見出し画像

【PowerPoint】オススメのプレゼン用フォント [Windows]

今回のポイント

・WindowsはMacに比べて良いフォントが少ない
・和欧混植でも問題ないフォントの組み合わせを示す
・筆者のオススメは 和文「源真ゴシックP」 欧文「Roboto

OS・バージョン

・Windows 10
・PowerPoint 2016

Windows 10 のフォント状況

WindowsはMacと比べて良いフォントが少ないと言われています。

Macは「ヒラギノ角ゴ」「Helvetica」というフォントがデフォルトでインストールされており,これらを使えば間違いないと思います。

一方Windowsではそのような絶対的なフォントはありません。

プレゼンに適するフォントとは

スライド7_triming

組み合わせを見ていく前に「プレゼンに適するフォント」とは何か考えていきます。

プレゼンでは「可読性」や「視認性」が重要視されます。そのため,明朝体よりゴシック体の方が適しているでしょう。

なお,明朝体を全く使ってはいけないということではなく,アクセントとして使うのはアリかと思います。

ゴシック体にも色々ありますが,細すぎると遠くからスライドを見た時に見えないのである程度の太さが要求されます。

それらの点を踏まえた上で,私がオススメする「プレゼンに適する」フォントの組み合わせを見ていきましょう。もし気に入った組み合わせがあったらテーマのフォント(前回の記事参照)に設定してみて下さいね。

フォント組み合わせ例

------- デフォルトフォント編 -------

① 和文「游ゴシック」欧文「Arial」

スライド1

デフォルトの「游ゴシック Light」は悪くはないのですが,プレゼンに使うにはやや細い印象です。最近流行りのフラットデザインを取り入れたかった感がありますね。游ゴシックを使う場合はMediumBoldが良いと思います。

欧文は「Arial」を採用してみました。デフォルトの「Calibri」は游ゴシックと比べて小さすぎるので変更しました。和文フォントと欧文フォントを組み合わせる際は「大きさ/太さ/雰囲気」などフォント同士の相性が重要です。

② 和文「メイリオ」欧文「メイリオ」

スライド2

割とよく見るフォント「メイリオ」。太くて見やすいというメリットがあります。メイリオはややクセの強い形をしたフォントなので使い方には注意しましょう。私は游ゴシックの方が好きです。また,使用率が高いのでオリジナリティを出したいなら使わない方が良いでしょう。

メイリオの欧文部分は欧文フォント「Verdana」をカスタマイズしたものなので,欧文フォントもメイリオを採用しました。

その他「MSP ゴシック」は見た目があまり美しくない,「HGP創英角ゴシックUB」は太すぎるなどの理由で選んでいません。

------- フリーフォント編 -------

➂ 和文「源真ゴシックP」欧文「Roboto」(筆者イチオシ!)

スライド3

私が普段スライドを作る際に使っている組み合わせです。「源真ゴシックP」「Roboto」のどちらもフリーフォントでありながらクオリティが高いです。

源真ゴシックP」はプロポーショナルフォントなので,文字詰めの設定がされています。そのため,スペースに限りがあるスライド作成に適しています。また,全角カッコを使用した際にできるスペースを詰めてくれるのが地味にありがたいです。

なお,フリーフォントを使用したスライドを他の人のPCで編集等を行いたい場合はフォントの埋め込みという作業が必要です。詳しくはこちらのページを参考にしてください。

ダウンロードは以下のリンクからできます。※zipファイル
源真ゴシックPは解凍後のフォルダ内の「GenShinGothic-P-**」が該当します。

Robotoのダウンロード・インストールはやや分かりづらいのでこちらの記事を参考にしてください。

おまけ
------- 有料フォント編
-------

➃ 和文「AXIS」欧文「AXIS」

スライド4

私が好きなフォントです。有料フォントなので基本的に自分のPCでしか使えません。パワポに埋め込みができるようになったら是非ともプレゼンでも使いたいですね...

雑誌のために作られたフォントだけあって非常にクオリティが高いです。少々高いのがネックですが,気になる方は購入してみてください。

まとめ

Windowsには絶対的なフォントがない 

選択肢の余地が十分にある!

今回紹介したフォントはあくまで私の個人的な意見です。あなたならではのフォントの組み合わせを探してみるのも面白いかもしれませんね。こだわっていきましょう。

プレゼンフォント例

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?