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全てが不利な状況でサメから逃げ切れるのか「ロスト・バケーション」

「ロスト・バケーション」
滅茶苦茶面白いです。サメと女性一人しか主要キャラクターはおらず、会話も少ないですが、その分他のことに割く時間が無いため、常にサメのジリジリとした恐怖を楽しめます。

これまで見て来た中でも一番僕が観て欲しいサメ映画です。他のホラーでは味わえない、サメ映画独自の怖さが最も出ている映画だと思います。

予告

あらすじ

医学生のナンシーは休暇を利用し、母が昔いた秘密のビーチを訪れる。地形、波、風。すべてが完璧だった。母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となるための勉強漬けの日々から解放されるナンシー。そんな彼女の最高の休暇が一転、恐怖に支配される。一匹の巨大な人喰いサメが彼女に襲いかかった。足を負傷し、大量に出血しながらも、無我夢中で近くの岩場に泳ぎ着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る。極限の恐怖にさらされながらも、ナンシーは冷静に生き残るためのプランを練り始める。医学の知識を生かし、着用していたラッシュガードを使い止血。サメの動きのパターンを解読。生存へのリミットが刻一刻と迫る中、彼女が選んだ究極の決断とは―?

この記事のあらすじを引用させていただきました。

観て欲しいポイント

一つ目「サメ」

やはりサメ映画と言うのですからこの映画のサメのポイントを紹介していきます。まずは、出てるのが冒頭30秒とそれから映画が始まって20分ぐらいたった後なんです。少し出番が遅いかなとも思ますが、途中に海から主人公を覗くアングルなどもあり、20分を苦痛に感じることはありませんでした。

サメがビーチに現れる理由もしっかりしていて、死んだクジラの血を辿って来ており、無理やりな設定ではなく疑問なく映画を観れるというのもこの映画の良いところだと思います。

そして、この映画のサメは出てくるタイミングは常に恐怖で、しっかりと姿を現すときは常に、サブキャラを一撃で仕留める時か、視聴者に恐怖を与える時だけなんです。最後には主人公との一騎打ちで全体像が見えるのですが、そんなにデカかったんかとビックリしました。

二つ目「キャラクターの死」

この映画では主要キャラクターはサメと主人公ですが、それだけだとサメの怖さでもある「喰われる恐怖」がないかと思われるかもしれまでんが、そんなことはありません。もちろん喰われます。とは言っても、観て欲しいので誰とはここでは書くのをやめておきます。
しっかりとサメは仕事をしていて犠牲になるのは3人だけですが、それぞれ殺し方は3通りで同じ演出は無く、とても観ごたえのあるシーンでした。

最後に

個人的に何故かこの映画を観終わった後、改めて設定のせいかノンフィクションかなと一瞬思ったんです。もちろんそんなことは無いのですが、サメと主人公の生きるという行動にリアリティを感じられたからだと思いました。

夏、もう後半ですがサメ映画をみるなら絶好の季節だと思うので、ぜひホラー映画を観まくって恐怖を求めている方がおられましたら、U-NEXTで配信中なので、ぜひ観てください。

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