ゲンロンSF創作講座6期第2回梗概その1
中川 朝子「風を痛む」
「痛みに耐えかねた住民は続々とQ地区を去る」とあるけれど、これはこの時期に地区を去る人が急増したのか、物語の開始時点で地区を去る人が多かったのか、どちらなのか気になる。前者であればその理由が必要になるし、後者であれば梗概の序盤に入れる情報な気が。
痛みを起こす風が飛翔を覚えた遺伝子の欠片、などのネタは良いけれど、ストーリーはわりとあっさり終わった印象。これだと20,000字いかないのでは、とも思う。別に20,000字いっぱい使わないといけないわけで