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いつから音楽を仕事として取り組みはじめたんだろう?さくまの音楽ライフ年表の巻

つい先日、妻に「本格的に仕事として音楽に取り組み始めたのってほんの数年前だった気がするけど、なんか最近いっぱい仕事きててすごくない?」って言われました。(自分の仕事の話とかお金の話もオープンにしています)

たしかに数年前くらいから本腰入れてやり始めた気がするけど、実際いつからがターニングポイントだったんだろう?と、ふと考えてみました。

僕自身としては大昔からずーっと趣味の延長線上で音楽続けてきてるし、会社員で雇われてやってるわけじゃないから「この時期から仕事でやってます」というのは実は自分でもハッキリ分からないんだけど、自分の過去のブログ記事を振り返って見たらなんとなくそのタイムラインが見えてきたので、せっかくだしnoteにメモしておきます。

【幼少期〜学生時代】DTMとバンド活動に勤しむ

あらかじめ書いておくと、僕の家系には音楽をやっている人はおろか音楽に造詣が深い人もいませんでした。両親は夫婦で町の小さな美容室を営むごく普通のおっちゃんとおばちゃんです。

なぜその環境で音楽を始めたかというと、きっかけはプレステのゲームソフト『音楽ツクールかなでーる』。そしてそのころに親が「一家に一台!」と買ってきてくれたパソコンを使って、興味本位でフリーソフトのMIDIシーケンサー『Music Studio Producer』をイジるようになったのが始まりでした。

「画面上で打ち込むといろんな楽器の音が鳴って、それを重ねていくと音楽を作れる」というのが小学生だった僕にはなんだかすごくおもしろくて、身の回りに音楽をやっている人や教えてくれる人もひとりもいない中で完全に独学でスタートしました。

独学なりに続けていく中で作った曲をフリー素材としてネットで公開したらフリーゲームのBGMに使用されたりしてました。

このあたりの大昔の話はブログに書いてるので気になる方はブログをご参照ください。笑

中学生になって何となくモテそうなのでエレキギターを始めて、高校生になって同級生とバンドを組みました。音楽をやっていることによってモテることはまったくありませんでしたが、「音楽をやっていること」が自分のアイデンティティであると認識し始めていました。

ちなみにこの頃の夢は「Vans Warped Tourに出ること」でした。

【2013年】SAKUMAMATATA(サクママタタ)開設

バンドマンとして精力的に活動。ブログ「SAKUMAMATATA」を開設。初期はバンドマン日記的な記事が中心だった。このころ初めて友だちのバンドのレコーディングを頼まれる。ちなみにインストBGM制作は小学生の頃からこのときもずっと趣味で続けていた。

【2014年】バンド活動と頼まれREC

バンド活動で福岡や名古屋などに遠征ライブ。ハイスタの難波さんのバンドNAMBA69のホームページ制作を手伝う。専門学校時代の先輩(というか年上の同級生)がHIPHOP・レゲエMCやってたのでリディム(トラック)制作を複数担当。バンド活動を通じて出会った人たちからレコーディングを頼まれるようになる。

【2015年】頼まれRECと転職

バンド仲間やさらにその口コミからレコーディングを頼まれるようになる。この頃はバンドもののレコーディングとミックスを極めたいと思っていた。現在の会社(特殊な施設の電気工事を扱っていて、音楽とはまったく関係ない職種)に転職。

【2016年】DTMブログとクラウドソーシング

自身のバンド活動をやめて、レコーディングやインストBGM制作に注力する。ブログの内容もDTM系の記事が増える。クラウドソーシングなどでBGM制作の仕事を受注するようになる。会社の残業が多くてしんどくなる。

【2017年】収益化の流れが出来てくる

じわじわと毎月コンスタントに2~3万円、調子がいいときは10万円くらいの収益が出るようになってきた。仕事と音楽を両立するにはどうすればよいか?を真剣に考えるようになる。ブログに収益報告記事を書き始める。

【2018年】AudiostockレコーディングとYouTube絶好調期

Audiostockレコーディングに招待され参加するようになる。初めてバンド以外の楽器の生演奏を自分の曲に入れてもらい感動する。Audiostockの売り上げが伸び始める。YouTubeで「もしもラスボスのBGMになったら」シリーズがバズってチャンネル登録者が8000人に。会社ではタイミングと成り行きでリソースマネージャーに出世する。

【2019年】コンスタントに毎月10万円超え

好きな音楽制作をがんばるとお金ももらえることが分かってきたので新しいMacやプラグインをたくさん買うようになる。ストック収入と直接収入を合わせると毎月コンスタントに10万円を超えるようになってきた。『Audiostock専属クリエイター』になった。YouTubeチャンネル登録者が1万人を突破。会社では成り行きでリソースマネージャー部会の議長になる。

【2020年】ストック収益のみで毎月10万超え

コロナウィルスの流行による不況とは裏腹に収益が増加してストック収入だけで毎月コンスタントに10万円を超えるようになった。YouTubeチャンネル登録者が1.5万人を突破。

【2021年 現在】収入増加、仕事がいっぱい来る

直接依頼の件数が増加。ストック収入のみで10万円以上+直接依頼のギャラで毎月20~30万くらいの収益になってきた。ブログでの収益報告をやめてnoteに書き始めた。


ゲーム音楽が好きなのでコンシューマーゲームの音楽制作ができて本当にうれしいです。

他にもいろんな仕事を担当させていただいてます。ありがたいかぎり。

まとめ

まともに収益化できるようになったのは2017年ごろ、4年前くらいかな?という感じもするし、2013年あたりからすでに布石ができていたようにも見えるし、なんなら小学生の頃からやってることが変わらないようにも見えます。笑

いずれにしても今まで自分がやってきたことの集大成が今だというのだけはよく分かりました。「続けること、やめないこと、積み重ねること」がとても重要なんだなーと、改めて実感した次第です。

それでは本日のつぶやきはここまで。最後まで読んでくださってありがとうございました!

有料マガジン「リーマン兼業音楽家さくま氏のひとり議事録」では自分の活動や戦略、具体的な数字などをいろいろ書いていますのでよかったらチェックしてみてくださいね。ひとり議事録なので色々と赤裸々に書いております。


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