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営業再開のお知らせ。裏磐梯、那須の旅日記。

こんにちは。皆さん元気ですか?森家は変わらず元気にやってます。
明日、10月1日は台風接近の為お休みします。
お店は10月2日(土)から営業を再開します。やっと働けます。
栗の渋皮煮を沢山仕込んだので、栗のタルト、栗のパウンドケーキを予定しています。もちろんパンも焼きます。酵母も元気です。
緊急事態が明けての営業はどうなるのか予測もつきませんが、無理せずに自分たちのペースでやっていきたいと思っています。店内の客席は MAX8名となります。
マスク、消毒、換気は引き続き気をつけて行いますので、ご協力よろしくお願いします。

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2泊3日で裏磐梯、那須へと車中泊の旅へ。
明け方に千葉を出発して猫魔ヶ岳の登山口に着いたのが11時頃。少し肌寒くて紅葉もちらほら見れた。山の空気はピンと張っていて澄んでいて、ただそこにいるだけで気持ちが落ち着く。

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今回は日帰り登山ということで足元はいつも履いてるvivobarefootプライマスライト。とにかく裸足で地面を歩いてる感覚が素晴らしい一足。他の靴は履けなくなってきた。これで薪割りをやると指先でギュッと地面を踏ん張れるから力を斧に伝えやすい。もちろん、山道を歩くのも最高だった。

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ベースレイヤーにウィンドシェルで丁度良い気候。ふかふかの落ち葉の道。

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猫魔の山頂で食べた前夜の唐揚げとおにぎりとラーメン。山頂で食事をすることは生きていく上で最上の喜びと美味しさを味わえる時間。

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磐梯山を眺めながら一服。チラ見する頂上は、ほのかに赤かった。来月の紅葉シーズンはこの辺り激混みだろうな。

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猫魔から見える桧原湖。この夜は桧原湖の側にある道の駅 裏磐梯で車中泊をした。

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猫石にて。ここから見た雄国沼の湿原も素晴らしかった。いつか木道を歩いてみたい。

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下山後の一枚。息子も良く歩いた。往復でコースタイム2時間だと余裕になってきた。次回は少し距離をのばしてみよう。そう考えると一緒に歩けるのがもっと楽しみになってくる。

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下山後は道の駅 裏磐梯へ行き荷物を整理してから温泉へ。洗い場がかなりワイルドだったけど、男子組は気にせず入れた。ほぼ貸切だったし、森の中にある露天風呂は運転と登山の疲れをホッと癒してくれた。写真のマウンテンバイクのカップルは裏磐梯での車中泊が一緒だった。しかも車もデリカスペースギアの色違い。この風呂で彼氏と目が合った時に、声には出さずにお互いに「ハーイ」と挨拶。こういった外国人とのコミュニケーションって本当に久しぶり。海外に行きたくなった。

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今回の旅に向けて、後部座席の頭上に棚を作った。これがめちゃくちゃ便利だった。下に散らからずに、そこそこ重いのも載せれるから車内の整理に役立った。
ライトはキャリーザサン。太陽充電なのでずっと陽の当たるところに置いておけば夜には使える優れもの。予備でヘッデンも持参。ブラックダイアモンドのフレア。めちゃくちゃ軽くて頭に着けてるのに、どこに置いたっけな?って探すくらい。

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この朝焼けを見れただけで幸せだ。しかも前夜はプラネタリウムにいるみたいな星空を3人で見上げた。明香と息子との思い出がまた一つ増えた。これからもずっと記憶に残っていく様な体験、時間を積み重ねていきたい。

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ここも貸切状態だった。夜は豪快にソーセージを焼いたりしてみた。明香を見ての通りダウンを着るくらいに朝晩は冷えた。

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朝食はいつもと一緒でパンとコーヒーと果物。準備してたら、遠くから「ボク!こっちにおいで!」と、声が聞こえた。

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道の駅で出店している農家さんが息子にリンゴをくれた。こういった旅先での人との触れ合いはとても貴重な体験だ。学校での勉強なんて小さい頃には必要無いと思う。沢山の人に触れ合って、沢山の素晴らしい地球の営みを肌で感じて。それが息子にとって勉強になると思う。帰り道に黒磯で見た小学生達が、グラウンドで体育の準備体操をしていた。縦横綺麗に整列して。それを見た時に違和感を感じた。子供だから好きなところでのんびりと体操してもいいんじゃないって。カタチからすでに同調が押しつけれてる。その押し付けに息子の生まれ持った感受性が押し潰されない様に気をつけていきたい。

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林檎を齧る息子。そういえばこの旅の道中、ずっと何かを食べてた気がする。育ち盛りやね。

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朝食後に五色沼周辺を散歩した。初めて見る色で3人とも感動した。平坦な歩きやすい道だった。少し歩いては湖や沼があるから飽きない。近所にあれば毎日でも散歩したいところだった。

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裏磐梯を発つ前に諸橋美術館にも寄った。ダリの作品が多数展示されていた。こちらも初めて触れるダリの絵や彫刻に圧倒された。こういう美術館に来るのは韓国以来かな。静かで刺激的な時間を過ごせた。

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その後、那須へ向かい、道の駅 友愛の森で車中泊。到着して息子と散歩してると、どこかで見たことのある人が犬を散歩していた。なんと、知り合いだった!びっくりでしょ!待ち合わせしてたかのようなタイミングだった。そしてなんとここで車中泊をするとのこと。それからサーフィンの話で盛り上がり(ご夫婦共にサーファー)またねって。その後トイレに行く時とかちらほら会うんです(笑)不思議ですよね。しかも!このご夫婦には昨年の6月に瑞牆山へキャンプにいった時にも、談合坂SAでバッタリと会ってるんです。もう何かの縁ですね完全に。

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夜ご飯は散歩して地元のスーパーで食材を仕入れて自炊。と言っても、シンプルに牛肉を焼いて、豆腐とキノコと豚肉で鍋をポン酢で。ビールと日本酒をゆったりと。シメは山行にも持参するthe small twistのトレイルフード。この夜は鍋の出し汁で作ったココナッツリゾット。めちゃくちゃ美味しかった!
翌日も朝食はパンとコーヒー。フランスパンも胡桃とレーズンのカンパーニュも三日間車に積みっぱなしだったけど、フライパンで焼いて温めて食べると最高に美味しかった。パンを焼くのも食べるのも、ほんまに好きやな〜って再確認。

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今回持って行ったカンパーニュ。ライ麦と全粒粉をたっぷりと配合。酵母は2種類をミックス。AMBESSAのオーガニックレーズンを2種類、胡桃をたっぷりっと。山に持っていくのもオススメな一本。朝食にもなるし行動食としても栄養価が高いし、噛めば噛むほどに穀物もパワーを味わえる。

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帰宅後の夜ご飯。友愛の森で会ったご夫婦に教えてもらった、黒磯のタイ料理店、南国食堂 mamuangにてテイクアウト。本場タイで料理をしていたとのことで、めちゃくちゃ美味しかった。最高の旅の締めとなった。こういった新しい出会いに感謝します。いろんな角度から自分にとって刺激になりました。

インスタにも書いたけど、「旅行」っていうとハレの気が強くて非日常な特別な感じがする。だけど、「旅」とくに車中泊での旅は日常の延長線上にある。気負いもなくただただ自分たちのペースでのんびり気ままに。それは普段の日常ものんびり気ままでいいと思う。「こうしなきゃダメ」「みんながこうしてるから、こうしなきゃ」そういった考えは本当に要らない。それは本来自分たちで作っていくものじゃないかな。今までの時代や、しきたり、ルールに縛られないようにしたい。
政治もそういった意味でも、もう十分じゃないかな。自民党の時代は!って思う。

さてさて長文に最後まで付き合ってくれてありがとうございます。
最後に、この旅で車中や寝る前に聞いてた曲達です。
どれもこれからの季節にぜひ。