見出し画像

キッズキッチンレター8月号

7月のテーマは「塩」でした。地球の生き物は海から生まれたものであり、塩が適度にないと生きていけません。塩は旨味を感じるためにも必要な要素ですが、ナトリウムは私たちの生命維持にも大切な要素です。適度に使うことによって、料理に味を与える大切な調味料です。


 塩そのものを舐めると塩辛いことを実感しつつ、料理に使うとどのように味が変わるのかを実験しました。具体的には、鶏ガラスープを用意し、塩を入れる前と入れた後で味見を行いました。塩を加えなくてもおいしいスープではありましたが、塩を加えることで「あまい!」とつぶやいたお子さんもおられました。この実験を通じて、塩がうま味を引き立てる役割を果たすことを実感できたようです。

チャレンジクラスでは、新しい手法で考えられたこんにゃくづくりをしました。こんにゃくを作るとき、3~4時間ほどかかる方法が多いのですが、神奈川県の小清水正美先生の方法で作るとあら不思議、70分ほどで出来上がります。こねるときに力が要りますので大人と一緒なら小さい子から、小学3年生以上ならひとりでも作ることができます。また、こんにゃくは型抜きができますので、クッキー型で思い思いに型を抜いてマイこんにゃくを作っていました。
出来立てのコンニャクを試食し、チャレンジクラス終了でした。
こんにゃくの旬は秋から冬なので、生芋からのこんにゃくにチャレンジもよさそうですね。今回は冷凍の生芋を使いました。冷凍だと1年中作れます。

そして、先月作った梅干しも土用干しの季節!
暑い夏、塩分を上手にとりつつ、乗り越えていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?