どうぶつカレンダー
どうも。
坂本です。
今年も2023年のカレンダーを制作することができました(いつも年末ぎりぎりに製品を売り出す坂本。だって12枚新規で描き起こすしぁ。。と言い訳)
このカレンダーは2015年分から制作を始めている。
なぜか。
きっかけは、自分のオリジナルを制作をする時間が全くつくれない生活を続けていることに気が付き(個展も一切できていない。仕事の絵しか描いていない)自主制作をするためにカレンダー制作をはじめた。12枚新規で描かなくてはならなくなるカレンダーは新作連作をつくるにはうってつけ。
しかもカレンダーは物の活用方法として1年間使用する。
自分の絵が誰かの手元にあり、一年間みてもらえるという個人的にはうれしい制作物。うれしいはやる気。やる気があると作り出す。
と、自主制作を無理やりするためカレンダー制作をはじめた。
とはいいつつも2016は忙しすぎて制作していないので、2015、2017、2018、2019、2020、2021、2021、2022、2023と2023のカレンダーで9年目だ。初めの時期はテーマもそこまでなく描きたいものをかきつらねていくだけのものだったが、途中からテーマを設けて制作するようになった。
来年2023年のテーマは
来年の「隠れ家」というテーマは、自分の好きなことを知りそれがあふれている場所を作れているという条件が私は羨ましく憧れているのでそのテーマに。隠れ家とは言いつつも、オープンな場所が多くそこにいる生き物が大好きが集まっている場所を「隠れ家」として描いた。
少し弱っているとき、悲しい時そんな「隠れ家」は心を助けてくれると思う。大好きが集まっている場所は「元気をくれる場所」というよりは「安心して休息できる場所」だと思っている。
そもそも私は「好き」がとても曖昧というよりは意識したことがなく、自分がぼんやりしてどこにいてもいなくても同じなのではという感覚が強く好きなにか好きじゃないのかもよくわからなかった。それでいてもずっと制作し続けているカレンダーはやはり私の好きな何かを描こうという意欲の塊であると思ってる。無意識に出てくる好きらしい何か。
私の何が好きかわからない固まった心が少しずつほぐれて、何が好きなのかを少しずつ教えてくれている気がしている。
自分の好きなものをずっと描き続けてきているカレンダー。まぁ私の特徴としては色がとても鮮やか(初期のものは結構シック)ということはある。これには理由があって。
色は元気や安心をくれるから、私の心に届く色合いを毎年探している。
2024は10年目ということが分かったので、どうにか一気にお見せできるような何かをしていきたいと思う。展示なのか、作品集なのか、WEBでの公開なのか。何かしら自分を振り返りつつまとめていこうと思う。自分の癖を見つめなおすのはなかなか心の強さを必要とする行為ではあるが、いい機会だ。がんばろう。
10年目を迎えられるように2024もカレンダー制作できるよう日々を精進するばかり。ひとまずは2023カレンダーみなさんいかが?
ふと思ったことなどを絵と共に記録します。 原風景は森の中。野性味じわっとあります。