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終わる夏
サンダルを履くのは夏だ。
サンダルを履くのを終了したらそれは秋のしるし。
実のところまだサンダルを履いているので夏認定なのだが、風や香りはもう「夏は終わったよ」と囁いてくる。
毎朝散歩している道にカツラの木がある。
カツラは少し甘い香りを出してきてる(葉が全部黄色くなる頃にはキャラメルのような甘い香りがしてくるのだ)
蝉の声はなくなり、鈴虫の声に
トンボの数もすくなくなり、空はうろこ雲で覆われる。散歩コースにいる青い鳥は遠景からのフォルムを考えるとカワセミでしかないな、と思った秋でもある。夏によく池で佇んでいたな。カワセミ。
美しい青が飛んでいた。
隣の家の雑草が大きく育ち、終わりを見せている中ロゼッタの様相をみせてきた。生まれたてと終わりかけは同じようにロゼッタ様になるのかもしれない。人もまぁおなじ辿りを見せるもんな。
こちらは夏は終わりです。
(猫が丸くなって眠るようになったら夏終わりよね)
ふと思ったことなどを絵と共に記録します。 原風景は森の中。野性味じわっとあります。