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上京前に失恋してMOROHAのライブで泣いてきた話

どうもZinzyです。
僕はここ数年Hiphopやポエトリーリーディングとかにハマっていて、
去年の9月ぐらいにMOROHAを聴き始めました。

今回は念願のMOROHAのライブに行ってきた話をしようと思います。

MOROHAを聴き始めた時のこと

MOROHAは「MCアフロ」「UK」の2人で活動しているラップグループです。2008年結成なので、もう16年活動されています。

僕が聴き始めたのは2023年秋。彼女に振られたときでした…
不可思議WonderboyのPelliculeを聴いていた時に、MOROHAの革命に出会ってボコボコにされてました。
そこからもう一番好きなアーティストです。

MOROHAは何かに本気で取り組んだり、向き合っている人しか刺さらないと思っています。
おそらく昔の僕が聴いたら「よーわからんワンオクのほうがいい」って言っていたでしょう。

MOROHAの曲は「刺さるから大好き」と感じる人と
「刺さるから大嫌い」と感じる人がいます。

それだけ自分の見たくないところにも向き合わせてくれるし、しんどい記憶を掘り起こしてくる曲も多いです。

私は「刺さるから大好き」です。
楽しいときにはあまり聴きませんが、つらいとき、何かを乗り越えないといけないとき、転換期、チャレンジするときなど、感情が揺さぶるタイミングで聴いています。

ライブ

MOROHA VS 芸人ツアー 無敵のダブルスツアー 2024
僕が行った福岡公演は芸人の「ウエストランド」がゲストで来ていました。

タイムテーブルが
1.ウエストランド
2.MOROHA
3.ウエストランド
という順番でした。

MOROHA

チャンプロードから始まり、新曲「あいしてる」で終わった。
その数十分間。本当に一瞬で動けないくらいくらってました。

音源で聴く、LIVE映像を見るのと全然違う。
のめり込んで聴いていたら口が開いていた。

熱量ってこんなにも具現化できるのかと。
アフロの曲中とMC中の表情が本当に違っていて、でも芯はぶれてなくて。
人として魅力的ってこういうことか、と。

私はアコギを弾くのでUKもがっつり見ていましたが、アフロに目がいってしまって。
そうさせるギターの安心感、場の作り方はUK強すぎました。

後述しますが、この記事を書いているときの私は大きな転換期にいて、ぶっ刺さってました。

ウエストランド

なんでMOROHAの前後にウエストランドがいるのか、って思いますよね。
多分アフロ以外全員思ってました笑笑

アフロが「ライブ終わってから気楽に漫才を見たい」がための順番らしいです。よー笑いました。

河本の謹慎が解けて、鬼のようにいじられてましたよ本当ww
優しいなって。この空間大好きだなって。こういう相棒ほしいなって。そんな観点で見てしまっていました。
MOROHAに引っ張られて感傷的になりすぎていましたね。

僕はいままでお笑いとか漫才とか、劇場であまり見たことがありません。
吉本新喜劇を見に行った時にハリセンボンみたぐらいかな。

お笑いも友達にオススメされたらYoutubeで見るぐらい。
がっつり趣味とかではないです。

でも今回、大人になって初めて劇場で見てみて、結構楽しかったです。
目的はMOROHAだけでしたが、お笑いも今後見ていこうと思いましたね。

僕の状況とMOROHA

この先は自分語りです!!!!!!!!

僕は転職で8月から上京します。

やっと友達ができて、やっとなじんできて、とても気に入っていた街を離れます。自分自身を成長させるためにチャレンジしにいきます。

というタイミングで福岡で好きな人ができてしまいました。
副業のバイト先の人です。とても好きでした。
でもお互い遠距離恋愛できないのわかってるので、当たらず玉砕してます。

だから最後にデート行きたいなって思って、二人きりのごはん誘ったら断られちゃいまして…
でも気持ち切り替えた後だったので、まったく引きずったりとかはしてません。

ライブ前の僕は「8月からの東京生活」にしか目を向けてなかった。
本当に頑張って頑張って結果出して強い男になってやる。
そこしか考えないように、見ないようにしていた。

その状態で行ったMOROHAのライブ。
やっぱり自分に嘘つけないなと感じちゃいました。

曲を聴いていると
「好きな人のこと、福岡での友達のこと、僕を育ててくれた会社の人」
みんなとの思い出がでてきて、いろんな感情が大渋滞。

思い出を、感情を、悔しさを消す必要はないんだよって言ってくれた気がして。その上で東京でがんばれって言ってもらえた気がした。

負けて負けて負けて悔しくても「俺のがやばい」って思い続けて、自分を信じ続けて、僕も何かを成し遂げてくるよ。

いつかまた会いに行きます。
MOROHAありがとう。

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