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思考と試行 ~2022オタク総括~


”新しいことが全て正しいとは限らないし、それが正しいかなんてずっと先にならんと分からんかもしらん。”
”それでも考えることには必ず価値があると思ってる”

~漫画「ハイキュー」12巻 105話「同じ土俵」~

みなさんこんにちは。skt4060です。
色んな事をやって、色んなことを考えた2022年が終わりを迎えてます。
今回はnoteの下書きに残っていた思考の残骸たちを拾い集めて1つの総括として書いてみました。
この残骸たちは世に出すべきものかギリギリまで悩みました。
でも「これも自分だ」と思い投稿します。

正直あまり読んで気持ちの良い文章ではありません。
なので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

では、よろしくお願いいたします。


推しメンがオタクにネットリンチされた話

乃木坂1年生の推しメンちゃんがネットでリンチに合いました。
乃木坂46のファンは「乃木坂らしさ」を纏った正義の拳でメンバーを殴れる現実に打ちひしがれて、僕はこの船を降りようと決心した話。
消したはずの過去をほじくられ、触られたくない傷口に塩を塗られ。
オタクの心がしんどい時に、アイドルはその笑顔で救ってくれます。
そのアイドルの心がしんどい時、いったい何が救ってくれるのでしょうか。

オタクにできることは何なのかと真剣に悩んだ結果は
「君のファンはいるぞ!」と声を出す事でした。

四面楚歌の状況の中で絵も含めて一緒に青空を作り出してくれたオタク
達、読んでくれてたらありがとう。
この先を一緒に進めなくてごめんなさい。

それでは聞いてください。
日向坂46で「声の足跡」


約束を守ってくれた話

おもひでぼろぼろ

日向坂46の東京ドーム公演は本当に最高の2日間で、両日行けて良かったなと心の底から感謝しました。
ひなくり2020でドームに立っていたらこんな感情になっていなかったと思います。
コロナウイルスの蔓延により、白石麻衣さんの卒業コンサートや各種握手会にスペシャルイベントなど沢山の損失が生じていますが、日向坂に関しては、ここ(東京ドームを2022.3.30~31で開催することになった結果)に至るまでは全てにおいて上手く利用できたのではないかなぁと。
”ここに至るまで”ですが。

けやき坂46 改め日向坂46のオタクとして、一番美味しくて一番楽しい5年間を過ごしました。
これからの日向坂が、より良い方向に進みますように。
皆が笑顔で”アイドル”できますように。
オタクの願いはこれに尽きます。


推しメンが戦線を離脱した話

東京ドームを終えて、美穂ちゃんの卒業も決まって。
そのタイミングで丹生ちゃんが腰の都合で戦線を離脱することが分かりました。
多分表現は正しくないのですが、僕の感覚はこれです。

身を削ってまで、無理に笑顔を振りまいて欲しいとは正直思えない自分がいます。
和尚(オタクの愛称です)に相談した際に「アイドルは偶像だから。君が丹生ちゃんを『アイドル』だと思うことで、丹生ちゃんは『君のアイドル』になれる。だから丹生ちゃんの事を『アイドル』だと思ってあげて」と言われて心を救われた時期がありました。だいたい夏~秋始めくらいだったかな。

そこからツアーを経て自分の目で見て、耐えられなかったです。
代々木の2日目で見た「月と星が踊るMidnight」は、今後の披露で丹生ちゃんが出演するか分からない事。その出演したライブに自分が参加できる可能性が低いこと(倍率的な問題)。これらを考えて「もう肉眼でコレを見るのは最後かもしれないな」という気持ちで双眼鏡を覗いていました。ずっと泣きながら。
「ひらがなで恋したい」で金村を抱き上げて振り回していたこと。
「ドレミソラシド」で初めてフロントに立ってツアーではセンターになったこと。
「ソンナコトナイヨ」でおみそしるで間奏ダンスをしたこと。
「ってか」で東村先輩と一緒にバキバキ踊っていた事。
これら全てを取り戻してほしいというのが僕の願いであり、見たい景色であるのが本音です。
でもこれを取り戻すためにどれだけの苦痛を与えるのでしょうか。
僕が彼女を『アイドル』だと思えば思うほどに、彼女に無理をさせるのではないのか。
僕はもうこれ以上、彼女に苦痛を与えたく無いし、彼女から何も奪わないで欲しい。

そう考えたときに、彼女の事を応援することが本当に正解なのか分からくなります。
僕の中では「アイドルはステージ上で輝いてなんぼ」であって、ゲームをしてメディアを盛り上げるのは仕事の一つだとは思いますが「アイドルの本筋」ではないと思っています。
頭が固い。本当に。馬鹿です。
でもどうしようもない。

見ているだけでしんどい思いが常に心の中にありますが、彼女がステージに立ち続ける以上は目を逸らさずに見ていないと後悔すると思う。
この苦しみに慣れるよう、これからの1年で僕は強くならなきゃいけないと思います。


また可愛い後輩がネットいじめに巻き込まれた話

そんな丹生ちゃん逃避をしながら4期生青田買いおじさんをやっていたせいで「しとさん4期に推し変しましたよね」ってDMで言われました。たぶんどんだけ否定しても信用して貰えなかったと思うので無視してます。
ごめんね。

日向坂オタクの誰よりも4期生の加入を楽しみにしていた自信があります。僕より楽しみにしていた人がいたら紹介して欲しいレベル。基準としては8月から何人入るかな?って妄想して10~14人って答えをはじき出してるレベルでお願いします。状況を考えれば誰でも簡単に予想できるよね!

そんな中で僕は毎日ワクワクしながら新メンバーを楽しみにしていました。
その前に3期生で4人加入した時のワクワクを思い出して、乃木坂5期生のあのメンバーを重ねて。
そうしてお披露目されていく中で、コメント欄で「日向坂っぽい」という言葉が散見されました。
5年間「日向坂(けやき坂)」を見てきた中で「日向坂っぽさ」なんて理解できていないのですが、流石は第2のヤフコメことYoutube。
僕よりも「日向坂っぽさ」の解像度が高い方々で溢れていました。

清水ちゃんが公開されて「日向坂っぽくていいね!」
宮地ちゃんが公開されて「日向坂っぽくていいね!!」
正源司ちゃんが公開されて「この子可愛い!!!!!」

ちょっと待て!
「日向坂っぽい」の中に『可愛い』は含まれていないのか!?

アイドルになって数か月の子たちに何の悪意もなく"このナイフ"を突きつける人が沢山いることにもびっくりしました。そしてそのナイフを突きつける人の多くが「おひさま」を自称していること。
1月にあった推しメンネットリンチ事件を思い出して少し気分が悪くなったのも覚えています。
少しでも考えればそうならんか?それを考える事すらできんのか?と。

更に言うとおそらく何かしらの意図があったティザームービーとドキュメンタリーだとは思いますが、個人的に成功よりも失敗の方が多かったと思います。
これはメンバーの問題ではなく、作り手の問題。
今ほどにメンバーへの解像度が高くなった状態でないと「ブルーベリー&ラズベリー」のMVは何の意味も無いと。
「似ているようで全然似てない彼女たち」をテーマにしているのであれば『アイドル人生の1本目のMV』としての重さが全く理解されていないので非常に悲しくなります。
このMVの比較対象は「会いたかった」であり「ぐるぐるカーテン」であり「三番目の風」であり「4番目の光」であり「絶望の1秒前…」であり「サイレントマジョリティー」です。
曲も歌詞もメロディも振りもよかった。
100点満点を取れる条件ではあったと思います。

100%を出し続けるのは難しいですけど、日向坂には120%を出してほしい。
日向坂のファンとしての切なる願いです。

話が逸れまくりましたが、可愛い12人の後輩たちがあまりよろしくない状況の中に産み落とされました。
そんな中でまた「オタクにできることは何なのか」を考えます。
外野で見ているオタクでさえ怖かったので等のメンバーはもっと怖かったのではないか?と思いました。

そんな時に「ちゃんと見てるぞ」を意思表示をすることは大切であると僕は知っています。
そんな折に「みなとみらい祝花大作戦」を教えてもらい、すぐに参加しました。
場所代の3万円は決して安くはなかったですが、少しでも何か彼女たちの支えになればと思いペッと出しました。ペッ。ペー--ッ!

そして1人で出しても良かったのですが、1人でも多くの人が君たちの加入を喜んでいる事を知って欲しかったのでminsakaで募集をかけました。

この募集に21人の仲間が賛同してくれました。
個人的に営業をしかけた人もいますが、FFですらない人も参加をしてくださって本当に良かったと思っています。
皆さんおもてなし会には来るのかな。会えたらうれしいです。

「空の青色」ってオーダーしたらド藍色のお花になった裏話はここで供養させていただきます…!(笑)
スタッフさんの写真や、友達が見に来ることで4期生の子たちに伝わればいいなぁ…と思いながら過ごしていました。

そして!!!Happy Smile Tour 2022 神奈川公演では 私達四期生に祝花を 送ってくださりありがとうございます 本当に本当に嬉しかったです。 宮地すみれと物販に並んだ後 2人で見に行きました!♡ たくさん目に焼き付けました( ; ; ) 一生の宝物写真です(石塚瑶季 2021.10.26)
『Happy Smile Tour 2022』神奈川公演では四期生に素敵な祝花を送ってくださりありがとうございました! たまちゃんこと石塚瑶季と2人で見に行き、沢山の白色のお花の中にある12本の青色のお花をしっかりと目に焼き付けてきました。 心の底から嬉しくて、この写真を見ると元気になります。 応援してくださる方々がいて本当に幸せで、ありがたい限りです。 真っ白な未来を私たちらしい色で染められるように力を合わせて頑張ります。(宮地すみれ 2022.11.4)

実際に見に行ってました。規格外すぎる。大物ルーキーです。
あの時の21人皆で朝まで踊り倒しました。

こういう時に僕1人でやらなくて良かったなぁと思います。
お花の規模としては1人で出来たと思います。でもこの花に22人分の気持ちを込めるのは無理です。

そんなことも経験して4期生は各々で個性を出し、各々がオタクに深く刺さり、各々のオタクが推しメン海賊旗を掲げてアイドルという大海に旅に出ています。個人的な意見ですけど、日向坂のファンはどうせみんな好きになります。だからこそ最初で「いや、俺には私には推しメンいるんで…」って斜ってたオタクたちをだいぶ可哀そうな目で見てました。どうせ好きになるのだから最初から好きな方がよくないですか?この考えは僕だけでしょうか。

そんな斜に構えてたオタクの手に「おもてなし会」のチケットがあり、同じタイミングで海に出た4期オタクたちが落選しているのを見ると、個人的には神様は不平等だなぁと思います。この屍の上を歩いてる自覚を持って残り
の数か月でしっかりと丈夫な船を作って海に出てくれることを願います。
シャボンディ諸島で会いましょう。


まとめ

ここまで書いて、今年は「推しに対してオタクに何ができるのか」が主軸にあったなと感じています。
自分のためにオタクをするのはいいことだと思いますし、全オタクがそうであれと思います。
僕は「どうすれば推しメンは嬉しいだろうか?を考えて動く」=「僕のやりたい事」だから周りに助けを求めているだけです。
良く「旗振りしててしんどくないですか?」って仲良しオタクから聞かれるのですが、しんどくないです。僕はやりたいことをやっているだけで、それが形になって推しメンに届くことは何もしんどくないです。
だからこそ「多くの人に囲まれているのがアイドルとして嬉しいのではないか」「1人が100枚を買うよりも100人が1枚を買うようにできないか」を複数人で考えて動くことができました。
とあるメンバーに関しては1年経って結果が出始めたと感じています。(メンバーの努力99:オタクの頑張り1)

来年の目標

来年度はどんなオタクになりましょうか。
なりたい自分を見失わずに一年過ごせれば少しは近づけるかもしれません。

自分の興味ない物に興味を持つ
Twitterもエンタメも自分が興味を持つものしか手を取らないので非常に狭い世界が形成されていました。特に音楽に関してはまじでアイドル関係しか知らずに自分にドン引きしたのでもっとトレンドを追っていけるように頑張りたいと思います。

本を読む習慣をつける
新推しメン(平岡海月ちゃんの事です)は本を読むのが好きとの事で、自分はあまり本を読まないのですが宮田愛萌ちゃんがインスタで紹介してくれた本だけは読むようにしていました。なので平岡ちゃんにミーグリで課題図書を設定してもらうミーグリをできればと思います。国語の先生みたいだね。
デルトラクエストとかでよろしくね。

・クリエイティブを身に着ける
人生において何かを生産できる側の人間でありたいと思う自分がいます。本職のエンジニアもそうですが、何かオタクとして世に生み出せるようにできればなぁと。去年は挫折したラジオ配信に関してももう少しハードルを下げて定期収録できるようになりたいと思います。

・自分を曲げない。このことでしょげない。
深くは言及しませんが、他の人の事を考えて行動に移さない事が何度かありました。それは「他人を傷つける」からではなく「面倒くさいのに絡まれる」からです。その面倒を避けるために自分を曲げる事があり、それらは現状の後悔に繋がったりしています。なので配慮はしても遠慮はしない方向で動いていければいいなと。アンチは心に余裕が無い人なので蔑んでおしまいにする。お気持ち表明ハラスメントに負けない。

・YoutubeShortを無駄に見ない
人生にロスタイムなんてないので。

・無理のない範囲で推しメンに顔を出しに行く
ミーグリも今までは特に考え無しに応募したりしていましたが、もうちょっと考えて「このイベントあるから厚めに応募しよう」とか「このアプリゲームは頑張り時か…!?」といった嗅覚を鍛える一年にできればいいなと思います。絶対に九州限定のイベントをやってください。絶対にない。

・ちゃんと感想を残すようにする。
総括ブログを書いてる中で「この時の感想なにかあるっけ!」とエゴサをしたら見つけきれない事が多々ありました。多々。なので自分の記憶力を信用せずにnoteなどにちゃんと残す癖をつけていきたいなと思います。


その他のイベントに関して

長くなって説明が面倒になってきたので、今年やったいろんなことをダダダダと書いていこうと思います。

渡邉美穂ちゃん卒業お祝いポスター掲示

特にスイさんがめちゃくちゃ頑張って下さって成功できた企画でした。
アミノ酸さん、目覚ましさんも誘えてなかったら本当に無理だったと思います。
次があるのであればもっと余裕をもってスケジュール作りたいです。

櫻坂東京ドーム祝花企画

東京ドームで卒業コンサートをするとのことで祝花を出せる場所が無い事を見越してファンで会場を抑えて祝花展示場所を運営しました。
一緒に企画運営をしてくれた 砂糖さん、okprさん、ふるてぃーさん、こうさん。
イラストの依頼を引き受けてくださったわくさん。
会場設営のヘルプに応じてくださったアミノ酸さん。
本当にありがとうございました。

スタンド花もアレンジ花も共に想定していた枠を超えてのご参加を頂きました。
イベント中は特にトラブルなく運営できたのですが、ライブの時間でスタッフが全員有券のため不在になる瞬間があり、全然関係ない友人に協力を頼んだりしたので、もし次があるのであればその運営チームは実施期間のメンバー配置を先に決めた方がいいと思います。
また東京ドームで公演する際はまた使ってね!安くするよ!とのお言葉を頂いたので、どの坂であっても「リロの会議室 コンフォート水道橋店」様を会場候補として頭に入れていただければと思います。

おわりに

色んな事を考えて、いろんな事を実行した1年間でした。
すごく楽しかったです。
ですが自分自身はあまり万人に好かれるタイプのオタクではないので、何かを企画する時に表立つべき人間ではないと思っています。
だれか求心力のある人の補佐として動ければ非常に助かります。
(いつもありがとう森本オタク)

来年は日向坂4期生のお見立て会からスタートの予定です。
そして4度目のひな誕祭もあります。
この時点で4月までのワクワクが決まっているのが幸せでなりません。
平岡さんともついにお話しできますし、丹生ちゃん、森本とも話したいことが詰まっています。
オタクに全てを持って行かれないように。なりたい自分を常に頭に入れて2023年もTwitterフレンズの皆様と実りのある1年にしていければと願います!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
何か感想があればDMを頂けると読みます!
文句は読まずに捨てます。


以上
skt4060でした。

Noteの収益で得た利益はすべて推しメンの握手券またはポケモンカードの高レアカードに使わせていただきます。