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【覚えておきたいお葬式マナー】 お葬式に参列時の服装マナー
これまで、お葬式に参列時のお香典にまつわるマナーや
ふくさのマナーをお伝えしてきましたが、
今回は服装についてのマナーです。
ブラックフォーマルのイメージはあると思いますが、
小物類や素材にまで細かなルールがあるのです。
あまり出番のない服なので、クローゼットや箪笥の奥で
出してみたら虫食いやカビが!! なんてことも
よくあるんだそうです。
ルールやマナーを再確認するとともに、
お手持ちの服の状態を確認しておくのも重要かもしれませんね!
男女別の服装マナー
ジェンダーフリーが叫ばれる昨今では、服装選びも自由に
なってきて、制服も男女差が無くなりつつありますよね。
細かなマナーが多く伝統色の強い冠婚葬祭はまだまだ男女差があります。
今後更に自由になっていくと思われますが、
今回は男女別、子供の場合に分けて服装マナーをご紹介いたします!
![](https://assets.st-note.com/img/1681442284337-ja8BKmz9Hq.jpg?width=800)
<男性>
礼服(黒の濃いもの) + 白シャツ
黒ネクタイ
黒ソックス
黒で無地の革靴
上記が基本のスタイルです。
基本的にはシャツ以外は黒のもの、
革靴はスエードやエナメル製のものはNGです。
アクセサリーに関しては、ネクタイピンや結婚指輪以外の物はNGです。
鞄を持つ際は、黒無地の物を選びます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681443321916-0ojWwouak2.jpg?width=800)
<女性>
礼服用の黒のワンピースやアンサンブル、和装など
インナーは黒ブラウス
スカートの場合は膝丈、黒ストッキング
靴は黒のパンプスが基本で、
ヒールの高さは3cm~5cm程度の太いデザインのものバッグは黒の合皮や布の物
アクセサリー類は、結婚指輪、パールの一連ネックレス、パールの
イヤリング等であればOKです。
小物類は黒の物で、装飾品のないベーシックな物を選びます。
肌の露出の多い服装はNGとされますが、
ストッキングは厚すぎるもの、タイツなどはNGです。
30デニール程度が良いとされており、真冬でも60デニール程度とされます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681446124051-Et0LpUJ4GA.jpg)
<子供>
制服を持っている学生の場合は、制服を着用
ネクタイやリボンの色味は暗めの色に変更する
子供の場合は、靴下まで全体的に暗めの色味にする
子供の場合は、半ズボンやポロシャツでもOK
靴は黒や白の派手すぎないスニーカー
![](https://assets.st-note.com/img/1681446402061-WImSfnopES.jpg?width=800)
全体的な服装の注意点
男女、子供別に基本的なスタイルをご紹介しましたが、
共通して注意するポイントがあります。
殺生をイメージする "毛皮" の使用は避ける
華美な装飾品が付いているものはNG
全体的に、黒(子供は暗めの色味)でまとめる
平服の指定があった場合は?
訃報の連絡やお葬式の案内状の中で、
「平服でお越しください」など平服を指定されている場合があります。
平服というのは、日常的に着用する洋服の事を指しますが、
法事における「平服」は普段着という訳ではありません。
冠婚葬祭で言われる「平服」は、準礼服をカジュアルダウンした服装
の事を指していると思っていると安心です。
法事の場合、平服と言っても「喪服」が基本です。
喪服は故人様やご家族への追悼の意を表すもの。
平服の指定があった場合でも、略喪服を心がけましょう。
ダークカラーのスーツや、ワンピースなどが
法事における平服となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1681447655159-hdf8L9GXia.jpg?width=800)
昔は、突然の訃報に駆け付けたという意を表して
地味な平服でお通夜に参列するのがマナーだったそうです。
現在では、訃報からお葬式まで時間がある事が多いので
ブラックフォーマルでの参列が基本になっています。
突然舞い込むことの多い訃報。
いざという時の為にも、マナーやお手持ちの服の状態を
今一度確認しておきたいですね。
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