けている。

本来の家族の好みはバラバラ。旦那は、戦争映画やドラマが好き、私は日本のお笑いが好き、娘たちはYouTube。そんな中、みんなが共通して好きなのが、デイビッド・アッテンボローさんなどのネイチャー番組というだけ。BBC iPlayerやNetflixで「Life on Our Planet」「Our Planet」「Planet Earth 」「Life」などが見られる。

そんな身近なアッテンボローさんが、言うのなら地球の環境は深刻なはずだ。自分たちに何ができるのだろうと娘たちは考えている。ただ、環境問題、地球全体の気候変動など考えると、規模が大きすぎる。だから、私たちは、自分にできる身近な事に日々挑戦している。基本のキホンのリサイクルの4Rである。

娘たちと一緒にリサイクルの4R

4Rとは、

(1)リフューズ(Refuse): いつも買い物時にはマイバックを持参。プラスチックバッグや過剰な包装を断っている。イギリスでは、数年前からレジ袋は有料。マイバックは定着しているようだ。
(2)リデュース(Reduce): ゴミを増やさないため、使い捨ての物は購入しないようにしている。紙皿や紙コップ、紙ナプキンなど。詰め替えを購入する。
(3)リユース(Reuse): 使えるものは、友だちにあげたり、チャリティーショップに寄付してゴミにしないようにしている。
(4)リサイクル(Recycle):ビンカン、ダンボール、プラスチック容器など分別して廃棄している。娘たちも、「このゴミはどっちのゴミ箱に入れればいい?」と聞いてくれる。生ゴミもコンポストに入れて肥料を作っている。

この他にも、車を使いすぎない、なるべく歩くとか、使っていない部屋や廊下の電気を消すとか。アッテンボローさんに、言われて、家族揃って、環境への意識に身が引き締まった。話しあった結論は、できることからやり続けようということ。それぐらいしかできないが、何かに役立ってると信じたい。

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