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好きなものと自覚

先日、とある好きなものは何かの話になり、「あまり興味がなくそんなに好きなものはない」と言ったわりに、続々と好きなものの名前を言えた事があり好きなものがあるではないか。と自覚した。

あの人ほどそこまで好きではないしのめり込んでいないから、詳しくないから、語ることもないし、好きなジャンルも名前もあまり覚えられないからこれは好きと言ってはいけないのではないだろうか、という呪縛があるなぁ、とその話が出た夜に考えた。

好きに程度はなく、好きと思うならそれが好きなはずなのに「こうでなければ好きとは言ってはいけない」と自分自身に枷をつけ生きていたようだ。
今回は枷を見せてくれた友人に感謝。

好きの程度は比較するものでもないし深さでもなくただ思うだけで好きと言っていいものなのだ。

きっとわたしの枷はいろんなところに潜んでいる。毎年私は誰かのお陰で軽くなっていっている気がする。ありがたい。

わたしもだれかの枷をはがせるような人でありたい。

ふと思ったことなどを絵と共に記録します。 原風景は森の中。野性味じわっとあります。