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松本城と松本十帖でレトロを味わう日帰り旅

国宝松本城

松本城は貴重な国宝という認識が県外の人よりかなり薄かった長野県民です。(すみません)

国宝の城といえば
・姫路城(兵庫県)
・松本城(長野県)
・犬山城(愛知県)
・彦根城(滋賀県)
・松江城(島根県)
の5つだけなんですよね。

重要文化財の城は
・弘前城(青森県)
・丸岡城(福井県)
・備中松山城(岡山県)
・丸亀城(香川県)
・松山城(愛媛県)
・宇和島城(愛媛県)
・高知城(高知県)
の7城なんですって。

えー。
この前東北周遊した時に、弘前城行ったわ。


さらに・・・
北陸へ行った時、バスに乗り間違えて偶然丸岡城にも行った(笑)


なんと、今年の秋に姫路に行く予定がありまして・・
なんや、城好きみたいになってる。
まあ、でも、好きだわ。お城。

てなわけで。今回は、日帰りで松本へ行ってきました。

赤い橋がいい

当初、一人で電車旅の予定でしたが、予定変更して友達と車で行きました。
一人旅もいいけれど、友達と行くのもまた楽し。

10時頃着いたのですが既に駐車場がいっぱい。
で、何気に見つけたのが「医師会」の駐車場開放。
1回300円と破格です!!
ラッキーでした。
多分、土日は解放していると思われます。
10時前には行かないと満車の気配です。


緑や青と黒い城のコントラストがかっこいい

外から見るだけでも迫力があって行く価値はありますが、
今回は天守まで登りました。
中の階段は上に行くほど狭く、上から二つ目の階段は特に狭くて急。

上から降りてくる人もいるし、下から登る人もいるので
列になって待ちながら進みます。

足腰に自信のない方は厳しいかもです。

途中展示物などもありますが、結構待ち時間もあるので友達と行ってよかったわ(笑)
ちなみに、平日はこんなに混んでいないと思われます。

美しい

降りてきて外に出たら、城に入る人で長蛇の列ができていました。
ひぇ〜
もう少し遅く到着していたら、この列に並ばなきゃならなかったのか・・
よかった〜

早めに行くことをお勧めします。

それにしても、松本城へ行ったのは久しぶりで、天守に上がったのはもしかしたら初めてかもしれない。
国宝なだけあってどっしりとして迫力がありました。
一度行く価値がありますね〜

松本駅からもそれほど遠くなく、歩ける距離です。
バスも出ているはずなので、バスでもいいかも。

車で行く場合は、とにかく松本は一方通行が多いので注意が必要です。
そして駐車料金は比較的高め。
私たちが停めた医師会の開放駐車場は、停められたらラッキーです!


絶品ハンバーガーでランチ

松本城を満喫した後は、10分程歩いて
Burgerchop(バーガーチョップ)さんへランチに向かいました。
一度行きたかったの。

この写真だと小さく見えますが大きいです


オニグラ風のやつ

いわゆる高級ハンバーガーに属するタイプです。

県産小麦を使った特注バンズはしっかりしているけれどパサつくこともなく、かといってソースでビシャビシャにならない。

国産黒毛和牛100%のバーグは、「ザ・ニク!!!」という感じの食べ応え。
野菜も新鮮シャキシャキ。

めちゃめちゃ美味しい!!!

とにかく、こだわっているバーガーだから、価格が高めなのも納得です。
素敵年齢の私たちには、重すぎるか・・と心配しましたが、全くそんなことはありません。
後から胃がもたれることも皆無!
付いているポテト、ピクルスもおいしい!

サラダも美味しい


自家製ジンジャーエールとかドリンクも美味

サラダは付いていまして、ドリンクは別注文です。
このドリンクも爽やかで美味しかった〜

オーダーから20分はかかりますので、行かれる方は、時間をしっかり確保して行ってくださいね。

また、週末は混み合うので席の事前予約をおすすめします。
12時以降の予約はできないらしいので、オープンの11時30分から12時までの間の時間を予約するのがベスト♪

とにかく大満足のバーガーランチでした。


松本十帖プロジェクト

ランチの後は、車で移動して松本本箱へ。

入口が既に素敵すぎる

松本本箱というのは、松本十帖プロジェクトの一つであり、中心になっている宿泊施設です。

松本市浅間温泉の旧旅館を改装した建物で、宿泊施設ではありますが、日帰り利用もできます。

上のリンク先にも書いてありますが、単なるホテル再生ではなく、「エリアリノベーション」としての顔も色濃くあります。

ホテルの浴室を図書館のようにしたインパクトある内観は必見!
浴槽の中にクッションなどがあり、自由に本を読めます。

こちらの画像はHPよりお借りしましたm(_ _)m
洗面スペースも本に埋め尽くされています
キッズコーナーは浴槽がボールプール
棚の高さも子どもにあわせてあります

迷路のように入り組んだ館内の至る所に
本、本、本、本、本・・・
楽しすぎます。

キッズスペースは本棚自体が迷路の役割をしていて、小さい棚の下をくぐって隣へ行けたり、ボールプールに入りながら絵本を読んだりできます。

照明が桶! 可愛い〜


さまざまな篭り席が至る所に点在

オープンなスペースもあれば、篭れるスペースもあり、自由に好きな本を読みながら過ごせます。

注意したいのは、図書館と違い、本に整理用ラベルがないので、どこのエリアのどの棚から持ってきたか覚えておかないと、返せなくなります(笑)

現在、日帰り利用は、完全予約制となっていて、1時間しか利用できません。
サイトから事前予約して行ってください。

予約すると送られてくるURLをクリックするとQRコードが出るので、それをかざしてチェックイン、チェックアウトのゲートを通るシステムです。
人数分の予約が必要です。
予約、利用は無料です。

ちなみに
宿泊の方は、自由に使えると思います。



Cafe 哲学と甘いもの。

松本本箱での1時間はあっという間に過ぎ・・・
続いては、松本十帖プロジェクトの一つ
「哲学と甘いもの」というブックカフェへ。

レトロで可愛いだけでなくめちゃ美味しい

松本本箱から坂を上へ上がったところにあるカフェです。

静かに本を読むカフェなので、おしゃべりはひそひそ声で。
パソコンのキーボード音も禁止となっています。

古い建物の中に、哲学系の本が並び、席もさまざまなタイプがあります。
ここは一人で来たら良さげです。
私たちは、スイーツとお茶をいただきながら、少しヒソヒソ話してw休憩タイムでした。

照明やガラスもレトロ

古民家再生が流行っているけれど、素敵年齢の私たち・・それぞれの実家は今後どうするかなんて話もしながら美味しいスイーツをいただきました。

ただ古いだけでなく、センスの良い人が一貫したコンセプトで作るからこんな素敵な場所になるわけで・・
ただの古屋ではねえ・・とか老後の話に花が咲く・・・


Cafe&Barおやきとコーヒー

続いては、同じく松本十帖プロジェクトの一つ
「おやきとコーヒー」へ。

これまたレトロかっこいい

この場所を探し当てるのに苦労しました。
松本本箱のあるメインの建物から、「哲学と甘いもの」の反対方向に向かって坂を下に降りて、右折したところでした。

こちらは、松本本箱の宿泊者のための駐車場と隣接していて、このカフェ自体が、チェックイン場所となっています。

そのため、私たちが行った午後3時過ぎは
いわゆるホテルのフロントとロビーの役割を果たしているため、イートインができません。
おやきやコーヒーのテイクアウトのみとなります。

おやきは、長野市の「ふきっこおやき」さんのカラフルなおやきが販売されています。
ふきっこさんは知り合いなのですが、最近会ってないな〜なんて思いながら、テイクアウトをお願いしました。

デザインもおしゃれ

水出しコーヒーをテイクアウトしましたが、とっても美味しかった〜
容器がしっかりしていて、捨てるの勿体無いくらい(笑)
冷たいコーヒーなのに、HOTと同じ容器だし。


ALPS BAKERY

最後は、再び坂を登ってきて最初に入った松本本箱と同じ敷地にある
ベーカリーショップへ。

公式サイトより画像お借りしましたm(_ _)m


公式サイトより画像お借りしましたm(_ _)m


行った時間が夕方だったので、パンは残り少なかったです。
他にも、お土産品が並ぶショップも併設です。
ちょっと面白いお土産がいろいろありました。


翌日いただきましたがめちゃ美味しかった

信州産小麦粉ほぼ100%なんですって。
(ほぼ・・ってw)

買ってきた小さい丸パンがシンプルなんだけど、とても美味しかった。
小麦の違いなのかなあ。
砂糖の甘みではないほんわかした甘みと小麦の味わいなんだろうか、何もつけずに食べて美味しかった。

他のパンも食べてみたかったなあ。


最後に・・・

松本十帖の日帰り利用者の駐車場が分かりにく過ぎます。
「あさま茶房」さんと言う別のお店が近くにあり、そのお店の隣の砂利道を降りたところが駐車場です。

ここが本当に分かりにくい。。。。。。。
途中にあさま茶房さんの駐車場がいくつかあるのです。
松本十帖の公式サイトに「あさま茶房」さんの隣に日帰り駐車場があると書かれていたのですが、このあさま茶房さんがどこにあるのかわからず・・・

やっと見つけたのがここでした。
この画像の建物が、あさま茶房さん。
この手前の砂利道を降りたところに駐車場です。

Pの看板が小さ過ぎ・・・

いや〜
松本十帖プロジェクトのお店、施設はどこも素敵なお姉さんお兄さんがスタッフさんでした。
とにかく、「黒」がキーワードのようで、素敵でした。

近くに、黒い感じにリノベ中の建物があったので、あそこもこのプロジェクトの一つに加わるのかな。

宿泊は、サイトを拝見しましたが結構良いお値段でした。
でも、旅行で来るなら奮発してもいいのかもね。

まあ、私は一人旅の時は基本ビジホだから、旅行でもこんな良いお宿に泊まることはないのだけれど・・・

でも、サイトを見てもとても素敵な宿泊施設で憧れますね。

そもそも、この松本十帖プロジェクトが、回遊してもらうことも目的としているようで、本当によく考えられているなあと思いました。
おそらくまだ完成系ではないのでしょうけれど、これがもう少しお店が増えたりしたら、一大レトロ観光地になる予感。

またもう少し時間が経ってから再訪したいなと思いました。

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